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【報告】UTCPワークサロン「政治化する思考をめぐって」 UTCP 2008年4-12月の活動記録

2008.12.31 中島隆博, 小林康夫, 西山雄二, UTCP Permalink

12月25日、UTCPワークサロン「政治化する思考をめぐって―2008年を総括する」が開催され、UTCPの活動を牽引してきた小林康夫と中島隆博が、その今年度の活動を振り返りながら、「政治と哲学」の問題を総括系に討議した。

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【報告】短期教育プログラム「インターメディアリティへの接近―文学と芸術の生成空間」

2008.12.31 └インターメディアリティへの接近, デンニッツァ・ガブラコヴァ, 井戸美里, 高榮蘭, 田中有紀, 宇野瑞木, 短期教育プログラム Permalink

旧来の教養体系の再編がゆるやかに進行するようにみえる現在、メディア・コミュニケーションの構造にも大きな変容が生じている。それは、あらかじめ位階関係にある複数のメディアやジャンルを前提に、送り手の側による情報の伝達を問題にしてきた、従来の文化流通をめぐる概念を無効にしてしまうものである。インフォメーション・テクノロジー、「文化」産業のグローバルな展開など、文化領域の地殻変動をどのように読み取っていけばよいだろうか。

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[UTCP Juventus] Naveh FRUMER

2008.12.30 ナヴェ・フルマー, UTCP Juventus Permalink

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【報告】短期教育プログラム「哲学と大学」

2008.12.30 └哲学と大学, 藤田尚志, 宮崎裕助, 西山雄二 Permalink

 哲学を通じて、大学において、現在、私たちは何を知りうるのか、何をなすべきか、何を希望することを許されているのか。

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【報告】短期教育プログラム「イメージの作法」

2008.12.30 └イメージの作法, 井戸美里, 河村彩, 宇野瑞木 Permalink

 イメージを読み解くことはどのような行為によって可能になるのか。本研究会は、一つの有効な理論的枠組を導き出すことのみを最終的な目標としているわけではない。イメージを成り立たせるさまざまな要素――作品内部の様式的側面から、制作者あるいは受容者との関わり、政治性、鑑賞され、上演される場など――を考慮にいれつつ、それぞれのイメージへのアプローチを模索しようという試みである。

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【報告】時代と無意識セミナー「(非)人間化への抵抗」

2008.12.29 時代と無意識 Permalink

2008年11月12日、「時代と無意識」セミナーでは、ジャン=フランソワ・リオタール『非人間的なもの』(1988)をテクストに、星野太さん(東京大学大学院博士課程)による発表「(非)人間化への抵抗:リオタールによる「発展の形而上学」批判」が行われた。

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【報告】UTCP日本思想セミナー「丸山眞男―民主主義の名を救う」

2008.12.29 西山雄二, 日本思想セミナー Permalink

 12月16日の日本思想セミナーで、西山雄二さんが「丸山眞男―民主主義の名を救う」というタイトルで報告をした。

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時の彩り(つれづれ、草) 054

2008.12.26 小林康夫 Permalink

☆ 政治化する思考

昨日のワークショップ、今年1年のUTCPの活動を振り返りつつ、中島さんとともに、今日の哲学的な思考にとってのひとつの必然としての「政治」の問題を、じっくり話しあってみようという趣旨で、はじめから大きく案内をしたわけではなかったのだが、思いもかけず外部からの方々も含めて、多くの人が参加してくれて、中島さんともども感謝しています。

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【報告】短期教育プログラム「現代芸術研究」

2008.12.26 └現代芸術研究, 荒川徹, 平倉圭 Permalink

本研究会は、おもに1960年代以降のアメリカ現代美術を中心とし、作品の観察、分析、テキスト読解、実験を通じて、現代芸術の制作=批評行為の諸問題を明らかにすることを目的としています。

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【報告】ワークショップ「レオ・シュトラウスのアクチュアリティ」

2008.12.26 └歴史哲学の起源, 國分功一郎, 大竹弘二, 時代と無意識 Permalink

10月29日(水)、UTCPワークショップ「レオ・シュトラウスのアクチュアリティ」が、明治大学の合田正人氏をコメンテーターに迎え、開催された。

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時の彩り(つれづれ、草) 053

2008.12.26 小林康夫 Permalink

☆ 幸福(「魔笛」)

2008年も残りわずか。

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UTCPブックレット5 『中国伝統文化が現代中国で果たす役割』

2008.12.24 中島隆博, └中国儒学, 喬志航, 田中有紀, 哲学としての現代中国, 出版物 Permalink

UTCP Bookletシリーズの第5冊目、『中国伝統文化が現代中国で果たす役割 The Revival of Traditional Culture and Confucianism in Contemporary China』が出版されました。

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【報告】第3回国際現象学会―哲学の新しい拠点としての香港

2008.12.23 村田純一 Permalink

2008年12月15日から19日にかけて香港中文大学行われた「第3回国際現象学会」(OPO3)に参加してきました。以下ではごく簡単にその内容を報告しておきます。

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田中純『政治の美学――権力と表象』

2008.12.19 田中純, 出版物 Permalink

事業推進担当者の田中純さんがこのほど、東京大学出版会から『政治の美学――権力と表象』を出版されました。

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【報告】学生シンポジウム「権力と表象(1):イメージの作法」

2008.12.19 └イメージの作法, 井戸美里, 河村彩, 宇野瑞木 Permalink

2008年11月21日、学生シンポジウム「権力と表象(1):イメージの作法」が開催された。

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International Conference of "Envisioning Japanese and Chinese Philosophical Potentials in the 21st Century" in Hong Kong

2008.12.16 中島隆博 Permalink

International Conference of “Envisioning Japanese and Chinese Philosophical Potentials in the 21st Century” was held in Hong Kong at December 13 and 14, 2008. Thanks to the great effort by two young colleagues in Hong Kong, LAM Wing Keung and CHEUNG Ching-yuen, this epoch-making conference was realized. This conference had an ambitious challenge to start a new type of study on Japanese Philosophy: to put the study on Japanese Philosophy in an international context and ask actual problematic through re-reading of Japanese Philosophy.

