【報告】UTCPシンポジウム「アメリカ大統領選から見る現代社会――哲学と公共政策の対話」
2020年10月24日、東京大学のUTCPにてオンライン・イベント「アメリカ大統領選から見る現代社会――哲学と公共政策の対話」が開催されました。この企画は、「哲学×公共政策学」という視座から、現代社会に潜む政治学的問題を〈一般の人々に分かりやすい言葉〉で伝えるという趣旨のもと構想されました。また、本イベントは、これまで行われた公開哲学セミナー(5月30日「現代フランス哲学から見る〈共生と責任〉の問題」/8月29日「哲学と精神分析――デリダ、リクール、ラカン、そしてフロイト」)と同様に、哲学や公共政策学に興味を持っている一般の人々と、当該分野で活躍する若手研究者を繋げるための〈場〉を構築したいという意図も込められていました。そのため、本シンポジウムにおいては、「講演」の部と同じくらいの時間をかけた「質問」の部を設けることに決め、とりわけ一般の参加者の方々との双方向的なやり取りを行うことを重視しました。 |