Blog / ブログ

 

こまば哲学カフェ シリーズ:あの世とこの世の哲学対話 実施レポート

2021.02.26 梶谷真司 Permalink

世話役:いでしおこ(How to Get to 哲学対話?)
テーマサポーター:金子稚子(ライフ・ターミナル・ネットワーク)
運営サポーター:二村ヒトシ・加倉井拓夫・村松志真・中塚祥子/335・大塚拓海

<シリーズ趣旨文>
死について考える場があると、皆、関心を持って熱く語ってくれるのに、普段、私や私たちは「死について考えること」が身近ではありません。生まれたことのある全員に死は平等に訪れるのに、なぜ死は“他人事”の様に感じるのでしょうか。
よく死ぬことは、よく生きることにも通じると言います。
普段、周りを気遣って使えない言葉や表現も、ルールに守られた哲学対話の場では安全に発言できます。
周りの空気を読む不自由さの外で、もしよければ一緒に“死”を考えてみませんか?

続きを読む

こまば哲学カフェ シリーズ “無意識の思い込み”について考える

2021.02.26 梶谷真司 Permalink

世話役:川口ともみ・いでしおこ (ユニット名:Ebony & Ivory)

<シリーズ趣旨文>
 日常に紛れる“無意識の思い込み”(アンコンシャス・バイアス/無意識の偏見)について、私は最近「ん?」と立ち止まることが増えています。職場や日常生活、自分自身の中の、性別、年齢、障がい、国籍に関する気付いていない無意識の偏見から、人は自由になりたくてなれないのではないでしょうか?個を尊重した「ダイバーシティ(多様性)&インクルージョン(包摂)」という言葉が聞かれるようになりましたが、皆さん自由になれていますか?

続きを読む

こまば哲学カフェ シリーズオンライン みんなではなすアート鑑賞実施報告

2021.02.17 Permalink

世話人 川口朋美
(2020 年 7 月から 10 月に行った 3 回のオンライン対話型鑑賞について)

1. タイトル
第 1 回「ゴッホの絵を見てみましょう」7 月 5 日開催
第 2 回「ピカソの絵をみてみましょう」9 月 26 日開催
第 3 回「太郎さんの絵を見てみましょう」10 月 31 日開催(岡本太郎作品の鑑賞)


続きを読む

【報告】こまば当事者カレッジ2020年度冬期コース第1回「社会的マイノリティとメンタルヘルスー在日コリアンを例として」

2021.02.15 石原孝二, 石渡崇文, 田中慎太郎, 井之上祥子, 山田理絵, 中里晉三 Permalink

 2020年12月19日、Zoomミーティング上でこまば当事者カレッジ「社会的マイノリティとメンタルヘルス―在日コリアンを例として―」が開催されました。講師に東洋大学の井沢泰樹(金泰泳(きむ てよん))先生をお招きし、在日コリアンを例としたマイノリティ差別とメンタルヘルスの関係についての講義を行っていただきました。

続きを読む

【報告】UTCPシンポジウム「現代哲学の源流を辿る(1)――フッサールとハイデガー」

2021.02.12 Permalink

 2020年11月22日、東京大学のUTCPにてオンライン・イベント「現代哲学の源流を辿る(1)――フッサールとハイデガー」が開催されました。この企画は、20世紀哲学のメインストリームの一つを構成している「現象学」という哲学的方法を〈一般の人々に分かりやすい言葉〉で伝えるという趣旨のもと構想されました。また、本イベントは、これまで行われた公開哲学セミナー(5月30日「現代フランス哲学から見る〈共生と責任〉の問題」/8月29日「哲学と精神分析――デリダ、リクール、ラカン、そしてフロイト」)と同様に、現象学に関心を持っている一般の人々と、当該分野で活躍する若手研究者を繋げるための〈場〉を構築したいという意図も込められていました。そのため、本シンポジウムにおいては、「講演」の部と同じくらいの時間をかけた「質問」の部を設けることに決め、とりわけ一般の参加者の方々との双方向的なやり取りを行うことを重視しました。

