【報告】エディ・デュフモン「パロディと政治ー中江兆民と『三酔人経綸問答』をめぐって」
2009年1月9日、エディ・デュフモン(ボルドー大学)による日本思想セミナー「パロディと政治:中江兆民と『三酔人経綸問答』をめぐって」がおこなわれた。デュフモンは中江兆民におけるパロディの精神の意義をルソーのそれと比較しつつ、その政治的な戦略性を明るみに出そうとした。 続きを読む |
2009年1月9日、エディ・デュフモン(ボルドー大学)による日本思想セミナー「パロディと政治:中江兆民と『三酔人経綸問答』をめぐって」がおこなわれた。デュフモンは中江兆民におけるパロディの精神の意義をルソーのそれと比較しつつ、その政治的な戦略性を明るみに出そうとした。 続きを読む |
☆ 禅僧もどき 南山大学に滞在中のジョン・マラルド先生をお招きして、「日本哲学の約束」という希望に満ちたタイトルのもと2回のレクチャーをしていただきました。 続きを読む |
1月10日(土曜日)と1月11日(日曜日)、駒場キャンパスで第3回のBESETO哲学会議が開かれました。以下で簡単な報告をしておきます。 続きを読む |
1月24日夜、クリストフ・ビダンらが主宰するブランショ研究者のアソシエーション「Espace Maurice Blanchot」の会合がパリで開かれ、カナダ、フィンランド、ブラジル、韓国、日本のブランショ研究者が集まった。この団体には、日本からは郷原佳以さん(関東学院大学)と私が海外協力者として参与している。 続きを読む |
2009年1月22-24日、国際哲学コレージュとパリ第4大学(ソルボンヌ)の主催で国際シンポジウム「外の形象―ジャン=リュック・ナンシーをめぐって〔Figures du dehors – autour de Jean-Luc Nancy〕」がパリで開催された(主催責任者:ダニエル=コーエン・レヴィナス、ジゼール・ベルクマン)。連日100人以上の聴衆が詰めかける盛会となった。以下、最終日24日に参加した限りでの報告を記しておく。 続きを読む |
A few weeks ago (January 9-10, 2009) UTCP hosted the third BESETO philosophy conference. I will not try here to summarize this large and diverse event, although I will say that I think it’s been a great success, both in terms of the level of presentations as well as in terms of its diversity and richness. I would like, though, to offer some “meta-reflections” on this conference, which was titled “Philosophy in the East Asian context”: some thoughts on the question of “context” or, if you will, the “place” of philosophy. * 続きを読む |
☆ 3時間(過激な場) 今月、BESETO会議以降に限っても、スティミリ先生の2回の講演、精神分析医の十川さん、一昨日は大宮さんと講演発表の連続。毎回、多くの人、とりわけ少しずつだが、若い学部学生なども来てくれるようになって、わたしとしては嬉しい限り。 続きを読む |
中期教育プログラム「脳科学と倫理」のセミナー5では、Marc D. Hauser の Moral Minds を講読します。今回はその第1回報告です。第1回では、プロローグと第1章の前半 (pp. xvii-31) を検討します。 続きを読む |
中期教育プログラム「哲学としての現代中国」の一環として、7月まで行われた「中島隆博+ジョエル・トラヴァール ジョイント・セミナー」に引き続き、「権力と表象」という共通のテーマのもと各自の発表を行っている。 続きを読む |
11月28日、UTCP日本思想セミナーとして、マイケル・マラ氏(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)による講演「美的カテゴリーの過去と現在」が行われた。 続きを読む |
Following up on the article by Sara Roy, who will visit UTCP in March, in which she expresses a moral and political critique of the current war in Gaza, it is important to note that such a similar critical voice can also be heard from within the Israeli society itself. 続きを読む |
参議院議員(民主党)・広田一氏がUTCPを来訪され、西山雄二が応対した。来週から補正予算案が参議院で審議されるのだが、若年研究者の正規就業支援事業費に関するヒアリング調査のためである。 続きを読む |
The 11th and 12th Tokyo Colloquium of Cognitive Philosophy (TCCP) was held in the autumn of 2008. 続きを読む |
「エンハンスメントの哲学と倫理」では、人間の能力を科学技術によって増強することの倫理的是非を問題にしてきました。約1年間の活動を総括いたします。 続きを読む |
東京大学客員教授(大学院総合文化研究科)として来日しているDavide Stimilli氏の、Aby Warburg研究者としての業績を簡単に紹介したい。(田中 純) 続きを読む |
本教育プログラムは、生がいかに自らを解釈しうるのかという問いをめぐる思考が歴史哲学の中心にあるという見通しのもとに、とりわけ20世紀初頭のドイツの哲学に焦点を当ててきた。 続きを読む |
昨年12月5日、フレデリック・ケック氏(CNRS)によるセミナー、「レヴィ=ストロースと鳥インフルエンザ――潜在的カタストロフィの構造人類学の方法」が行われた。司会は藤田尚志さん(学術振興会特別研究員)。 続きを読む |
☆ 詩(ナイシュタットさんへ) |
2008年12月9日、日本近代文学研究者である島村輝氏(女子美術大学)による講演「『蟹工船』再評価、その世界的動向―そして東大生はいかにこの作品を読んだか」がおこなわれた(司会:高榮蘭)。 続きを読む |
去る11月28日、フランス高等研究院名誉院長のジャン・ボベロ氏をお招きして、シンポジウム「21世紀国際ライシテ宣言とアジア諸地域の世俗化」が開催された。 続きを読む |
報道されているとおり、イスラエルがパレスチナ自治区のガザ地区を年末から空爆・侵攻し、現在まで650人を越える死者を出しています。 |
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