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【報告】グローバルCOE・UTCPファイナルシンポジウム2012「カタストロフィーと共生の哲学」

2012.04.13 小林康夫, 佐藤朋子, 中澤栄輔, 池田喬, 西山達也, 阿部尚史, 高榮蘭, 森田團, 西山雄二, 小口峰樹, 大橋完太郎 Permalink

 2012年3月5日、グローバルCOEとしてのUTCPを総括する若手研究者の集いを開催しました。題して、ファイナルシンポジウム2012「カタストロフィーと共生の哲学」です。

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【UTCP on the Road】中澤栄輔

2012.04.02 中澤栄輔, UTCP on the Road Permalink

  UTCPが21世紀COEからグローバルCOEへと衣替えをしたときから、わたしはUTCPの多種多様な活動に携わってきました。ちょうどそれはわたしが博士課程に入って少ししてからのことで、それこそ右も左もわからないのに、新たな知がそこで生成される「哲学の現場」に投げ入れられたと言えましょう。いくども失敗をし、恥もかなり上塗りしましたが、それでもわたしはUTCPで多くのことを学び、多くのものをいただいたと思っています。考えさせられることも多かったです。そのひとつに新しい大学院教育があります。

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【UTCP Juventus】中澤栄輔

2011.08.05 中澤栄輔, UTCP Juventus Permalink

【UTCP Juventus】は、UTCP若手研究者の研究プロフィールを連載するシリーズです。ひとりひとりが各自の研究テーマ、いままでの仕事、今後の展開などを自由に綴っていきます。2011年度の3回目は特任助教の中澤栄輔(科学哲学・記憶の哲学・脳神経倫理学)が担当します。

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【報告】UTCPワークショップ「中国は現代哲学をどのように読んだか?―東西の出会いと対決」

2011.07.22 中澤栄輔, 王前, セミナー・講演会 Permalink

2011年4月にUTCPの共同研究員である王前さんが著書『中国が読んだ現代思想―サルトルからデリダ、シュミット、ロールズまで』(講談社、講談社選書メチエ)を刊行しました。それをうけて2011年7月14日に、本の合評会をおこないました。

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【報告】UTCP Lecture "Modernism and Humor: Reflections on the Critical Cinema of the Shōwa 30s"

2011.07.04 マーク・ロバーツ, 中澤栄輔 Permalink

2011年6月22日、研究員のマーク・ロバーツさんの講演会 "Modernism and Humor: Reflections on the Critical Cinema of the Shōwa 30s" をおこないました。

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【報告】パトリック・ヌーナンさん講演会 “Being By Others: Cinema and Subjectivity in Yoshida Kijū’s Film Theory”

2011.04.28 マーク・ロバーツ, 中澤栄輔, セミナー・講演会 Permalink

2011年4月26日,カリフォルニア大学バークレー校の若手でいま日本に滞在しているパトリック・ヌーナンさんの講演会をおこないました.テーマは吉田喜重とかれの映画理論.タイトルは “Being By Others: Cinema and Subjectivity in Yoshida Kiju’s Film Theory” です.

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【報告】UTCP2011年度スタートアップ「カタストロフィの哲学―いま哲学に問われること」

2011.04.20 中島隆博, 小林康夫, 市野川容孝, 中澤栄輔, カタストロフィの哲学 Permalink

2011年4月15日に2011年度スタートアップ「カタストロフィの哲学―いま哲学に問われること」をおこないました.テーマはカタストロフィ.1ヶ月前,3月11日の地震に端を発し,いまなお進行中の災害にわたしたちはどのように向き合うのか,この問いから2011年度のUTCPをスタートさせたいとおもいます.

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【報告】村上靖彦氏連続講演会「行為の生成・治癒の論理――現実触発への二つの応答」

2011.03.04 石原孝二, └イベント報告, 原和之, └イベント, 佐藤朋子, 中澤栄輔, 科学技術と社会, 精神分析と欲望のエステティクス Permalink

2010年10月9日、村上靖彦氏(大阪大学)の連続講演会「行為の生成・治癒の論理——現実触発への二つの応答」が東京大学駒場キャンパスにて開催されました。

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【報告】ボルトロッティ連続講演会(+ボルトロッティさんからの手紙)

2010.11.21 信原幸弘, 筒井晴香, └イベント報告, 中澤栄輔, 西堤優, 科学技術と社会 Permalink

2010年10月23日から29日まで,バーミンガム大学(イギリス)のリサ・ボルトロッティさん(Dr. Lisa Bortolotti)の連続講演会(計5回)をおこないました.

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【報告】「先端科学とヒューマニティーズ」第1回

2010.11.15 中澤栄輔, 守田貴弘, 先端科学とヒューマニティーズ Permalink

2010年11月9日,「先端科学とヒューマニティーズ」レクチャーシリーズの第1回目をおこないました.初回は医学部教授でありUT-CBELのリーダー,そして東京大学医学部倫理委員会委員長でもある赤林朗先生にご講演いただきました.

