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時の彩り(つれづれ、草) 021

2008.01.31 小林康夫 Permalink

☆ Work-Salon in MOT(川俣正[通路])

先日、東京都現代美術館に出かけていったら(ここでも外部評価委員なのです)、2月9日(土)からはじまる展覧会の準備中の川俣正さんも来ていらして、直島のスタンダード2展以来の再会を喜んだのだが、今度の展覧会は「通路」なのだそうで、通路が作品という仕掛けらしい。その「通路」内でゼミをやらない?という挑発というか誘惑というか。

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ジル・ドゥルーズ『カントの批判哲学』

2008.01.29 國分功一郎, 出版物 Permalink

ジル・ドゥルーズ著『カントの批判哲学』(ちくま学芸文庫)がUTCP研究員國分功一郎さんの新訳により、文庫化されました。

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時の彩り(つれづれ、草) 020

2008.01.29 小林康夫 Permalink

☆  「私たちがそうしなければ、誰が大学において人文科学を必要とするのでしょうか?」

と激しい口調で語っていたのは、昨年3月にUTCPがお招きしたイラン・パペさんだった。

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【報告】ジャック・デリダ『マルクスの亡霊たち』を読む

2008.01.28 小林康夫, 國分功一郎, 宮崎裕助, 時代と無意識 Permalink

去る22日、昨秋に出た待望の書、ジャック・デリダ『マルクスの亡霊たち』(増田一夫訳、藤原書店)をめぐって、訳者の増田一夫さんをUTCPにお招きし、二人の若手研究者(國分功一郎、宮崎裕助)による発表を出発として本書を再検討するという場が設けられた。

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【報告】新自由主義状況における出版メディアと人文学

2008.01.27 西山雄二, Humanities News Permalink

 1月26日、東京外国語大学の老舗研究会WINCにて、「新自由主義状況における出版メディアと人文学」と題された会が催された。編集者3名が登壇して発表をおこなうことで、編集者と書き手(とくに大学人)の対話の場をつくろうという斬新な企画である。

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中期教育プログラム「哲学としての現代中国」第6回報告

2008.01.26 古橋紀宏, 喬志航, 田中有紀, 哲学としての現代中国 Permalink

中期教育プログラム「哲学としての現代中国」では、この二十年余り中国で続いている「儒学復興」という古典回帰の現象を課題の一つとして取り上げ、儒学が現代中国でどのような役割を果たしているかを明らかにしようと試みてきた。1月15日、若手研究員三人が発表を行った。

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カイス・フィッロ氏来日研究会スケジュール

2008.01.24 早尾貴紀 Permalink

1月28日から31日にかけて、イスラエル・ハイファ大学よりカイス・フィッロ(Kais Firro)氏を招いて、4回の研究会を各地で開催します。貴重な機会ですので、ぜひご参加ください。

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Publish and associate―UTCP催事の外来参加者

2008.01.23 来訪 Permalink

UTCPの各種催事には毎回多くの外来参加者がいますが、1月22日に開催されたUTCPワークサロン 「ジャック・デリダ『マルクスの亡霊たち』を読む」にも、東京大学以外からたくさんの参加者に来ていただきました。

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パリ・フォーラム「哲学と教育」事後討論会

2008.01.23 小林康夫, 原和之, 郷原佳以, 西山雄二, UTCP Permalink

パリ・フォーラム「哲学と教育」に参加した4名で、帰国してしばらく経ったある寒い日の午後、事後討論会をおこなった。

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時の彩り(つれづれ、草) 019

2008.01.21 小林康夫 Permalink

☆ パリ続き(1)

UTCPのパリ・フォーラムについてはすでに郷原さんの丁寧な報告がアップされている。ささやかな会ではあるけれど、パリで、しかも大学の空間のなかではなく、国際哲学コレージュという大学の「余白」――しかもジャック・デリダのイニシアティヴで開かれた――場所で、われわれが主催する形で、哲学の問いのイベントを行うことの意味は少なくない。だが、その「意味」はどのように理解されているのか?

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Report of a conference in India

2008.01.21 中島隆博, 内野儀 Permalink

A Conference “Asia without borders: Rethinking History, Anthropology and Politics” was held on 18th and 19th January, 2008 in Jamia Millia Islamia University, New Delhi.

