【刊行】UTCP Booklet 27: The Sublime and the Uncanny
2015年春にソフィア(ブルガリア)で開催されたシンポジウム「The Sublime and the Uncanny」の報告集が、UTCP Booklet 27: The Sublime and the Uncannyとして刊行されました。 続きを読む |
2015年春にソフィア(ブルガリア)で開催されたシンポジウム「The Sublime and the Uncanny」の報告集が、UTCP Booklet 27: The Sublime and the Uncannyとして刊行されました。 続きを読む |
3月19日(土)、パリ国際大学都市ハインリッヒ・ハイネ館にて、シンポジウム「日本における <フレンチ・セオリー>」(« French Theory » au Japon)が開催された。本シンポジウムは、国際哲学コレージュ(CIPh)の主催、首都大学東京およびUTCPの共催によるものであり、UTCPからは3名(小林康夫、桑田光平、大池惣太郎)が参加した。 続きを読む |
齋藤元紀編『連続講義 現代日本の四つの危機 哲学からの挑戦』が出版されました。 本書にはUTCPセンター長の梶谷真司と、元UTCP特任助教の西山雄二氏(現首都大学東京准教授)が寄稿されています。 続きを読む |
2015年の3月2日(月)から4日(水)にかけて、ソフィア大学(ブルガリア)にて国際シンポジウム「崇高と不気味なもの」が開催された。本シンポジウムは、ソフィア文学理論セミナー、ソフィア大学文化センター、およびUTCPの共催により、ソフィア大学と東京大学のメンバーを中心に開催されたものである。 続きを読む |
去る2015年1月24日、UTCPシンポジウム「新たな普遍性をもとめて――小林康夫との対話」が開催されました。本シンポジウムではかつてUTCPに在籍した若手・中堅研究者が登壇し、UTCPの小林康夫氏と対話をいたしました。以下において、対話役を務めた方からの報告を掲載いたします。 続きを読む |
2015年1月24日、UTCPシンポジウム「新たな普遍性をもとめて――小林康夫との対話」が開催された。UTCPの拠点リーダーを務めてきた小林康夫の退官記念イベントで、UTCPに在籍した若手・中堅研究者が登壇し、対話の相手役を務めた(筆者は総合司会を担当)。 |
2013年10月22日、国際哲学コレージュ・プログラム・ディレクターのジェローム・レーブル(Jérôme Lèbre)氏を迎えて、セミナー「リオタールとヘーゲル──争異と弁証法的差異」が開催された。 続きを読む |
2013年3月26日(火)に、東京大学駒場キャンパスにて、ワークショップ「人文学と制度」が開催された。本ワークショップは、先頃刊行された西山雄二編『人文学と制度』(未來社、2013年)の合評会というかたちで、人文学の今日的な意義とその将来性を描き出すことを目的としたものである。 続きを読む |
2013年3月に、セミネール「哲学の(非)理性的建築としての大学(L’université comme architecture (ir)rationnel de la philosophie)」がパリ国際哲学コレージュで開催された。 続きを読む |
2013年3月15日(金)・16日(土)に、パリで国際シンポジウム「カタストロフィの哲学」が開催された。本シンポジウムは、西山雄二(首都大学東京/国際哲学コレージュ)とジゼル・ベルクマン(国際哲学コレージュ)の両氏を中心に、首都大学東京、国際哲学コレージュ(CIPh)、東京大学・共生のための国際哲学研究センター(UTCP)、パリ日本文化会館(MCJP)の共催によって行なわれたものである。 続きを読む |
2012年3月5日、グローバルCOEとしてのUTCPを総括する若手研究者の集いを開催しました。題して、ファイナルシンポジウム2012「カタストロフィーと共生の哲学」です。 続きを読む |
