時の彩り(ラスト・ラン) 180
続きを読む |
ニューヨーク市立大学のローゼンソール教授は、「意識の高階思考説」で名高い心の哲学者だ。ある心の状態が意識的であるのは、たんにその心の状態をもつだけではなく、それについて考えてもいること、つまり高階思考を持っていることにほかならない、というわけである。このローゼンソール教授が長年、心の哲学者や科学者を招いて開催してきた研究会としてCognitive Science Speakers Seriesがある。今回、2015年3月13日に、私たち(信原、片岡、飯塚)は、この歴史ある研究会に招いていただいて、いずれも道徳心理に関わるテーマで発表を行った。聴衆はローゼンソール教授とその学生をはじめ、10名あまりであったが、熱心に発表に耳を傾け、多くの刺激的な質問を行ってくれた。以下、各自の発表の模様を発表者自身により簡単にお伝えする。 続きを読む |
去る2015年1月24日、UTCPシンポジウム「新たな普遍性をもとめて――小林康夫との対話」が開催されました。本シンポジウムではかつてUTCPに在籍した若手・中堅研究者が登壇し、UTCPの小林康夫氏と対話をいたしました。以下において、対話役を務めた方からの報告を掲載いたします。 続きを読む |
2015年2月24日(火)、上廣共生哲学寄付研究部門L2「共生のための障害の哲学」プロジェクトと立命館大学生存学研究センターの合同シンポジウム「出生をめぐる知/技術の編成」が開催された。講演者は宮原優氏(文教大学・非常勤講師/立教大学・兼任講師)、渡部麻衣子氏(東京大学IHS・特任助教)、利光恵子氏(立命館大学生存学研究センター・客員研究員)の3名、全体コメンテイターは松原洋子教授(立命館大学大学院先端総合学術研究科・教授(生存学研究センター))であった。 続きを読む |
「ご承知のように」と言う人のことは信用してはいけません――。試みに、この「教え」に従うことを宣言した上で「報告」を書き始めることにしよう。 続きを読む |
2015年1月11日に台湾政治大学で、Workshop on Religion and Modernity in the Context of East Asian Philosophyが開かれた。 続きを読む |
2015年1月24日、UTCPシンポジウム「新たな普遍性をもとめて――小林康夫との対話」が開催された。UTCPの拠点リーダーを務めてきた小林康夫の退官記念イベントで、UTCPに在籍した若手・中堅研究者が登壇し、対話の相手役を務めた(筆者は総合司会を担当)。 |
駒場祭で開催された「こまば哲学カフェ」、以下は3日目のセッションについての報告である。 |
駒場祭で開催された「こまば哲学カフェ」、以下は2日目午後のセッションについての報告である。この時間帯は、「SFと性:男×女×??」「『頭がいいってどういうこと?』〜東大生の素朴なギモン〜」の2つのセッションが行われた。 続きを読む |
UTCP-Uehiro Booklet 7: Perspectives on Oshima Nagisa が刊行されました。UTCP-Uehiro Booklet の第7 冊目です。
|
駒場祭で開催された「こまば哲学カフェ」、以下は2日目午前に行われた、「『沖縄』をめぐる哲学対話」についての報告である。当日のファシリテーションを担当した神戸と、事前準備を担当した崎濱より、それぞれ報告する。 続きを読む |
UTCP-Uehiro Booklet 6: Humanizing Asia: Rethinking Literature and Arts under the Situations of the Cold War が刊行されました。 続きを読む |
駒場祭で開催された「こまば哲学カフェ」、以下は1日目のセッションについての報告である。1日目は、「朝の哲学対話」「環境をめぐる哲学対話」、「キュン♡コスプレだらけの対話大会!〜恋がはじまる音がした〜」、「さらば我が愛!〜終わってしまう愛をめぐる哲学対話〜」の4つのセッションが行われた。(第4セッションについては、前回の報告をご覧いただきたい。) 続きを読む |
2014年11月22日〜24日の3日間にわたり、東京大学駒場キャンパスでは「駒場祭」(東京大学駒場キャンパスの学園祭)が開催された。この期間中、P4E研究会は昨年に引き続き、「こまば哲学カフェ」を出店した。 これから数回にわたり、このイベントの様子を、各日の企画者よりご報告いただく。初回は、P4E研究会の代表で、1日目の第4セッション「さらば我が愛!〜終わってしまう愛をめぐる哲学対話〜」の企画をされた梶谷真司先生による、駒場祭全体に関する報告である。 続きを読む |
↑ページの先頭へ |