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梶谷真司 邂逅の記録115 「結婚の新しいカタチを求めて」

2021.03.25 Permalink

 2021年2月27日(土)、「新たな結婚のカタチを求めて」というイベントをオンラインで開催した。結婚関連のイベントとしては、2019年12月に行われた「いかにして愛のために出会いの場をデザインするか」に続いて2回目である。昨年11月、オンラインの哲学対話で私のことを知った柿木さんが「結婚から恋愛を切り離すと何が残るのか」について意見を聞きたいと連絡があった。Zoomでお会いすると、恋愛を前提にしない結婚を支援するベンチャーを立ち上げたいという構想を語ってくれた。もともと婚活に取り組んでいた私にとってはなはだ面白い話で、二人だけで話しているのはもったいないので、いっそイベントにしましょうと私から提案した。

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【報告】UTCPシンポジウム「〈想像力〉とは何か?――カントとシェリングの視座から」

2021.03.11 八幡さくら Permalink

 2021年2月6日、東京大学のUTCPにてオンライン・イベント「〈想像力〉とは何か?――カントとシェリングの視座から」が開催されました。

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梶谷真司 邂逅の記録114 「セックスという磁場を求めて~二村ヒトシさんとの対話」

2021.03.08 梶谷真司 Permalink

 哲学対話は、他者と一緒に思考を創り上げていく。だから私はそれを「共創哲学(inclusive philosophy)」と呼んでいる。なぜ「共創的」という語にinclusiveを当てているのかというと、哲学対話では、世代も境遇も違う多様な人たちが、ごく自然にフラットに話をして“仲良く”なることができる、つまりとても排除(exclusion)が少なく、いろんな人が関われる場を作れる(inclusion)からである。

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【報告】こまば哲学カフェ シリーズ:「受験」ってなんだ?

2021.03.04 梶谷真司 Permalink

世話人:哲学対話ユニットALUL(和田野涼子・歌代雅代)

■シリーズ趣旨文

「受験」という言葉を聞いて、どんな感じがしますか。
嬉しい?悲しい?楽しい?苦しい?
実は、もやもやしていたりしませんか?
皆さんと一緒に考えるのは、「受験」に合格するための方法ではありません。
受験に関する悩みの解決法を探したり、受験制度を議論したりすることでもありません。
受験にまつわる「問い」を出し、出てきた「問い」についてみんなで考えること。
そうすることで自分の中の「受験」がどう変わるか、あるいは変わらないのか、実験してみませんか。
自分が受験をした人、子どもが受験をした人、受験生のサポートをしている人、
これから受験を考えようとしている人、試験をする側の人、受験をしたことのない人。
受験の疑問、悩んでいること、受験にまつわる皆さんの思いをいっぱい持ってきてください。
ここから、哲学対話の「問い」を一緒に探し、考えていきましょう。

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こまば哲学カフェ シリーズ:あの世とこの世の哲学対話 実施レポート

2021.02.26 梶谷真司 Permalink

世話役:いでしおこ(How to Get to 哲学対話?)
テーマサポーター:金子稚子(ライフ・ターミナル・ネットワーク)
運営サポーター:二村ヒトシ・加倉井拓夫・村松志真・中塚祥子/335・大塚拓海

<シリーズ趣旨文>
死について考える場があると、皆、関心を持って熱く語ってくれるのに、普段、私や私たちは「死について考えること」が身近ではありません。生まれたことのある全員に死は平等に訪れるのに、なぜ死は“他人事”の様に感じるのでしょうか。
よく死ぬことは、よく生きることにも通じると言います。
普段、周りを気遣って使えない言葉や表現も、ルールに守られた哲学対話の場では安全に発言できます。
周りの空気を読む不自由さの外で、もしよければ一緒に“死”を考えてみませんか?

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こまば哲学カフェ シリーズ “無意識の思い込み”について考える

2021.02.26 梶谷真司 Permalink

世話役:川口ともみ・いでしおこ (ユニット名:Ebony & Ivory)

<シリーズ趣旨文>
 日常に紛れる“無意識の思い込み”(アンコンシャス・バイアス/無意識の偏見)について、私は最近「ん?」と立ち止まることが増えています。職場や日常生活、自分自身の中の、性別、年齢、障がい、国籍に関する気付いていない無意識の偏見から、人は自由になりたくてなれないのではないでしょうか?個を尊重した「ダイバーシティ(多様性)&インクルージョン(包摂)」という言葉が聞かれるようになりましたが、皆さん自由になれていますか?

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こまば哲学カフェ シリーズオンライン みんなではなすアート鑑賞実施報告

2021.02.17 Permalink

世話人 川口朋美
(2020 年 7 月から 10 月に行った 3 回のオンライン対話型鑑賞について)

1. タイトル
第 1 回「ゴッホの絵を見てみましょう」7 月 5 日開催
第 2 回「ピカソの絵をみてみましょう」9 月 26 日開催
第 3 回「太郎さんの絵を見てみましょう」10 月 31 日開催(岡本太郎作品の鑑賞)


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【報告】こまば当事者カレッジ2020年度冬期コース第1回「社会的マイノリティとメンタルヘルスー在日コリアンを例として」

2021.02.15 石原孝二, 石渡崇文, 田中慎太郎, 井之上祥子, 山田理絵, 中里晉三 Permalink

 2020年12月19日、Zoomミーティング上でこまば当事者カレッジ「社会的マイノリティとメンタルヘルス―在日コリアンを例として―」が開催されました。講師に東洋大学の井沢泰樹(金泰泳(きむ てよん))先生をお招きし、在日コリアンを例としたマイノリティ差別とメンタルヘルスの関係についての講義を行っていただきました。

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【報告】UTCPシンポジウム「現代哲学の源流を辿る(1)――フッサールとハイデガー」

2021.02.12 Permalink

 2020年11月22日、東京大学のUTCPにてオンライン・イベント「現代哲学の源流を辿る(1)――フッサールとハイデガー」が開催されました。この企画は、20世紀哲学のメインストリームの一つを構成している「現象学」という哲学的方法を〈一般の人々に分かりやすい言葉〉で伝えるという趣旨のもと構想されました。また、本イベントは、これまで行われた公開哲学セミナー(5月30日「現代フランス哲学から見る〈共生と責任〉の問題」/8月29日「哲学と精神分析――デリダ、リクール、ラカン、そしてフロイト」)と同様に、現象学に関心を持っている一般の人々と、当該分野で活躍する若手研究者を繋げるための〈場〉を構築したいという意図も込められていました。そのため、本シンポジウムにおいては、「講演」の部と同じくらいの時間をかけた「質問」の部を設けることに決め、とりわけ一般の参加者の方々との双方向的なやり取りを行うことを重視しました。

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梶谷真司 邂逅の記録113 「哲学。をプロデュース!」~新しい哲学の可能性を求めて

2021.01.22 梶谷真司 Permalink

 「哲学を○○する」の○○には何が入るだろうか――研究する、教える、応用する、入門書を出す。これらはおもに研究者が行うことだろう。他方、近年では哲学を実践する、すなわち、子どもの哲学や哲学カフェ、哲学相談、哲学カウンセリング、哲学コンサルティングなどのプラクティスがあって、これらは老若男女、広く一般の人たちがするものだ。
 しかしそのどれでもない“プロデュースする”というのがあるのではないか。哲学のコンテンツを楽しみやすい形、親しみやすい形、かっこいい形、面白い形にして人々に見せるプロデューサーのようなもの。しかも文字通りに自分自身の哲学をproduce(生み出す)する――そんなユニークな人たちと哲学の新しい可能性を探りたい。

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