UTCPを巣立って新天地で活躍されている六名の方にUTCP Juventus特別篇としてブログ執筆をお願いしました。題して、UTCP Juventus Afterwardです。初回は西山雄二さん(フランス思想)です。 続きを読む |
2010年のUTCPメンバーによるパレスチナ/イスラエルへの旅の記録を、西山雄二さん(首都大学東京)に、映像作品「どこにもない場所のための祈り / Prayers for the Non-Place」として編集してもらいました。2008年のアルゼンチン編の新版と合わせて公開します。 続きを読む |
エマニュエル・レヴィナスによる『倫理と無限──フィリップ・ネモとの対話』が、筑摩書房(ちくま学芸文庫)より刊行されました。訳者は、西山雄二さん(首都大学東京、元UTCP特任講師)です。 続きを読む |
2010年3月27日、東京大学駒場18号館ホールにて、映画「哲学への権利 ― 国際哲学コレージュの軌跡」の上映がおこなわれ、討論会がボヤン・マンチェフ(新ブルガリア大学、国際哲学コレージュ副議長)、ジゼル・ベルクマン(国際哲学コレージュ・プログラム・ディレクター)、小林康夫(UTCP)、西山雄二(UTCP)によって実施された。桜が咲き始めたものの花冷えする気候のなか、210名ほどが集まる盛会となった。 続きを読む |
2010年2月から3月にかけては、日本各地、フランス、韓国と疾風怒涛の旅の日々だった。拙ドキュメンタリー映画「哲学への権利――国際哲学コレージュの軌跡」が各地で巡回上映され、おかげさまで好評を博している。 映画HP(映画の概要、上映情報、報告など)⇒ http://rightphilo.blog112.fc2.com/ 続きを読む |
2010年3月3日、韓国・延世大学にて国際ワークショップ「批評と政治」が実施された。これまでも延世大学韓国学術研究院とUTCPは、主に若手中心で共同主催でワークショップを2回実施しており、今回で3回目を数える。 続きを読む |
2010年2月15日、パリ行の飛行機に乗り込み、フランスでの映画『哲学への権利——国際哲学コレージュの軌跡』の上映・討論会の旅に出発した。 続きを読む |
昨年、ドキュメンタリー映画「哲学への権利――国際哲学コレージュの軌跡」を製作し、現在、各地で巡回上映中である。 映画HP(映画の概要、上映情報、報告など)⇒ http://rightphilo.blog112.fc2.com/ 続きを読む |
パリ第8大学と東京大学はここ数十年間、学術交流を積み重ねてきたが、2009年12月19日、学長や副学長など要職の方々とともにシンポジウム「大学における人文科学の未来」が開催された(主催責任:Patrick De Vos, Pierre Bayard. 後援:東京大学フランス語・イタリア語部会)。一日の記録を網羅的に報告することは避け、個人的関心をそそられた点に限って定点観測風の報告を記しておく。 続きを読む |
ドキュメンタリー映画『哲学への権利――国際哲学コレージュの軌跡』は2009年9月にアメリカ東海岸の4つの大学で上映され、討論会が開催されました。その記録をもとに映像作品を制作しました。 続きを読む |
11月第4週目、行政刷新会議によって2010年度予算概算要求の無駄を洗い出す「事業仕分け」は後半に入った。11月25日は文部科学省の担当事業を対象とする「仕分け」がおこなわれた。筆者が傍聴した二つの事業の仕分けについて私的な報告を記しておきたい。 続きを読む |
学生の依頼と発意により自由研究ゼミ「いま、知の現場はどこにあるのか——大学、批評、出版、書店」(担当:西山雄二)が冬学期木曜5時限目(16.20-17.50)に開催されています。 続きを読む |
2009年9月28日、若手研究者らが中心となって、UTCPと延世大学は国際ワークショップ「人文学と公共性」を開催した。政治、形式、歴史、国家制度という異なる視座から人文学のあり方を問うことで、人文学がいかなる公共空間を創出するのかが浮き彫りとなった。 続きを読む |
