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【報告】駒場祭での哲学対話イベント「こまば哲学カフェ」(5)

2015.03.08 梶谷真司, 稲原美苗, 小村優太, 川辺洋平, 松山侑生, 土屋陽介, 佐藤麻貴, 宮田舞, 神戸和佳子, 崎濱紗奈, 安部高太朗, Philosophy for Everyone Permalink

駒場祭で開催された「こまば哲学カフェ」、以下は3日目のセッションについての報告である。
3日目は、「朝の哲学対話」「しかくさんかくまる」「落語×哲学カフェ」の3つのセッションが行われた。なお、「しかくさんかくまる」は、特定非営利活動法人こども哲学おとな哲学アーダコーダの協力により実現したものである。

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【報告】駒場祭での哲学対話イベント「こまば哲学カフェ」(4)

2015.03.07 梶谷真司, 稲原美苗, 小村優太, 川辺洋平, 松山侑生, 土屋陽介, 佐藤麻貴, 宮田舞, 神戸和佳子, 崎濱紗奈, 安部高太朗, Philosophy for Everyone Permalink

駒場祭で開催された「こまば哲学カフェ」、以下は2日目午後のセッションについての報告である。この時間帯は、「SFと性:男×女×??」「『頭がいいってどういうこと?』〜東大生の素朴なギモン〜」の2つのセッションが行われた。

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【報告】駒場祭での哲学対話イベント「こまば哲学カフェ」(3)

2015.03.06 梶谷真司, 稲原美苗, 小村優太, 川辺洋平, 松山侑生, 土屋陽介, 佐藤麻貴, 宮田舞, 神戸和佳子, 崎濱紗奈, 安部高太朗, Philosophy for Everyone Permalink

駒場祭で開催された「こまば哲学カフェ」、以下は2日目午前に行われた、「『沖縄』をめぐる哲学対話」についての報告である。当日のファシリテーションを担当した神戸と、事前準備を担当した崎濱より、それぞれ報告する。

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【報告】駒場祭での哲学対話イベント「こまば哲学カフェ」(2)

2015.03.04 梶谷真司, 稲原美苗, 小村優太, 川辺洋平, 松山侑生, 土屋陽介, 佐藤麻貴, 宮田舞, 神戸和佳子, 崎濱紗奈, 安部高太朗, Philosophy for Everyone Permalink

駒場祭で開催された「こまば哲学カフェ」、以下は1日目のセッションについての報告である。1日目は、「朝の哲学対話」「環境をめぐる哲学対話」、「キュン♡コスプレだらけの対話大会!〜恋がはじまる音がした〜」、「さらば我が愛!〜終わってしまう愛をめぐる哲学対話〜」の4つのセッションが行われた。(第4セッションについては、前回の報告をご覧いただきたい。)

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【報告】駒場祭での哲学対話イベント「こまば哲学カフェ」(1)

2015.03.03 梶谷真司, 稲原美苗, 小村優太, 川辺洋平, 松山侑生, 土屋陽介, 佐藤麻貴, 宮田舞, 神戸和佳子, 崎濱紗奈, 安部高太朗, Philosophy for Everyone Permalink

2014年11月22日〜24日の3日間にわたり、東京大学駒場キャンパスでは「駒場祭」(東京大学駒場キャンパスの学園祭)が開催された。この期間中、P4E研究会は昨年に引き続き、「こまば哲学カフェ」を出店した。

これから数回にわたり、このイベントの様子を、各日の企画者よりご報告いただく。初回は、P4E研究会の代表で、1日目の第4セッション「さらば我が愛!〜終わってしまう愛をめぐる哲学対話〜」の企画をされた梶谷真司先生による、駒場祭全体に関する報告である。

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【報告】アビリティ・スタディーズへの試み

2015.02.17 石原孝二, 筒井晴香, 池田喬, 稲原美苗, 飯島和樹, 共生のための障害の哲学 Permalink

2015年1月24日(土)、上廣共生哲学寄付研究部門L2「共生のための障害の哲学」プロジェクト主催の研究会「アビリティ・スタディーズへの試み」が開催された。講演者は池田喬(明治大学)、稲原美苗(大阪大学)、染谷昌義(高千穂大学)、飯島和樹(玉川大学/日本学術振興会)の4名である。

