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【報告】哲学との出会い

2021.07.20 Permalink

【報告】哲学との出会い

はじめまして。IPOの2021年スロベニア大会(5月27日〜30日)に参加した黒田凜です。IPOは昨年に引き続き、e-IPOとしてオンライン開催されました。

新型コロナウイルスの流行が始まってから1年強、普段は会場に足を運ぶようなイベント等に、自分の無味乾燥な部屋(のベッドの上)からパソコンを開いて参加する日々が続いています。その中でIPOは、僕の部屋を色とりどりで賑やかな楽しい空間に変貌させた出来事ランキング堂々の1位でした。オンライン開催だからこそ実現された多彩なプログラムは貴重な経験でした。今大会のテーマは「ユートピアとユートピア的思考」でしたが、IPOは僕にとってまさにユートピアでした(?)。

ここでは、今大会のプログラムとエッセイライティングを振り返り、僕の考える哲学の面白さについてお話しさせていただこうと思います。

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【報告】2021年度キックオフシンポジウム「For the Reality of Life~共生のリアリティ」

2021.06.22 梶谷真司, 星野太, 國分功一郎, 神戸和佳子 Permalink

5月29日(土)に2021年度のキックオフシンポジウム「For the Reality of Life~共生のリアリティ」を開催した。昨年はコロナの影響で半年以上遅れて11月に行ったが、今年は例年通りのタイミングで行うことができた。今回のテーマは、「共生」というUTCPが長年取り組んできたテーマについて、よりリアルに考えるために、実践的な場に関わっているお二人に来ていただいた。第1セッションでは、コミュニティデザインの第一人者である山崎亮さんをお迎えして、UTCPからは長年彼と親交のある國分功一郎さんと、元UTCP助教で今年着任した星野太さんと3人でお話しいただいた。第2セッションでは、年明けからNHKで放送されたドラマ「ここは今から倫理です」の脚本家高羽彩さんと、元UTCPのRAで今年北陸大学に着任した神戸和佳子さんと梶谷が対談した。それぞれのセッションについて、PDの岩下弘史君と中里晋三君に報告していただこう。

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【報告】東京大学共生のための国際哲学研究センター(UTCP)シンポジウム「〈経験〉を見つめ直すための哲学――メルロ゠ポンティと考える身体・他者・言語」

2021.06.17 Permalink

2021年4月24日、東京大学UTCP
にてオンライン・シンポジウム「〈経験〉を見つめ直すための哲学――メルロ゠ポンティと考える身体・他者・言語」が開催されました。

本企画は、20世紀を代表するフランスの思想家モーリス・メルロ=
ポンティ(とりわけ彼の身体論・他者論・言語論)の視座から、「〈経験〉を見つめ直す」について検討するという趣旨のもと構想されました。

続く箇所において、本シンポジウムの内容を大まかにお伝えいたします。

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【報告】東京大学共生のための国際哲学研究センター(UTCP )シンポジウム「反出生主義の含意と射程――「生まれてこなかった方がよかったのか」をなぜ問うのか」

2021.06.17 Permalink

2021年5月29日、東京大学UTCP
にてオンライン・シンポジウム「反出生主義の含意と射程――「生まれてこなかった方がよかったのか」をなぜ問うのか」が開催されました。インターネット上においても盛んに議論されている「反出生主義」の思想ですが、センシティブな内容を含む思想内容であるために、数多くの誤解を受けやすい議論であることも事実です。そこで本シンポジウムにおいては、当該分野の第一線で活躍されている若手研究者の方をお招きして、「反出生主義」の思想内容と、その周辺に潜む根本問題を整理・分析するという試みを行いました。

続く箇所におきまして、本シンポジウムの内容を大まかにお伝えいたします。

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梶谷真司 邂逅の記録115 「2回目のオンライン国際哲学オリンピック~日本人初の銀メダル!」

