Blog / ブログ

 

UTCP2008年度の活動終了―人文学にとってEvent(出来事)とは何か

2009.03.31 西山雄二, UTCP Permalink

本日をもってUTCPの2008年度の活動がすべて終了しました(本ブログ末尾に2009年1-3月の活動記録を掲載)。登壇して発言された方、直接会場に足を運んでくださった方から自宅でウェブ・ページを閲覧している方に至るまで、2008年度のUTCPのイベントに「参加」していただいたすべての人々に心から感謝申し上げます。

続きを読む

【報告】ワークショップ「乳房はだれのものか」

2009.03.31 内藤まりこ, UTCP Permalink

3月17日にワークショップ「乳房はだれのものか」が行われた。

続きを読む

【報告】石川文康「カントの歴史哲学―理念の歴史性をめぐって」

2009.03.31 └歴史哲学の起源, 森田團, 時代と無意識 Permalink

「時代と無意識」+UTCP短期教育プログラム「歴史哲学の起源」の合同演習として、2008年12月10日、東北学院大学から石川文康教授をお迎えして、講演会「カントの歴史哲学――理念の歴史性をめぐって」を開催した。

続きを読む

時の彩り(つれづれ、草) 063

2009.03.30 小林康夫 Permalink

☆ 林義正先生(台湾大学)

昨日、台湾大学で行われたシンポジウムから帰国。とはいえ、わたしは初日の基調講演を行って1日参加していただけで、シンポジウムは今日まだ続いている。

続きを読む

【報告】第11回社会科学の哲学円卓会議

2009.03.30 吉田敬, 脳科学と倫理 Permalink

 3月20日から22日まで、アメリカ・ジョージア州アトランタにあるエモリー大学で開催された第11回社会科学の哲学円卓会議に参加してきましたので、その報告をしたいと思います。

続きを読む

Dr. Sara Roy's Interview on Gaza Strip, by Radio and Net

2009.03.29 早尾貴紀 Permalink

Dr. Sara Roy's interview on Gaza Strip comes on the air by NHK Radio Japan, Tue. 31st March.

続きを読む

サラ・ロイさん講演、いくつかの報告とラジオ・インタヴュー(ウェブ放送も)

2009.03.28 早尾貴紀 Permalink

 サラ・ロイさんの来日講演・対談などの企画が終わり、ウェブ上でいくつか報告が出てきました。

続きを読む

【報告】 The 13th and 14th Tokyo Colloquium of Cognitive Philosophy (TCCP)

2009.03.27 筒井晴香, 脳科学と倫理 Permalink

Junichi Kushita and Shuhei Shimamura presented at the Tokyo Colloquium of Cognitive Philosophy (TCCP).

続きを読む

【旅日記】シナイ半島の歩き方 第1回 トゥール

2009.03.27 太田啓子 Permalink

3月9~23日の約二週間、エジプトを訪問した。目的は史料調査・図書収集だが、滞在期間のうち11~17日の一週間をシナイ半島の港町を訪れるのに費やした。文献史料ではおなじみの地域だが実際に訪れるのは初めてだったので嬉しく、心躍る旅だった。これから全5回に分けて道中のあれこれをブログ報告として記したい。シナイ半島を個人でまわりたいと考えている(奇特な)人には何か資するところがあるかもしれない。なお、とにかく移動時間が長い旅だったので私はずっとiPodでSHAKIRAの『Laundry Service』+「Hips don't lie」を聴いていた。気分を出したい人は聴きながら読んで下さい。

続きを読む

【報告】大竹弘二「政治神学的敵対の終焉をめぐって」

2009.03.27 └歴史哲学の起源, 大竹弘二, 時代と無意識 Permalink

「時代と無意識」+UTCP短期教育プログラム「歴史哲学の起源」の合同演習として、12月3日、大竹弘二の発表「政治神学的敵対の終焉をめぐって――カール・シュミットとハンス・ブルーメンベルク」が行われた。

続きを読む

欧州連合エラスムス・ムンドゥス「Euro Philosophy」、日本でスタート!