学生の依頼と発意により自由研究ゼミ「いま、知の現場はどこにあるのか——大学、批評、出版、書店」(担当:西山雄二)が冬学期木曜5時限目(16.20-17.50)に開催されます。UTCPでの共同研究「哲学と大学」の続編に相当し、今度はむしろ学部学生との教育的な協同作業となります。履修者でなくとも毎回、聴講自由ですで、関心のある方はご参加ください。 続きを読む |
イサカを発って5時間後、日暮れの大都市ニューヨークのネオンサインの風景のなかにバスが吸い込まれていった。翌日から再び、映画「哲学への権利」の上映と討論会がニューヨーク大学から始まる。 続きを読む |
衆議院選挙で民主党の歴史的勝利が達成された翌日、映画「哲学への権利――国際哲学コレージュの軌跡」の上映と討論会のために、晩夏の台風のなか、アメリカ東海岸に旅立った。 続きを読む |
2009年7月31日、『現代思想』誌2009年7月号(特集=人間/動物の分割線)を基本文献として、UTCPワークショップ「人間と動物の共生」が開催された(司会:西山雄二)。夏休み前のUTCP最後のイベントである。 続きを読む |
本年もまた、夏休み期間中に、UTCPの若手研究者たちが研究プロフィールをブログで連続掲載することになりました。ひとりひとりが各自の研究テーマ、いままでの仕事、今後の展開などを自由に綴っていきます。初回は特任講師の西山雄二(フランス思想専攻)が担当します。 続きを読む |
脳科学の知見を社会に開放し、自由に議論できる場を設けようと、本年4月から「脳カフェ」が開始され、すでに3回を数えている。発起人であるUTCP研究員の中尾麻伊香さんに「脳カフェ」の成果と可能性をうかがった。 続きを読む |
2009年7月7日、中島隆博の中期教育プログラム「哲学としての現代中国」の最終報告会「哲学・翻訳・救済」がおこなわれた(司会:井戸美里)。報告会は、中島のUTCPでの教育研究活動の成果が哲学のアクチャリティという課題のもとに凝縮された近著『哲学』(岩波書店、2009年)の合評会という形でなされた。 続きを読む |
2009年7月3日、フランソワ・ヌーデルマン(François Noudelmann パリ第8大学)による講演「Le toucher des philosophes」がおこなわれた。ヌーデルマンはフランス・キュルチュール局で哲学のラジオ番組「哲学の金曜日Les Vendredis de la Philosophie」のパーソナリティーを毎週務めているが、いつもの歯切れのよい語り口で聴衆を飽きさせなかった。 |
夏の暑気が感じられる六月末の午後、「ル・モンド・ディプロマティーク」などに寄稿するフランス人ジャーナリスト、エミリー・ギヨネ(Emilie Guyonnet)さんの取材を受けた。 |
中島隆博が担当する中期教育プログラム「哲学としての現代中国」は、今学期、大学院ゼミの枠「共生のための国際哲学演習VII」として日本思想に関する活動をおこなっている。本ブログにてその内容を順次掲載していくことにする。 続きを読む |
孤独にはいったいいくつの種類の孤独があるのだろうか。パリに留学していた時に、その後パリに一時滞在する度に浮かんでくる問いだ。 続きを読む |
昨日4月23日、欧州連合エラスムス・ムンドゥス「ユーロ・フィロソフィー」の一環としてエティエンヌ・バンブネ氏の講演「メルロ=ポンティにおける自然と人間」がUTCPで実施された。講演の報告は後日掲載することにして、画期的なエラスムス・ムンドゥスに関する感想をさしあたり記しておく。 続きを読む |
2009年4月16日、ジュンク堂書店新宿店にて、『UTCP叢書3 哲学と大学』(未來社)の刊行記念トークイベント「哲学と大学―大学において私たちは何を希望することを許されているのか」が実施され、熊野純彦(東京大学)と西山雄二(UTCP)が登壇した。 続きを読む |
