時の彩り(つれづれ、草) 073
☆ 夏のNota Bene (1) これは去年の夏、このタイトルでブログを書こうと思っていて果たせなかったものの再挑戦。実は、わたしが20歳頃にこのタイトルでわけのわからないノートを書いていたそのことを思い出して。フランス語を勉強しにアテネ・フランセに通ってそこでこの「nota bene」というのを覚えたというのが起源ですね。 続きを読む |
☆ 夏のNota Bene (1) これは去年の夏、このタイトルでブログを書こうと思っていて果たせなかったものの再挑戦。実は、わたしが20歳頃にこのタイトルでわけのわからないノートを書いていたそのことを思い出して。フランス語を勉強しにアテネ・フランセに通ってそこでこの「nota bene」というのを覚えたというのが起源ですね。 続きを読む |
※UTCP新中期教育プログラム「イメージ研究の再構築」では2009年7月、ダリオ・ガンボーニ・ジュネーヴ大学教授をお招きして2度のセミナーを開催。このうち第2回目に関しては、参加予定者(大学院生)を主体に、きわめて入念な準備が行われました。まとめ役を担当した研究員がその模様を報告します。 続きを読む |
2009年7月12日、東京大学駒場キャンパス18号館ホールで、今秋から始動するUTCP中期教育プログラム「イメージ研究の再構築」のプレイベントとして、ジュネーヴ大学教授で美術史家のダリオ・ガンボーニ氏による講演「疑念と寓意――ルドンとゴーギャンに関する新視点」が行われた。司会はUTCPの三浦篤教授。当初の見積もりを大きく上回る数――およそ150人――の聴衆が会場に詰めかけ、新プログラムの幕開けにふさわしい盛況となった。 続きを読む |
UTCPでは本年秋、新中期教育プログラム「イメージ研究の再構築」(事業担当推進者・三浦篤教授)が発足する。同プログラムでは10月の正式スタートに先立ち、プレイベントとしてダリオ・ガンボーニ・ジュネーヴ大学教授をお迎えして講演会およびセミナーを開催していただいた。講演会に関しては別途報告があるので(⇒こちら)、以下では二度にわたって行われたセミナーについて述べる。 続きを読む |
2009年7月7日、中島隆博の中期教育プログラム「哲学としての現代中国」の最終報告会「哲学・翻訳・救済」がおこなわれた(司会:井戸美里)。報告会は、中島のUTCPでの教育研究活動の成果が哲学のアクチャリティという課題のもとに凝縮された近著『哲学』(岩波書店、2009年)の合評会という形でなされた。 続きを読む |
7月6日、「共生のための国際哲学特別研究Ⅲ」第9回セミナーとして、本プログラムの今年度一人目の招聘研究者であるクリスチャン・ウル氏(ベルギー、ゲント大学)による講義「宗教と近代―西田幾多郎を通して」が行われた。 |
*UTCP事業推進担当者の三浦篤さんによる不定期連載第1回です。 とうとう始まってしまった。待ちに待ったというか、これからどうなるか予想もつかないというか……。新中期教育プログラム「イメージ研究の再構築」の開始を告げるプレイベントのことである。 続きを読む |
☆ フランソワ・ヌーデルマンさんの講演 拠点リーダーとしては命が縮むようなグローバルCOEの中間評価ヒアリングもなんとか終わってほっとした先週、21世紀COEのときのオープニング・セレモニーに招聘したヌーデルマンさん(パリ第8大学)が来日、というので専門のサルトル関係ではなく、去年出版された「哲学者たちのタッチ」にちなんだ話をしてもらおうとお願いしたら、13歳のお嬢さんをともなっての登場。 続きを読む |
7月7日に、UTCP共同研究員で、香港城市大学のデンニッツァ・ガブラコヴァさんによる日本思想セミナー「群島的思考――日本における移動する理論」が開催された。「群島(archipelago)」をめぐる議論は、とりわけ昨年末に刊行された今福龍太氏の『群島-世界論』(岩波書店)という力業もあって、注目を集めている。 続きを読む |
去る6月23日、明治思想史を専門とするFranklin and Marshall CollegeのRichard Reitan氏を迎えて、UTCP日本思想セミナーが開催された。Reitan氏の発表は、明治後期から大正初期にかけての「群衆心理学(Crowd Psychology)」を扱ったもので、ドイツやフランスといった西洋の心理学の受容過程を検討し、その日本の社会精神や民族精神への影響を探るという野心的なものであった。 続きを読む |
2009年7月3日、フランソワ・ヌーデルマン(François Noudelmann パリ第8大学)による講演「Le toucher des philosophes」がおこなわれた。ヌーデルマンはフランス・キュルチュール局で哲学のラジオ番組「哲学の金曜日Les Vendredis de la Philosophie」のパーソナリティーを毎週務めているが、いつもの歯切れのよい語り口で聴衆を飽きさせなかった。 |
現在横浜美術館で開催中の展覧会「フランス絵画の19世紀 美をめぐる100年のドラマ」(横浜美術館)を記念して、同展監修者で、UTCPの新中期教育プログラム「イメージ研究の再構築」事業推進担当者の三浦篤さんが講演会を行います。 続きを読む |
臼杵陽(監修)/赤尾光春・早尾貴紀(編)『ディアスポラから世界を読む——離散を架橋するために』(明石書店、2009年)を刊行しました。 |
中期教育プログラム「哲学としての現代中国」では、張旭東先生による2回の連続セミナーに引き続き、戸坂潤について討論が行われました。 続きを読む |
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