2009.03.23 └哲学と大学, 西山雄二, Humanities News Permalink

「エラスムスで来ているんですか?」――私がパリに留学中に何度も聞いたセリフだ。実際に、周りの多くの若者がエラスムス制度でフランスに短・中期間留学していた。

続きを読む

中期教育プログラム「脳科学と倫理」セミナー(5)第5回報告

2009.03.23 筒井晴香, └セミナー5:ハウザーを読む, 佐藤亮司, 脳科学と倫理 Permalink

中期教育プログラム「脳科学と倫理」の活動をご報告します。セミナー5 「ハウザーを読む」では、Marc D. Hauser の Moral Minds を講読しています。今回はその第4回報告、第3章の前半 (pp. 111-138) を検討します。

続きを読む

【報告】UTCP日本思想セミナー: Italian Fireflies into the Darkness of History

2009.03.23 中島隆博, 井戸美里, 日本思想セミナー Permalink

Prof. Michael F. Marra (UCLA) made his second presentation at the UCTP lecture series on Japanese intellectual history on December 2, 2008. The title was "Italian Fireflies into the Darkness of History".

続きを読む

【報告】サラ・ロイさんと徐京植さんとの対話——ホロコースト/植民地主義〈以後〉の世界の倫理

2009.03.23 早尾貴紀, セミナー・講演会 Permalink

 3月2日と4日に、サラ・ロイさんの講演および対談の企画がUTCPでもたれた。

続きを読む

UTCP叢書3『哲学と大学』刊行

2009.03.20 北川東子, └哲学と大学, 藤田尚志, 早尾貴紀, 宮崎裕助, 西山雄二, 出版物 Permalink

短期教育プログラム「哲学と大学」はこれまで5回の研究会とシンポジウムおよびワークショップを実施し、当初の予定を終了しました。その成果が『UTCP叢書3 哲学と大学』(未來社、2009年)として来週刊行されます。巻末には、「哲学と大学」に関連するコメント付きの詳細な参考文献リストを付しました。

続きを読む

【報告】ヴィクトル・I・ストイキツァ「カラヴァッジョの天使たち」

2009.03.19 荒川徹, セミナー・講演会 Permalink

2009年2月27日、美術史家ヴィクトル・I・ストイキツァ氏による講演「カラヴァッジョの天使たち」が行われた。コメンテーターにはストイキツァ氏と共同作業を続けている、アンナ・マリア・コデルク氏を迎えた。カラヴァッジョが1592-1602年に制作した作品群における天使の表象に注目し、そこにある現実性と聖なるものが結ぶ特殊な関係を問う試みである。

続きを読む

[Report] "Learning from the Holocaust"

2009.03.17 ナヴェ・フルマー, セミナー・講演会 Permalink

Reflections on Sara Roy’s Talk "Learning from the Holocaust and the Palestinian-Israeli Conflict" (March 2, 2009)

“It is important to understand the very real differences in volume, scale, and horror between the Holocaust and the [Israeli] occupation and to be careful about comparing the two, but it is also important to recognize parallels where they do exist.”
続きを読む

【報告】UTCPワークショップ "Philosophy of Perception: Being in the World"

2009.03.13 村田純一, ジョン・オデイ, 小口峰樹 Permalink

3月5日から7日にかけての3日間、哲学者と認知科学者との共同討議を目的とした知覚哲学に関するワークショップが開かれました。以下この時の様子を簡単に報告しておきます。

続きを読む

【報告】大貫隆「イメージの星座―イエスとパウロ」

2009.03.12 小林康夫, 大貫隆 Permalink

3月3日、アドミニストレーション棟学際交流ホールにおいて、東京大学大学院総合文化研究科教授でUTCP事業推進担当者でもある大貫隆先生の最終講義が行われた。天候の悪いなか――夜には雪になるという予報であった――、およそ200人の聴衆が集まり、たちまちのうちに学際交流ホールは満席となった。

続きを読む

【報告】UTCPセミナー「来るべき精神分析のプログラム」

2009.03.12 小林康夫, 時代と無意識 Permalink

去る1月14日、精神分析家/精神科医の十川幸司氏をお招きし、「来るべき精神分析のプログラム」と題する講演を行っていただいた。脳科学や医療技術が飛躍的に発達し、精神分析の治療的効果がますます問題視される現在において、精神分析はどうあるべきなのか、また、精神分析は今後どのような方向に進むべきなのか。