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【報告】木村忠正講演会「集合知、あるいは、新自由主義の文化的論理~Wikipediaにみる社会知の変容とネットワーク社会としての日本社会~」

2008.12.15 石原孝二, 木村忠正, 村田純一, 吉田敬, UTCP Permalink

 12月2日、事業推進担当者の木村忠正氏による講演「集合知、あるいは、新自由主義の文化的論理~Wikipediaにみる社会知の変容とネットワーク社会としての日本社会~」が開催された。本講演会はUTCPの第一部門「技術・情報・脳」内での協働体制を整備し、今後の研究活動における相互の連携を促進するという趣旨のもとで開催されたものである。

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時の彩り(つれづれ、草) 052

2008.12.14 小林康夫 Permalink

ヨンセイ大学のペク(白永瑞)先生のお招きで冬のソウルを訪れた。21世紀COEの時代のUTCP第四部門とは密度の濃いおつきあいをいただいた。今回は、今年のはじめまでUTCPのPD研究員だったキム・ハンさが通訳を引き受けてくれるので自由に喋ってほしい、と。

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報告 「世俗化・宗教・国家」 セッション14

2008.12.14 羽田正, 世俗化・宗教・国家 Permalink

12月8日、「共生のための国際哲学特別研究VI」第14回セミナーが開かれた。

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報告 「世俗化・宗教・国家」 セッション13

2008.12.13 羽田正, 世俗化・宗教・国家 Permalink

12月1日、「共生のための国際哲学特別研究VI」第13回セミナーが開かれた。

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[报告]国际论坛“教育与哲学—对哲学的权利”第二天

2008.12.12 小林康夫, 藤田尚志, 西山雄二 Permalink

UTCP国际论坛“教育与哲学—对哲学的权利”第二天以“各国有关高等教育的情况与人文学之未来”为题在巴黎的国际哲学学院举行,来自意大利、日本、法国、阿根廷的研究者进行了发表和讨论。(会议主持人:小林康夫)

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【報告】国際フォーラム「哲学と教育―哲学への権利」第2日目

2008.12.12 小林康夫, 藤田尚志, 西山雄二 Permalink

UTCP国際フォーラム「哲学と教育―哲学への権利」の第2日目「高等教育をめぐる各国の事情と人文学の未来」はパリの国際哲学コレージュで開催され、イタリア、日本、フランス、アルゼンチンの研究者が発表と討議をおこなった(司会:小林康夫)。

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[报告]国际论坛“教育与哲学—对哲学的权利”第一天

2008.12.12 小林康夫, 藤田尚志, 西山雄二 Permalink

UTCP国际论坛“教育与哲学—对哲学的权利”第一天以《制度、教育、评价》为题,由藤田尚志(日本学术振兴会)、桥本一径(东京大学)、津崎良典(大学)在巴黎高等师范学校进行了发表。(会议主持人:西山雄二)

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【報告】国際フォーラム「哲学と教育―哲学への権利」第1日目

2008.12.12 小林康夫, 藤田尚志, 西山雄二 Permalink

UTCP国際フォーラム「哲学と教育―哲学への権利」の第一日目は、《制度、教育、評価》と題して、藤田尚志(日本学術振興会)、橋本一径(東京大学)、津崎良典(ストラスブール大学)の三氏がパリ高等師範学校で発表を行なった(司会:西山雄二)。

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【アピール】国際哲学コレージュに対するフランス政府の圧力に抗して

2008.12.10 小林康夫, 西山雄二 Permalink

ジャック・デリダらが1983年に創設した国際哲学コレージュに、フランス政府からその存続の危機を脅かす圧力がかけられている。

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報告 「世俗化・宗教・国家」 セッション12

2008.12.09 羽田正, 世俗化・宗教・国家 Permalink

 11月24日、「共生のための国際哲学特別研究Ⅵ」第12回セミナーが開かれた。

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【報告】フランソワ・アルトーグ講演会「私たちとギリシア人」

2008.12.09 高田康成, セミナー・講演会 Permalink

2008年12月8日、フランスの古典学の泰斗フランソワ・アルトーグ氏(社会科学高等研究院教授)による講演「私たちとギリシア人」がおこなわれた(司会:高田康成)。

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時の彩り(つれづれ、草) 051

2008.12.07 小林康夫 Permalink

アトランダムについ最近のことをいくつか。

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【報告】時代と無意識セミナー 10月15日

2008.12.02 小林康夫, 時代と無意識 Permalink

 2008年10月15日、「時代と無意識」セミナーの夏休みを挟んで最初の回は、小林康夫拠点リーダーによるアルゼンチン渡航の報告で幕を明けた。今回はそこで行われた2つの発表に基づいている。哲学や人間概念が近年ますます直面している閉域の限界そのもの、そしてその突破可能性を、仏教および「非人間的なもの」の思考を通じて考察する試みである。

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時の彩り(つれづれ、草) 050

2008.12.01 小林康夫 Permalink

☆ ご無沙汰です

ふと気がつくと、10月30日以来、わたしのブログが更新されていない。

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