続きを読む

梶谷真司 邂逅の記録113 「哲学。をプロデュース!」~新しい哲学の可能性を求めて

2021.01.22 梶谷真司 Permalink

 「哲学を○○する」の○○には何が入るだろうか――研究する、教える、応用する、入門書を出す。これらはおもに研究者が行うことだろう。他方、近年では哲学を実践する、すなわち、子どもの哲学や哲学カフェ、哲学相談、哲学カウンセリング、哲学コンサルティングなどのプラクティスがあって、これらは老若男女、広く一般の人たちがするものだ。
 しかしそのどれでもない“プロデュースする”というのがあるのではないか。哲学のコンテンツを楽しみやすい形、親しみやすい形、かっこいい形、面白い形にして人々に見せるプロデューサーのようなもの。しかも文字通りに自分自身の哲学をproduce(生み出す)する――そんなユニークな人たちと哲学の新しい可能性を探りたい。

続きを読む

梶谷真司 邂逅の記録112 子育てと哲学対話~哲学カフェを運営する3人の母親との対話

2021.01.06 梶谷真司 Permalink

 哲学対話の活動を始めた2012年以降、かなり早い時期から私は子育て中のお母さんたちと関わってきた。そして2018年に出版した『考えるとはどういうことか~0歳から100歳までの哲学入門』(幻冬舎)で、次のように書いた。

続きを読む

【報告】 UTCPシンポジウム「Living with the World 世界との共生」

2020.12.13 梶谷真司, 中島隆博, 石原孝二, 朝倉友海, 田中慎太郎, 井之上祥子, 山田理絵, 國分功一郎 Permalink

 2020年11月29日(日)にUTCPシンポジウム『Living with the World 世界との共生』が開催された。本シンポジウムは3部で構成され、13:00〜17:00の4時間にわたってオンラインで実施された。
 

続きを読む

梶谷真司 邂逅の記録 111 ただ自分自身でいられる場を求めて~紫原明子さんとの対話

2020.12.07 梶谷真司 Permalink

“私はただ、私でいることを許されたいだけ”

 今回お招きしたエッセイストの紫原明子さんが定期的に開いている「語り」の場、「もぐら会」のエッセイ集「あの人今、泣こうとしたのかな」の序文に出てくる文章である。
 今年の6月13日、コロナ関連のイベントの第2弾として「コロナの中の日常~生き方の変化と向き合う」を行った。紫原さんが独自アンケートに基づいて書いたエッセイを読んで、参加者が自分の生活の変化について自由に語り、一緒に考えるという趣旨だ(私のブログ報告「邂逅の記録110 コロナの中の日常~誰もが思考と経験の当事者になる」を参照)。

続きを読む

【報告】UTCPシンポジウム「アメリカ大統領選から見る現代社会――哲学と公共政策の対話」

2020.11.25 Permalink

 2020年10月24日、東京大学のUTCPにてオンライン・イベント「アメリカ大統領選から見る現代社会――哲学と公共政策の対話」が開催されました。この企画は、「哲学×公共政策学」という視座から、現代社会に潜む政治学的問題を〈一般の人々に分かりやすい言葉〉で伝えるという趣旨のもと構想されました。また、本イベントは、これまで行われた公開哲学セミナー(5月30日「現代フランス哲学から見る〈共生と責任〉の問題」/8月29日「哲学と精神分析――デリダ、リクール、ラカン、そしてフロイト」)と同様に、哲学や公共政策学に興味を持っている一般の人々と、当該分野で活躍する若手研究者を繋げるための〈場〉を構築したいという意図も込められていました。そのため、本シンポジウムにおいては、「講演」の部と同じくらいの時間をかけた「質問」の部を設けることに決め、とりわけ一般の参加者の方々との双方向的なやり取りを行うことを重視しました。
 その結果、これまで行われてきた多くのUTCPイベントと同様に、本イベントも大変な盛り上がりを見せました。登壇者である杉谷和哉さん(京都大学大学院 人間・環境学研究科 博士後期課程・国際高等研究所特任研究員)と谷川嘉浩さん(京都市立芸術大学美術学部特任講師)のご講演が終わった後、多くの方々からの質問が寄せられ、閉会の時刻を迎えてなお議論の高まりが鎮まることはありませんでした。以下、続く箇所にて、当日の様子を記載いたします。

続きを読む

Recent Entries


↑ページの先頭へ