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【刊行】信原幸弘・原塑・山本愛実編著『脳神経科学リテラシー』

2010.11.12 信原幸弘, 中澤栄輔, 立花幸司, 植原亮, 出版物 Permalink

UTCP事業推進担当者の信原幸弘さん,元UTCP特任研究員で現在は東北大学准教授の原塑さん,玉川大学の山本愛実さん編著の『脳神経科学リテラシー』が勁草書房より刊行されました.

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【報告】クリスティーヌ・ド・ピザン―最初の女性知識人

2010.11.05 村松真理子, 高田康成, 中澤栄輔 Permalink

2010年11月5日,ボローニャ大学のMaria Giuseppina Muzzarelli(マリア・ジュゼッピーナ・ムッツァレッリ)さんの講演会「Christine de Pizan, Prima donna laica intellettuale di professione: tre temi」(クリスティーヌ・ド・ピザン―最初の女性知識人)を行いました.

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【UTCP juventus】中澤栄輔

2010.08.04 中澤栄輔, UTCP Juventus Permalink

【UTCP Juventus】は、UTCP若手研究者の研究プロフィールを連載するシリーズです。ひとりひとりが各自の研究テーマ、いままでの仕事、今後の展開などを自由に綴っていきます。2010年度の第2回目は特任研究員の中澤栄輔(記憶の哲学・脳神経倫理)が担当します。

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【報告】UTCP日本思想セミナー "The Aesthetics of Urban Wandering in the Essays of Nagai Kafū and Zhou Zuoren"

2010.06.30 中澤栄輔, 日本思想セミナー Permalink

2010年6月23日,フルブライト・プログラムで東京大学に滞在しているティモシー・ゴダードさん(Timothy Goddard, UCLA)が日本思想セミナーを行ないました.

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【報告】「テクノロジーアセスメント」セミナー

2010.05.31 石原孝二, └イベント報告, 吉田敬, 中澤栄輔, 科学技術と社会 Permalink

2010年5月28日に「テクノロジーアセスメント」セミナーを開催しました.

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【報告】Workshop “Brain Science and Ethics”

2010.05.18 信原幸弘, 筒井晴香, 吉田敬, 中澤栄輔, 朴嵩哲, 小口峰樹, 脳科学と倫理 Permalink

2010年3月23日に中期教育プログラム「脳科学と倫理」の最後の催しものとして,オーストラリアのメルボルンでワークショップ “Brain Science and Ethics” を行いました.

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【報告】 第4回BESETO哲学会議

2010.05.05 信原幸弘, 石原孝二, 村田純一, 中澤栄輔, 小澤京子, 平倉圭, 中尾麻伊香, 佐藤亮司, 関谷翔, 住田朋久, 安永麻里絵 Permalink

2010年1月7日と8日に韓国のソウル国立大学で第4回BESETO哲学会議が開催されました.

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【報告】異議申し立てられた記憶における犠牲者意識の民族主義:国家による追悼とグローバルな説明責任

2010.04.21 吉田敬, 中澤栄輔, 守田貴弘 Permalink

2010年4月21日(水曜日),漢陽大比較歴史文化研究所所長である林志弦(イム・ジヒョン)さんの講演会, “Victimhood Nationalism in Contested Memories: National Mourning and Global Accountability”(「異議申し立てられた記憶における犠牲者意識の民族主義:国家による追悼とグローバルな説明責任」)を開催しました.

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【報告】UTCP Workshop “Sustainability and Ethics: Towards Establishment of New Metrics”

2009.12.07 石原孝二, 村松真理子, 中澤栄輔, 関谷翔 Permalink

2009年11月10日(火曜日)17時、駒場キャンパス18号館コラボレーションルーム3には予想以上に多くの若い参加者が集まり、「サステナビリティー」とその共通の「メトリックス」を考えるワークショップが始まった。

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【報告】UTCPレクチャー "Limits of grammatical arbitrariness in Wittgenstein"

2009.12.02 中澤栄輔, 小口峰樹, セミナー・講演会 Permalink

 2009年10月14日、「ウィトゲンシュタインにおける文法の恣意性の諸限界(Limits of grammatical arbitrariness in Wittgenstein)」と題した講演会が開催された。

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【報告】アラン・M・リュー連続講演会 「今日の技術の問い」

2009.09.09 中澤栄輔, 小口峰樹, 技術哲学セミナー Permalink

2009年6月5日と7月3日の二日間にわたって、リヨン第3大学のアラン=マルク・リュー(Alain-Marc Rieu)さんによる連続講演会「今日の技術の問い(The Question of Technology Today)」が開かれた。

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【UTCP Juventus】 中澤栄輔

2009.08.07 中澤栄輔, UTCP Juventus Permalink

2009年のUTCP Juventus,第3回は特任研究員の中澤栄輔が担当します.

