破急風光帖

 

★  日日行行(620)

2023.06.04 Permalink

* 6月20日頃になりますが、PHP研究所から、わたしの拙著『存在とは何か』が刊行されることになっています。去年の春/夏のあいだに書き下ろした原稿ですが、わたしとしてはとうとう東大の最終講義で約束した「四元的存在論」「ファンタジック存在論」の「はじめの一歩」だけは書いたな、という感慨があります。時間がかかりました。ほんとうに最初の一歩だけ。あとの展開はこれからの仕事ですが、ずっと夢見ていた複素数的存在論の出発点は刻めたと思っています。

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★  日日行行(619)

2023.06.04 Permalink

* 6月に入りました。先週木曜に多摩美での特別講義第2回目を終えて、5月の「嵐」を乗り切ったという感じがします。今月はフェーズを転換する時期となります。〈夏至〉に向かって、かな。

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★  日日行行(618)

2023.05.28 Permalink

* 激しい1週間が終わって、今日の日曜は、今月はじめて、軽重問わず、予定表がまったく空白の1日でした。この間に6月刊行予定の拙著『存在とは何か』(PHP研究所)も完全責了となり、ほっと一息というところです。

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★  日日行行(617)

2023.05.23 Permalink

* 続いて、もうひとつ今週のイベントのご案内です。
 5月25日(木)19時、赤阪のゲーテ・インスティトゥート東京1階ホールで、ブルガリアのわが友ボヤン・マンチェフのレクチャー「土方巽とその分身」が行われます。そのレクチャーのあとに、星野太さんとわたしが登壇して、三人で「終焉の終焉、あるいは芸術の未来」THE END OF THE ENDS,OR THE FUTURE OF ARTが行われます。

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★  日日行行(616)

2023.05.22 Permalink

* またもやブランクがあきました。さまざまな用件が重なって、少し「嵐」の状態で、今週がそのピークです。で、ご案内が遅れてしまっていますが、明日、イベントがあります。

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★  日日行行(615)

2023.05.10 Permalink

* 昨夜は、はじめて新宿の紀伊國屋サザンシアターに行きました。鴻上尚史さん演出の演劇「Wingless」を観に。鴻上さんとは、もう18年にわたってNHKの番組「Cool Japan」でごいっしょしています。今回、お招きを受けてテレビのプロデューサーさんらと観劇しました。

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★  日日行行(614)

2023.05.08 Permalink

* 今夜はサントリーホール・ブルーローズで行われた「一柳慧さん お別れの会」に行ってきました。一柳さんの逝去については、本ブログの昨年10月「570」「571」で語っています。今日はあらためて、一柳さんが関係していたいくつかの財団の共催で会が行われました。

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★  日日行行(613)

2023.04.30 Permalink

* 4月も終り。12日以降、まったくこのブログを更新していませんでした。特に不調だったわけでも、また逆に、多忙であったわけでもなかったのですが・・・毎日、いろいろなことに対応しているうちに離れてしまったというだけ。情報時代に疲れちゃった、みたいなこともあるのかもしれませんが・・・

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★  日日行行(612)

2023.04.12 Permalink

* 最近、ある方から教えていただいたのですが、すでに本ブログでも書いていますが、坂本龍一さんを駒場キャンパスにお迎えして対話的トークを行ったときの記録が東京大学のサイトに残っているそうです。

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★  日日行行(611)

2023.04.12 Permalink

* 昨日は、ホテル・ニューオータニで、昨年亡くなった吉田喜重監督を偲ぶ会が開かれました。発起人は、蓮實重彦先生。奥さまの岡田茉莉子さんの主催です。わたしも招かれてスピーチをしました。2003年に吉田監督の最後の映画作品「鏡の女たち」の上映会を駒場キャンパスで企画したのが最初の出会いだったでしょうか。その後も「美の美」の上映会で何度かコメンテーターをさせていただいたり、監督の学生時代の親友でもあった、わが「師」宮川淳さんについての本『宮川淳とともに』(水声社、2021年)をいっしょにつくらせていただいたりしました。多くの喜びをいただきました。

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