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中期教育プログラム「脳科学と倫理」セミナー(2)第10回報告

2008.01.18 └セミナー2:ガザニガを読む, 脳科学と倫理 Permalink

中期教育プログラム「脳科学と倫理」の進行状況を報告します.
セミナー (2) 「ガザニガ 『脳の中の倫理』 を読む」
第9章 「信じたがる脳」

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中期教育プログラム「哲学としての現代中国」第5回報告

2008.01.16 高榮蘭, 哲学としての現代中国 Permalink

中期教育プログラム「哲学としての現代中国」第五回目の報告は、「両替される女性像」という題で、高榮蘭さんによってなされた。

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巴黎论坛《哲学与教育 教、学——关于哲学与精神分析的教育》

2008.01.11 小林康夫, 原和之, 郷原佳以, 西山雄二, UTCP Permalink

1月8日,在巴黎的国际哲学学院召开了UTCP与学院共同主办的论坛《哲学与教育 教、学——关于哲学与精神分析的教育》。这是继2006年11月第一届论坛之后的第二届,是由UTCP主导推动的计划。

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【報告】パリ・フォーラム「哲学と教育 教えること、学ぶこと――哲学と精神分析の教育をめぐって」

2008.01.11 小林康夫, 原和之, 郷原佳以, 西山雄二, UTCP Permalink

1月8日(火)、パリの国際哲学コレージュ(CiPH)にて、UTCPとコレージュ共催のフォーラム「哲学と教育 教えること、学ぶこと――哲学と精神分析の教育をめぐって」が開かれた。これは、2006年11月の第1回に続く第2回のフォーラムとして、UTCPの小林康夫と西山雄二の主導で進められてきた企画である。

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中期教育プログラム「脳科学と倫理」第8回報告

2008.01.10 脳科学と倫理 Permalink

中期教育プログラム「脳科学と倫理」の進行状況を報告します.
セミナー (1) 「Levy "Neuroethics" を読む」 第5章 “The neuroethics of memory”.
セミナー (2) 「ガザニガ 『脳の中の倫理』 を読む」 第8章 「脳には正確な自伝が書けない」.

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中期教育プログラム「脳科学と倫理」セミナー(2)第9回報告

2008.01.10 └セミナー2:ガザニガを読む, 脳科学と倫理 Permalink

中期教育プログラム「脳科学と倫理」の進行状況を報告します.
セミナー (2) 「ガザニガ 『脳の中の倫理』 を読む」
第8章 「脳には正確な自伝が書けない」

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中期教育プログラム「脳科学と倫理」セミナー(1)第8回報告

2008.01.10 └セミナー1:リーヴィを読む, 吉田敬, 脳科学と倫理 Permalink

中期教育プログラム「脳科学と倫理」の進行状況を報告します.
セミナー (1) 「Levy "Neuroethics" を読む」 第5章 “The neuroethics of memory” .

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第二届BESETO哲学会议:“哲学与东亚思想”

2008.01.09 信原幸弘, 村田純一, 小口峰樹, 脳科学と倫理, UTCP Permalink

第二届BESETO哲学会议于2007年12月27日到28日在北京大学勺园宾馆举行。东京大学有九名研究者(其中UTCP五名)出席。

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第二回BESETO哲学会議: 「哲学と東アジアの思想」

2008.01.09 信原幸弘, 村田純一, 小口峰樹, 脳科学と倫理, UTCP Permalink

2007年の12月27日と28日の二日間にわたって北京大学のShaoyuan Hotelにて第二回BESETO哲学会議が開催されました。東京大学からは9名(内UTCPから5名、本郷の哲学研究室から4名【⇒本郷班レポートへ】)の研究者が出席しました。

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時の彩り(つれづれ、草) 018

2008.01.08 小林康夫 Permalink

☆ パリ速報(ジュランヴィルさんとの対話)

青空が広がって、まるで春先のような強い風が吹いている。久しぶりのパリだが、いつものように街が微笑んでくれていると思うのは、もちろんわたしの勝手な自己満足。

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時の彩り(つれづれ、草) 017

2008.01.01 小林康夫 Permalink

☆ 頌春(しるしと驚異)

みなさま、新年おめでとうございます。

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