続きを読む

【報告】国際ワークショップ“The Formation of Perso-Islamic Culture: The Mongol Period and Beyond”

2009.03.11 諫早庸一 Permalink

3月1日、東京外国語大学にて国際ワークショップ“The Formation of Perso-Islamic Culture: The Mongol Period and Beyond”が行なわれ、発表者として参加させていただいた。

続きを読む

[Report] Seminar: Print and Popular Culture

2009.03.10 └イメージの作法, 井戸美里, 河村彩 Permalink

On March 2 in 2009, IDO Misato, SAKAGUCHI Sayaka and KAWAMURA Aya participated in the course “Print and Popular Culture” offered by the department of Art History and Communication Studies of McGill University in Montreal, Canada.

続きを読む

中期教育プログラム「脳科学と倫理」セミナー(5)第4回報告

2009.03.09 └セミナー5:ハウザーを読む, 佐藤亮司, 脳科学と倫理 Permalink

中期教育プログラム「脳科学と倫理」の活動をご報告します。セミナー5 「ハウザーを読む」では、Marc D. Hauser の Moral Minds を講読しています。今回はその第4回報告、第2章の後半 (pp. 85-110) を検討します。

続きを読む

時の彩り(つれづれ、草) 062

2009.03.06 小林康夫 Permalink

☆ 春の光Ⅱ(サラ・ロイさん)

前回の続き。大貫先生の最終講義を挟んで、月曜にサラ・ロイさんの講演会、そして水曜に彼女と徐京植さんとの対話の会が開かれた。

続きを読む

時の彩り(つれづれ、草) 061

2009.03.05 小林康夫 Permalink

☆ 春の光Ⅰ(ストイキツァさんと大貫先生)

2月は煉獄の季節で年度末のさまざまな業務に忙殺されているあいだブログを書かなかったことにいま、ようやく気づいた、という次第。週末をはさんでだが、4日連続のイベントも終わって、わたしとしても一息ついて、見上げると空は春の光で満ちている。

続きを読む

UTCPブックレット6 『世俗化とライシテ』

2009.03.05 羽田正, 中島隆博, 世俗化・宗教・国家, 出版物 Permalink

UTCP Bookletシリーズの第6冊目、『世俗化とライシテ』が出版されました。

UTCPでは2008年11月23日から12月2日までフランスにおけるライシテ研究の第一人者であるジャン・ボベロ氏をお招きし、2つの講演会と、シンポジウム「21世紀世界ライシテ宣言とアジア諸地域の世俗化」を開催しました。本書はその成果をまとめたものです。

ご希望の方には、UTCPの事務室に来ていただければ、1人につき1部お渡しすることができます。部数は限られていますので、ご了承ください。

続きを読む

[Report] Workshop: Image as History

2009.03.03 └イメージの作法, 井戸美里, 河村彩 Permalink

The conference ‘Image as History’ was held on February 27th in University of Ottawa. Three members from Ways of Image, one of the 短期教育プログラム(Short-Term Educational Programs) at UTCP, IDO Misato, SAKAGUCHI Sayaka and KAWAMURA Aya, presented their papers in a panel session, along with Professor Eric Allina-Pisano, who teaches African History at the University of Ottawa. This conference was organized by Viren Murthy (Department of History, University of Ottawa), who visited UTCP last summer for his research, in cooperation with Kouky Fianu from the University of Ottawa’s program of Medieval and Renaissance Studies.

続きを読む

【報告】「多層・多様・多元」に向けて―中期教育プログラム報告会(2008年度冬学期)

2009.03.01 UTCP Permalink

UTCPでは現在,4つの中期教育プログラム「脳科学と倫理」「時代と無意識」「哲学としての現代中国」「世俗化・宗教・国家」が同時に進行しています.2009年2月18日,この4つの中期教育プログラム合同で中間報告会を開催しました.タイトルは「多層・多様・多元」に向けて,です.

続きを読む

Recent Entries


↑ページの先頭へ