UTCP Bookletシリーズの第10冊目、Philosophie et Éducation II: Le droit à la philosophieが出版されました。 ご希望の方には、UTCPの事務室に来ていただければ、1人につき1部お渡しすることができます。部数は限られていますので、ご了承ください。 続きを読む |
「どこの大学から来たんですか?」「学部はフランスのポワティエ大学で、大学院に入ってからはプラハのカレル大学、ベルギーのルーヴァン大学、今月は日本の法政大学で、最後はフランスのトゥールーズ大学で修士論文を提出する予定です」──欧州連合エラスムス・ムンドゥスに参加する学生の答えだ。 続きを読む |
本日をもってUTCPの2008年度の活動がすべて終了しました(本ブログ末尾に2009年1-3月の活動記録を掲載)。登壇して発言された方、直接会場に足を運んでくださった方から自宅でウェブ・ページを閲覧している方に至るまで、2008年度のUTCPのイベントに「参加」していただいたすべての人々に心から感謝申し上げます。 |
「エラスムスで来ているんですか?」――私がパリに留学中に何度も聞いたセリフだ。実際に、周りの多くの若者がエラスムス制度でフランスに短・中期間留学していた。 |
短期教育プログラム「哲学と大学」はこれまで5回の研究会とシンポジウムおよびワークショップを実施し、当初の予定を終了しました。その成果が『UTCP叢書3 哲学と大学』(未來社、2009年)として来週刊行されます。巻末には、「哲学と大学」に関連するコメント付きの詳細な参考文献リストを付しました。 続きを読む |
2009年2月16日、ソウルの延世大学にてワークショップ「政治的思考の地平」が韓日の若手研究者によって開催された。民主主義やフェミニズムといった理念の未来から、パレスチナや朝鮮半島における分断の現在的問題、そして、歴史の根源の哲学的考察にいたるまで、政治的思考の過去・現在・未来を対象とする共同討議である。 |
2009年2月15日、ソウルの研究空間スユ+ノモにてワークショップ「人文学にとって現場とは何か」が開催された。〈スユ+ノモ〉のみなさんの入念な準備と配慮のおかげで、実に楽しく素晴らしい内容の会となった。 続きを読む |
「研究空間スユ+ノモ」とのワークショップ「人文学にとって現場とは何か」が終了した。「スユ+ノモ」のみなさんの入念な準備と配慮のおかげで、実に楽しく素晴らしい内容の会となった。深く感謝する次第である。 続きを読む |
早朝、早尾貴紀、森田團、大竹弘二(UTCP)、國分功一郎(高崎経済大学)とともに飛行機に乗り込み、ソウルに向かう。ソウルの気温は思った以上に穏やかで寒さを感じない程度だ。到着後、明日開催されるワークショップの打ち合わせのために「研究空間スユ+ノモ」を訪問した。 続きを読む |
2009年1月9日、エディ・デュフモン(ボルドー大学)による日本思想セミナー「パロディと政治:中江兆民と『三酔人経綸問答』をめぐって」がおこなわれた。デュフモンは中江兆民におけるパロディの精神の意義をルソーのそれと比較しつつ、その政治的な戦略性を明るみに出そうとした。 続きを読む |
1月24日夜、クリストフ・ビダンらが主宰するブランショ研究者のアソシエーション「Espace Maurice Blanchot」の会合がパリで開かれ、カナダ、フィンランド、ブラジル、韓国、日本のブランショ研究者が集まった。この団体には、日本からは郷原佳以さん(関東学院大学)と私が海外協力者として参与している。 続きを読む |
2009年1月22-24日、国際哲学コレージュとパリ第4大学(ソルボンヌ)の主催で国際シンポジウム「外の形象―ジャン=リュック・ナンシーをめぐって〔Figures du dehors – autour de Jean-Luc Nancy〕」がパリで開催された(主催責任者:ダニエル=コーエン・レヴィナス、ジゼール・ベルクマン)。連日100人以上の聴衆が詰めかける盛会となった。以下、最終日24日に参加した限りでの報告を記しておく。 続きを読む |
