【報告】ファンタジーの再検討
本研究会は、これまで文学研究からしか主に論じられることのなかった「ファンタジー」という鍵概念を掲げ、その適用し得る範囲を文学以外に、哲学、科学、そしてポストモダンともいわれる我々を取り巻く世界の諸状況にまで広げてみようという試みである。このようなアプローチから、従来の文学的ジャンル研究にとどまることなく、超域的文化研究の方法・手段としての「ファンタジー」概念を磨き上げていくことを目指す。 |
本研究会は、これまで文学研究からしか主に論じられることのなかった「ファンタジー」という鍵概念を掲げ、その適用し得る範囲を文学以外に、哲学、科学、そしてポストモダンともいわれる我々を取り巻く世界の諸状況にまで広げてみようという試みである。このようなアプローチから、従来の文学的ジャンル研究にとどまることなく、超域的文化研究の方法・手段としての「ファンタジー」概念を磨き上げていくことを目指す。 |
本研究会は、おもに1960年代以降のアメリカ現代美術を中心とし、作品の観察、分析、テキスト読解、実験を通じて、現代芸術の制作=批評行為の諸問題を明らかにすることを目的としています。 続きを読む |
12月22日、第6回こまば脳カフェ・クリスマス特別版「哲学×脳科学」が駒場生協食堂3階(駒場コミュニケーションプラザ3階 交流ラウンジ〕で開催された。これまでの脳カフェでは主に脳科学の若手研究者をゲストに迎えてきたが、今回は、「哲学」を専門とする河野哲也さんと戸田山和久さんのお二人がゲストとして、さらに「脳科学」を専門とする大学院生の飯島和樹さんが指定討論者として参加した。 続きを読む |
2009年11月27日、東京大学大学院総合文化研究科生命環境科学系博士課程の青木隆太さんをゲストに、第5回こまば脳カフェ 「感情がこころを彩る―認知・感情・倫理の脳科学」を開催しました。 続きを読む |
2009年11月、UTCPワークショップ「四つのディスクールをめぐって」が開かれた。今回は小林康夫拠点リーダーを発題者とし、原和之氏をコメンテーターに迎えた。 続きを読む |
2009年11月26、27日の両日にわたり、南カリフォルニア大学教授のJudith Halberstam氏をお迎えして、UTCP主催としてはおそらく最初のものとなる、明示的にクィアをテーマとした講演会 ”Global Female Masculinities” および、関連テーマによるディスカッション・ワークショップが開催された。 続きを読む |
去る2009年11月16日、UTCP先端教育プログラム「技術哲学セミナー」の一環として、スウェーデンからHans Ruin教授(Södertörn University College, Stockholm)をお迎えし、“Technology as Destiny in Cassirer and Heidegger: Continuing the Davos Debate”と題された講演会が開催された。 |
パリ第8大学と東京大学はここ数十年間、学術交流を積み重ねてきたが、2009年12月19日、学長や副学長など要職の方々とともにシンポジウム「大学における人文科学の未来」が開催された(主催責任:Patrick De Vos, Pierre Bayard. 後援:東京大学フランス語・イタリア語部会)。一日の記録を網羅的に報告することは避け、個人的関心をそそられた点に限って定点観測風の報告を記しておく。 続きを読む |
The conference was held between 14th and 16th December at Fudan University, Shanghai, co-hosted by National Institute for Advanced Humanistic Studies of Fudan University, Modern East Asia Research Centre (MEARC) of Leiden University, and UTCP. 続きを読む |
イメージを読み解くことはどのような行為によって可能になるのか。本研究会は、一つの有効な理論的枠組を導き出すことのみを最終的な目標としているわけではない。イメージを成り立たせるさまざまな要素――作品内部の様式的側面から、制作者あるいは受容者との関わり、政治性、鑑賞され、上演される場など――を考慮にいれつつ、それぞれのイメージへのアプローチを模索しようという試みである。 続きを読む |
UTCP共同研究員の住田朋久さんが共訳者として、翻訳された『知識人として生きる』が出版されました(スティーヴ・フラー、『知識人として生きる――ネガティヴ・シンキングのポジティヴ・パワー』、村上陽一郎・岡橋毅・住田朋久・渡部麻衣子共訳、青土社、2009)。 続きを読む |
UTCPで招聘したサラ・ロイ氏(ハーバード大学中東研究所)のインタヴュー記事が、『世界』2010年1月号に掲載されました。聞き手・構成はジャーナリストの小田切拓氏、タイトルは「ガザが語る「虚像」の和平」です。 続きを読む |
2009年11月10日(火曜日)17時、駒場キャンパス18号館コラボレーションルーム3には予想以上に多くの若い参加者が集まり、「サステナビリティー」とその共通の「メトリックス」を考えるワークショップが始まった。 続きを読む |
ドキュメンタリー映画『哲学への権利――国際哲学コレージュの軌跡』は2009年9月にアメリカ東海岸の4つの大学で上映され、討論会が開催されました。その記録をもとに映像作品を制作しました。 続きを読む |
On November 13, the graduate symposium “Techniques of the Image” was held at McGill University in Montreal. 続きを読む |
2009年10月14日、「ウィトゲンシュタインにおける文法の恣意性の諸限界(Limits of grammatical arbitrariness in Wittgenstein)」と題した講演会が開催された。 続きを読む |
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