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梶谷真司 邂逅の記録117 学校が変わる時~内と外から見た教育改革の実践

2021.10.11 梶谷真司 Permalink

哲学対話はもともと「子どものための哲学」の手法の一つであり、学校教育の中で生まれ、発展してきた。したがって学校教育の改革にとってどのような役割を果たしうるのかは、哲学対話にとって最も重要な試金石の一つである。
私自身は、特定の学校に継続的に関わることはあまりしてこなかったが、他方でいろんな学校で対話を行ってきた。都立高校でそのコーディネートをしてくださったのが、今回のお呼びした「子どもの成長と環境を考える会」の代表、白井一郎さんである。同団体の柴崎菜苗さんは、白井さんと一緒に長年広報を担当してきた方である。二人は外部から東京都を中心に数多くの学校の教育・運営を支援してきた。もう一人の登壇者、萩原聡先生は、白井さんとは長い付き合いで、いくつもの学校で改革を成し遂げてこられた名校長である。全国高等学校長協会の前会長であり、現在は名門都立西高の校長を務めている。萩原先生が江北高校におられたときに、私自身模擬授業をさせていただいた縁がある。
今回のイベントでは、学校改革を内と外の両側から考えることで、学校が変わるのに何が必要なのかについて考えることにした。

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【報告】〈哲学×デザイン〉プロジェクト27「カメラを持って、回して、そこにいる」

2021.10.04 梶谷真司, 中里晋三 Permalink

6月13日にオンラインで実施した〈哲学×デザイン〉プロジェクト27「カメラを持って、回して、そこにいる」は、映像が伝えるリアリティとは何か、そしてカメラとともに現場に赴くとはいかなることかを考える企画だった。ゲストにお招きしたのは、困難を抱えつつ地域で生きる子ども、または障害を持った大人、そして彼/彼女らを支える人々と場所を描くドキュメンタリー映画を手掛けた二人の監督、重江良樹さんと田中悠輝さんである。

前半では、重江さんと田中さんの両監督がそれぞれ手掛けた作品『さとにきたらええやん』と『インディペンデントリビング』からの抜粋を鑑賞しながら、お二人が映像を通して描こうとしたものをお話しいただいた。

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