参議院議員(民主党)・広田一氏がUTCPを来訪され、西山雄二が応対した。来週から補正予算案が参議院で審議されるのだが、若年研究者の正規就業支援事業費に関するヒアリング調査のためである。 続きを読む |
12月25日、UTCPワークサロン「政治化する思考をめぐって―2008年を総括する」が開催され、UTCPの活動を牽引してきた小林康夫と中島隆博が、その今年度の活動を振り返りながら、「政治と哲学」の問題を総括系に討議した。 続きを読む |
UTCP国际论坛“教育与哲学—对哲学的权利”第二天以“各国有关高等教育的情况与人文学之未来”为题在巴黎的国际哲学学院举行,来自意大利、日本、法国、阿根廷的研究者进行了发表和讨论。(会议主持人:小林康夫) 続きを読む |
UTCP国際フォーラム「哲学と教育―哲学への権利」の第2日目「高等教育をめぐる各国の事情と人文学の未来」はパリの国際哲学コレージュで開催され、イタリア、日本、フランス、アルゼンチンの研究者が発表と討議をおこなった(司会:小林康夫)。 |
UTCP国际论坛“教育与哲学—对哲学的权利”第一天以《制度、教育、评价》为题,由藤田尚志(日本学术振兴会)、桥本一径(东京大学)、津崎良典(大学)在巴黎高等师范学校进行了发表。(会议主持人:西山雄二) 続きを読む |
UTCP国際フォーラム「哲学と教育―哲学への権利」の第一日目は、《制度、教育、評価》と題して、藤田尚志(日本学術振興会)、橋本一径(東京大学)、津崎良典(ストラスブール大学)の三氏がパリ高等師範学校で発表を行なった(司会:西山雄二)。 続きを読む |
ジャック・デリダらが1983年に創設した国際哲学コレージュに、フランス政府からその存続の危機を脅かす圧力がかけられている。 続きを読む |
フランスの高校においては哲学が必修科目であり、最終学年になると文系理系を問わず、高校生は週に4-8時間の哲学の授業を受ける。世界的に見て例外的な、フランスの高校における哲学教育はどのように実施されているのだろうか。 続きを読む |
2008年に入り、小林多喜二の『蟹工船』がとくに若者を中心にブームになっている。小林の没後75年の今年、60万部の売上を記録しており、SABU監督、松田龍平主演で映画化も決定した。現代の「ワーキングプア」と『蟹工船』の労働者の過酷な労働状況の類似性に共鳴する読者が多いのだという。 続きを読む |
9月の国際哲学コレージュ取材に引き続き、国際フォーラム「哲学への権利」を開催するために再びパリに滞在している。パリは例年以上に寒い日が続いており、今日は早くも粉雪が舞った。 続きを読む |
2008年10月14、22、28日、ピエール・バイヤール氏(パリ第8大学)による連続セミナー「極限のエクリチュール」が表象文化学科とUTCPの共催で開催された(司会:小林康夫、パトリク・ドゥ・ヴォス)。 続きを読む |
2008年10月6-7日,布宜诺斯艾利斯大学与国际哲学学院、UTCP、加拿大大使馆文化部共同主办的国际专题讨论会“大学的哲学 合理性之争”在阿根廷国立图书馆召开。 |
2008年10月6-7日、ブエノスアイレス大学と国際哲学コレージュ、UTCP、カナダ大使館文化部の共催で、国際シンポジウム「大学の哲学 合理性の争い」がアルゼンチン国立図書館で開催された。 続きを読む |
2008年10月1-3日,在有“南美的瑞士”之称的巴利洛切召开了第九届国际哲学会议“元哲学”。UTCP的分组会“亚洲思考的多种可能性——另一种元哲学”于2日举行,小林康夫、中岛隆博、西山雄二进行了发表。(会议主持人:弗兰西斯科•纳西塔德) 続きを読む |
2008年10月1-3日、「南米のスイス」と呼称されるバリローチェで国際哲学会議第9回「メタ哲学」が開催された。2日にUTCPセッション「アジア的思考の複数の可能性――もうひとつのメタ哲学」が設けられ、小林康夫、中島隆博、西山雄二が発表をおこなった(司会:フランシスコ・ナイシュタット)。 続きを読む |
地球の反対側へと移動するとは、いったい、いかなる経験なのだろうか。小林康夫はパリに滞在した後にアトランタ経由で、中島隆博はニューヨークに滞在した後に、私は東京からダラス経由で彼の地に向かった――「南米のパリ」と呼ばれるブエノスアイレスへ。 続きを読む |
