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【報告】水俣訪問(後半)

2022.08.30 梶谷真司, 宮田晃碩, 山田理絵, 中里晋三 Permalink

(前半はこちら

 永野さんの用意して下さったプランでは、さらにチッソ水俣工場前、百間排水口、水俣湾埋立地(エコパーク水俣)を午前中にめぐる予定であった。

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【報告】水俣訪問(前半)

2022.08.30 宮田晃碩, 山田理絵, 中里晋三 Permalink

 UTCPではこの5年間、様々な分野で活動し思索する方々をゲストにお招きして、「共にいること、共に生きること、共に創ること」を追求する〈哲学×デザイン〉プロジェクトを続けてきた。その第35回となる「痛む人々のこえを聴く」は、大阪の伊藤悠子さんと水俣の永野三智さんをゲストにお迎えし、熊本県水俣市を訪問して行われた(イベントの案内はこちら)。実際には永野さんが現地を案内して下さったので、UTCPの方が迎えていただいた形になる。それに併せて私たちは、前後3日間にわたり水俣を巡ることとなった。その様子を記しておきたい。

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梶谷真司 邂逅の記録125 水俣で生きること、水俣へ行くこと

2022.08.19 梶谷真司 Permalink

 2022年6月25日から27日、出張イベントで水俣を訪れた。もともと2月に予定していたのが、コロナウィルスの感染拡大のため、延期となっていた。ゲストにお呼びしたのは、永野三智さんと伊藤悠子さん。永野さんは、水俣病に苦しむ人たちの相談に乗り、関連資料を編纂・保存し、啓発活動を行う相思社の職員である。伊藤さんは、大阪の西成で看護師として働きながら、子どもを虐待する母親のサポートをしてきた。二人をお迎えして「痛む人々のこえを聴く」と題し、苦しむ人をどのように受け止めればいいのかについて共に考えるイベントであった。

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【報告】2022年度UTCP上廣共生哲学講座キックオフシンポジウム「共生のテクスチャー The Textures of Inclusion」

2022.08.17 梶谷真司, 堀越耀介, 宮田晃碩, ライラ・カセム, 山田理絵, 中里晋三 Permalink

 2022年7月24日(日)に、2022年度UTCP上廣共生哲学講座のキックオフシンポジウムが開催された。
 「共生のテクスチャー The Textures of Inclusion 〜 異世界のふたりが紐解く『ゆるさ』のデザイン」と題された本シンポジウムには、ゲストスピーカーとして、澤田智洋さん(世界ゆるスポーツ協会代表理事、『マイノリティデザイン』著者)と、加納土さん(『沈没家族』著者・映像監督)にご登壇いただいた。参加者の皆様には、シンポジウムの様子をオンラインでご視聴いただいた。

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【報告】第1回駒場哲学フォーラム

2022.08.16 宮田晃碩, 國分功一郎, 駒場哲学フォーラム Permalink

 2022年7月28日(木)、駒場哲学フォーラム主催、EAAおよびUTCP(共生のための国際哲学研究センター)共催の第1回駒場哲学フォーラムが対面とオンラインのハイブリッドで開催された。

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