2021.06.14 梶谷真司, 榊原健太郎 Permalink

5月27日から30日まで、2021年の国際哲学オリンピックが開催された。昨年はコロナ禍のためポルトガルのリスボン大会が延長されて、オンラインでのeIPOとなったが、今年もやはり実現せず、オンラインでの開催となった。しかし今回は、すでに一度議論を尽くしているので、ふたたびスロヴェニアのMiha Andricをリーダーとするチームが中心となって、全体としては非常にスムーズに行われた。

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【報告】立命館大学間文化現象学研究センター×東京大学共生のための国際哲学研究センターシンポジウム「ひとはいかにして思考するのか? ―― バタイユ、ブランショ、ナンシー」

2021.05.20 Permalink

【報告】立命館大学間文化現象学研究センター×東京大学共生のための国際哲学研究センターシンポジウム「ひとはいかにして思考するのか? ―― バタイユ、ブランショ、ナンシー」

[当日の動画](※立命館大学さんより掲載の許可をいただいております。)
https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=7TNY1U78jWs&feature=emb_imp_woyt

2021年3月27日、立命館大学間文化現象学研究センターにてオンライン・シンポジウム「ひとはいかにして思考するのか? ―― バタイユ、ブランショ、ナンシー」が開催されました。

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梶谷真司 邂逅の記録115 「結婚の新しいカタチを求めて」

2021.03.25 Permalink

 2021年2月27日(土)、「新たな結婚のカタチを求めて」というイベントをオンラインで開催した。結婚関連のイベントとしては、2019年12月に行われた「いかにして愛のために出会いの場をデザインするか」に続いて2回目である。昨年11月、オンラインの哲学対話で私のことを知った柿木さんが「結婚から恋愛を切り離すと何が残るのか」について意見を聞きたいと連絡があった。Zoomでお会いすると、恋愛を前提にしない結婚を支援するベンチャーを立ち上げたいという構想を語ってくれた。もともと婚活に取り組んでいた私にとってはなはだ面白い話で、二人だけで話しているのはもったいないので、いっそイベントにしましょうと私から提案した。

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【報告】UTCPシンポジウム「〈想像力〉とは何か?――カントとシェリングの視座から」

2021.03.11 八幡さくら Permalink

 2021年2月6日、東京大学のUTCPにてオンライン・イベント「〈想像力〉とは何か?――カントとシェリングの視座から」が開催されました。

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梶谷真司 邂逅の記録114 「セックスという磁場を求めて~二村ヒトシさんとの対話」

2021.03.08 梶谷真司 Permalink

 哲学対話は、他者と一緒に思考を創り上げていく。だから私はそれを「共創哲学(inclusive philosophy)」と呼んでいる。なぜ「共創的」という語にinclusiveを当てているのかというと、哲学対話では、世代も境遇も違う多様な人たちが、ごく自然にフラットに話をして“仲良く”なることができる、つまりとても排除(exclusion)が少なく、いろんな人が関われる場を作れる(inclusion)からである。

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【報告】こまば哲学カフェ シリーズ:「受験」ってなんだ?

2021.03.04 梶谷真司 Permalink

世話人:哲学対話ユニットALUL(和田野涼子・歌代雅代)

■シリーズ趣旨文

「受験」という言葉を聞いて、どんな感じがしますか。
嬉しい?悲しい?楽しい?苦しい?
実は、もやもやしていたりしませんか?
皆さんと一緒に考えるのは、「受験」に合格するための方法ではありません。
受験に関する悩みの解決法を探したり、受験制度を議論したりすることでもありません。
受験にまつわる「問い」を出し、出てきた「問い」についてみんなで考えること。
そうすることで自分の中の「受験」がどう変わるか、あるいは変わらないのか、実験してみませんか。
自分が受験をした人、子どもが受験をした人、受験生のサポートをしている人、
これから受験を考えようとしている人、試験をする側の人、受験をしたことのない人。
受験の疑問、悩んでいること、受験にまつわる皆さんの思いをいっぱい持ってきてください。
ここから、哲学対話の「問い」を一緒に探し、考えていきましょう。

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