2008年9月19日、公開共同研究「哲学と大学」のワークショップ「大学の名において私たちは何を信じることを許されているのか」が50数名の参加者を得て開催された。(レジュメおよび音声データは本ブログ報告の末尾に掲載) 続きを読む |
この週末、カトリーヌ・マラブー、ジゼール・ベルクマン、フランソワ・ヌーデルマン、ボワイヤン・マンチェフのインタヴューが終了し、国際哲学コレージュに関する取材が無事に終わった。 続きを読む |
夏のヴァカンスが終わり、9月の新学期の慌ただしい賑わいを見せ始めているパリに短期滞在している。ジャック・デリダらが創設した研究教育機関「国際哲学コレージュ」の取材のためである。 続きを読む |
UTCPフランス語コース "Introduction au français académique" が、5月20日、6月10日、7月15日の日程で全3回開催された(西山雄二、藤田尚志、ミシェル・ダリシエ主催)。 続きを読む |
博士号を取得したものの就職先がない「高学歴ワーキングプア」たちが創設した、大衆に開かれた研究教育のための自律的な生活共同体「研究空間スユ+ノモ(Research Machine “Suyu+Trans”)」――8月1-2日、韓国・ソウルにて「研究空間スユ+ノモ」を訪問し、コ・ビョングォン講師らにインタヴュー取材をおこなった。 続きを読む |
2008年7月30日-8月5日、第22回世界哲学会議「いま、哲学を再考する」(The XXII World Congress of Philosophy: Rethinking Philosophy Today)が韓国・ソウル国立大学で開催されている。7月30-31日に参加したかぎりでの報告を記しておきたい。 続きを読む |
UTCP若手研究者の研究プロフィールをブログで連続掲載することになりました。ひとりひとりが各自の研究テーマ、いままでの仕事、今後の展開などを自由に綴っていきます。初回は特任講師の西山雄二(フランス思想専攻)が担当します。 |
『帝国』の著者アントニオ・ネグリは来日できなかった。 |
5月22日、早稲田大学生協ブックセンターで「大学の夜:条件なき大学」が開催され、岡山茂(早稲田大学教授)、藤本一勇(同)、西山雄二(UTCP)が登壇した。閉店後の書籍部が会場となって議論が交わされる異例の連続イベントである。 続きを読む |
5月14日,作为中期教育计划“时代与无意识”的一环,西山雄二氏(UTCP)做了题为《“1968年代”的余辉——“68年5月”的历史化与抵抗》的讲演。 続きを読む |
5月14日、中期教育プログラム「時代と無意識」の一環として、西山雄二氏(UTCP)による講演 《「1968年代」の残光――〈68年5月〉の歴史化と抵抗》 が行われた。 続きを読む |
2008年4月24日、ジュンク堂新宿店で、トーク・セッション「ジャック・デリダ―他者への現前 教育者として、被写体として、絆として」が開催され、鵜飼哲(一橋大学)と西山雄二(UTCP)が登壇した。『条件なき大学』(月曜社)および『言葉を撮る』(青土社)の刊行記念イベントである。 続きを読む |
「UTCPのブログ、読んでいます。今度、一緒にブック・フェアを企画しませんか」――東大駒場生協書籍部の辻谷さんに声をかけられたのは、晩冬のまだ冷たい北風のなかで梅の花が咲き溢れていた時節のことでした。 続きを読む |
ジャック・デリダ『条件なき大学』が西山雄二訳により月曜社から刊行されました。訳者による長文解説「ジャック・デリダと教育」が付されています。 続きを読む |
3月17日、水月昭道氏(立命館大学衣笠総合研究機構研究員、浄土真宗本願寺派僧侶)を招いて、ワークショップ「高学歴ワーキングプア―人文系大学院の未来」が開催された(司会:西山雄二)。 続きを読む |