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「脳カフェ」の試み——人文学にとって現場とは何か

2009.08.02 └こまば脳カフェ, └こまば脳カフェ報告, 中澤栄輔, 中尾麻伊香, 西山雄二, 科学技術と社会 Permalink

脳科学の知見を社会に開放し、自由に議論できる場を設けようと、本年4月から「脳カフェ」が開始され、すでに3回を数えている。発起人であるUTCP研究員の中尾麻伊香さんに「脳カフェ」の成果と可能性をうかがった。

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UTCP Booklet 8 『エンハンスメント・社会・人間性』

2009.04.09 信原幸弘, 石原孝二, └エンハンスメントの哲学と倫理, 吉田敬, 中澤栄輔, 小口峰樹, 立花幸司, 短期教育プログラム, 出版物 Permalink

UTCP Bookletシリーズの第8冊目、『エンハンスメント・社会・人間性』が出版されました。

ご希望の方には、UTCPの事務室に来ていただければ、1人につき1部お渡しすることができます。部数は限られていますので、ご了承ください。

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中期教育プログラム「脳科学と倫理」セミナー(5)第2回報告

2009.02.02 └セミナー5:ハウザーを読む, 中澤栄輔, 佐藤亮司, 脳科学と倫理 Permalink

中期教育プログラム「脳科学と倫理」の活動をご報告します。セミナー5 「ハウザーを読む」では、Marc D. Hauser の Moral Minds を講読しています。今回はその第2回報告、第1章の後半 (pp. 32-55) を検討します。

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【報告】 The 3rd BESETO Conference of Philosophy

2009.01.29 村田純一, 中澤栄輔, 小口峰樹 Permalink

1月10日(土曜日)と1月11日(日曜日)、駒場キャンパスで第3回のBESETO哲学会議が開かれました。以下で簡単な報告をしておきます。

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UTCP短期教育プログラム「エンハンスメントの哲学と倫理」活動報告

2009.01.12 └エンハンスメントの哲学と倫理, 中澤栄輔, 植原亮, 短期教育プログラム Permalink

「エンハンスメントの哲学と倫理」では、人間の能力を科学技術によって増強することの倫理的是非を問題にしてきました。約1年間の活動を総括いたします。

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【報告】シンポジウム「エンハンスメントの哲学と倫理」

2009.01.10 └エンハンスメントの哲学と倫理, 吉田敬, 中澤栄輔, 小口峰樹, 立花幸司, 植原亮, 短期教育プログラム Permalink

2008年8月23日に「エンハンスメントの哲学と倫理」を総括するシンポジウムが開催されました。

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【学会参加報告】 ニューロエシックス・ソサイエティ第1回年次大会

2008.11.26 信原幸弘, 中澤栄輔, 西堤優, 植原亮, 脳科学と倫理 Permalink

2008年11月13日から14日にかけて,アメリカ,ワシントンDCにおいて脳神経倫理学会(Neuroethics Society)第1回年次大会が開催されました.

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【報告】『脳神経倫理学の展望』合評会

2008.09.30 信原幸弘, 石原孝二, 村田純一, 中澤栄輔, 小口峰樹, 植原亮, 脳科学と倫理 Permalink

2008年9月27日、信原幸弘・原塑編『脳神経倫理学の展望』の合評会が開催された。脳科学がもたらす倫理的な諸問題や私たちの人間観への深刻な影響について、討論が繰り広げられた。

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【報告】Buddhist Epistemology and Modern Self-Identity in Zhang Taiyan's 'On Establishing a Religion

2008.09.28 中澤栄輔, 「アカデミック・イングリッシュ」セミナー Permalink

アカデミックイングリッシュセミナー(*1)の一環としてヴィレン・ムーティーさん(*2)の講演会が2008年6月24日に行われました.

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【報告】国際シンポジウム「共生のための中国哲学――台湾研究者との対話」

2008.09.25 中島隆博, 中澤栄輔, 後藤絵美, 喬志航, 哲学としての現代中国 Permalink

 2008年7月12日、国際ワークショップ「共生のための中国哲学――台湾研究者との対話」が東京大学駒場キャンバスにて開かれた。ワークショップは四部からなり、以下、発表順に報告する。

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【刊行】『脳神経倫理学の展望』

2008.09.04 信原幸弘, 中澤栄輔, 小口峰樹, 植原亮, 脳科学と倫理, 出版物 Permalink

事業推進担当者の信原幸弘さんと元UTCP研究員の原塑さん(現東京大学大学院総合文化研究科特任研究員)編著の『脳神経倫理学の展望』が勁草書房から刊行されました.

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【UTCP Juventus】 中澤栄輔

2008.08.12 中澤栄輔, UTCP Juventus Permalink

 「記憶の哲学」というのが私の研究のタイトルです.しかし,なぜ「記憶」なのでしょうか.今回のUTCP Juventusでは,私の研究の動機を語りたいと思います.

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中期教育プログラム「脳科学と倫理」セミナー(3)第1回報告

2008.04.18 └セミナー3:プリンツを読む, 中澤栄輔, 佐藤亮司, 脳科学と倫理 Permalink

中期教育プログラム「脳科学と倫理」の2008年度がスタートしました.今学期も二つのセミナーが開催されます(セミナー3: プリンツを読む, セミナー4: ベシャラを読む).今回は「セミナー3: プリンツ」の報告をいたします.「セミナー3: プリンツを読む」ではJesse J. Prinz の The Emotional Construction of Morals を講読します.

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