アレクサンドル・コジェーヴといえば、1933年から39年までの6年間、パリの高等研究院において、後にフランス思想を代表することになる錚々たる面々――アロン、バタイユ、クロソウスキー、ラカン、メルロ=ポンティ、イポリット、ブルトン等々――が集っていた伝説的な『精神現象学』講義(出席者のひとりでコジェーヴの友人だった作家レイモン・クノーが『ヘーゲル読解講義』として編集刊行)を行ったことで知られるロシア人哲学者である。 続きを読む |
2008年2月23日、駒場キャンパスでUTCPシンポジウム「哲学と大学―人文科学の未来」が開催された(司会:宮崎裕助・西山雄二)。 続きを読む |
UTCP Bookletシリーズの第1冊目Philosophie et Éducationが出版されました。2008年1月8日にパリ・国際哲学コレージュで開催されたフォーラム 'Philosophie et Éducation'の記録集です。 続きを読む |
1月26日、東京外国語大学の老舗研究会WINCにて、「新自由主義状況における出版メディアと人文学」と題された会が催された。編集者3名が登壇して発表をおこなうことで、編集者と書き手(とくに大学人)の対話の場をつくろうという斬新な企画である。 続きを読む |
1月8日,在巴黎的国际哲学学院召开了UTCP与学院共同主办的论坛《哲学与教育 教、学——关于哲学与精神分析的教育》。这是继2006年11月第一届论坛之后的第二届,是由UTCP主导推动的计划。 続きを読む |
1月8日(火)、パリの国際哲学コレージュ(CiPH)にて、UTCPとコレージュ共催のフォーラム「哲学と教育 教えること、学ぶこと――哲学と精神分析の教育をめぐって」が開かれた。これは、2006年11月の第1回に続く第2回のフォーラムとして、UTCPの小林康夫と西山雄二の主導で進められてきた企画である。 続きを読む |
近年、日本の格差社会構造の深刻化とともに、非正規雇用やフリーター、ワーキングプアの実態がようやく知られるようになってきた。こうした不安定な生活は大学院での研究・教育生活そのものであるが、その構造を解明するはじめての新書、水月昭道『高学歴ワーキングプア 「フリーター生産工場」としての大学院』(光文社新書、2007年)が発売され、1ヶ月で早くも5刷を重ねている。大学院生と教員にとっての必読書である。 続きを読む |
2007年は、現代哲学の古典であり、その出発点であるヘーゲル『精神現象学』の刊行200年にあたる。世界各地でシンポジウムが開催され、雑誌特集や論集が刊行されている。 続きを読む |
11月13日,在据点负责人小林康夫的主题为“时代与无意识”的研讨班上,特任讲师西山雄二以其著作《作为抗议的文学——莫里斯·布朗肖的孤独、友爱、共同性》(御茶之水书房,2007年)为蓝本,做了题为《莫里斯·布朗肖与时代——从〈应来的书〉到〈书的缺席〉》的报告。 続きを読む |
11月13日、小林康夫拠点リーダーのセミナー「時代と無意識」の一環として、特任講師の西山雄二さんが、ご著書『異議申し立てとしての文学――モーリス・ブランショにおける孤独、友愛、共同性』(御茶の水書房、2007)を元にするかたちで、「モーリス・ブランショと時代――「来たるべき書物」から「書物の不在」へ」という表題で発表された。 続きを読む |
短期教育プログラム「哲学と大学―近代の哲学的大学論の系譜と人文知の未来」がスタートしました。第1回目(発表者:西山雄二)はビル・レディングズの『廃墟のなかの大学』(青木健・斎藤信平訳、法政大学出版局、2000年)を取り上げて、哲学と大学の歴史的関係を概観し、グローバル状況下における人文学の現状を考察しました。 続きを読む |
今秋から始動したグローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター(UTCP)」のオープニング・シンポジウムが10月21日(日)に東京大学駒場キャンパスで開催された。 |
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