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【報告】哲学対話ワークショップ「 銀河哲学ガイド—銀河鉄道でめぐる思考の天の河—」

2014.09.30 梶谷真司, 稲原美苗, 小村優太, Philosophy for Everyone Permalink

5月31日(土)に東京大学駒場キャンパスにて、哲学対話ワークショップ「銀河哲学ガイド~銀河鉄道でめぐる思考の天の河~」が開催された。講師として大阪大学の稲原美苗氏を招き、報告者の小村優太が司会進行をおこなった。

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【刊行】UTCP-Uehiro Booklet 2:共生のための障害の哲学:身体・語り・共同性をめぐって

2013.11.12 石原孝二, 稲原美苗, 飯島和樹, 岩川ありさ, 文景楠, 共生のための障害の哲学, 出版物 Permalink

本ブックレットは東京大学大学院総合文化研究科・教養学部付属「共生のための国際哲学センター」(UTCP)上廣共生哲学寄付研究部門L2プロジェクト「共生のための障害の哲学」の活動の一環として編集・出版されたものです。UTCP-Uehiro Bookletの第2冊目です。

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【刊行】ジョナサン・コール『スティル・ライヴズ――脊椎損傷と共に生きる人々の物語』(稲原美苗ほか訳)

2013.10.16 稲原美苗, 共生のための障害の哲学, 出版物 Permalink

大阪大学大学院文学研究科文化形態論専攻の助教である稲原美苗氏(元UTCP特任研究員)が翻訳の一部に携わったジョナサン・コール『スティル・ライヴズ――脊椎損傷と共に生きる人々の物語』が法政大学出版局より刊行されました。

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【報告】L2プロジェクト「共生のための障害の哲学」第5回研究会

2013.05.24 石原孝二, 稲原美苗, 共生のための障害の哲学 Permalink

 2012年9月13日、日本学術振興会特別研究員PD/大阪大学大学院文学研究科の東島仁氏と三重県立看護大学看護学部の浦野茂氏が、発達障害をテーマにそれぞれ異なるパースペクティブから講演を行った。

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【報告】「共生のための障害の哲学」シンポジウム:専門知と当事者研究をつないで

2013.05.15 石原孝二, 稲原美苗, 岩川ありさ, 綾屋紗月, 熊谷晋一郎, 共生のための障害の哲学 Permalink

2012年7月28日、上廣共生哲学寄付研究部門L2「共生のための障害の哲学」プロジェクトのキックオフイベント「共生のための障害の哲学シンポジウム――専門知と当事者研究をつないで」が開催された。

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【報告】UTCP/PhDC×浦河べてるの家討論会『当事者研究の現象学3』

2013.01.21 石原孝二, 稲原美苗, 飯島和樹, 岩川ありさ, 共生のための障害の哲学 Permalink

 2012年11月29日・30日に、浦河べてるの家、Necco当事者研究会、三重当事者研究会、UTCP上廣共生哲学寄付研究部門「共生のための障害の哲学」プロジェクトが集まり、当事者研究ライブ・当事者研究討論会、そして当事者研究ラウンドテーブルを行い、当事者一人ひとりが直接的に体験する知覚的・感覚的現象、生き辛さについて研究し、それを観客と共に考察していった。この討論会では、多様な当事者研究会のスタイルを実際に見学できる貴重な機会になった。

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【報告】L2プロジェクト第9回研究会「感情と社会認知:メビウス症候群からの教訓」

2012.12.28 石原孝二, 稲原美苗, 飯島和樹, 共生のための障害の哲学 Permalink

2012 年 12 月 20日,コペンハーゲン大学主観性研究センターの研究員 Dr Joel Krueger は,「感情と社会認知:メビウス症候群からの教訓」と題した講演を行った.

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【報告】L2プロジェクト第8回研究会「フェミニスト現象学と障害」

2012.11.02 石原孝二, 稲原美苗, 共生のための障害の哲学 Permalink

 2012年10月15日(月)、上廣共生哲学寄付研究部門L2「共生のための障害の哲学」プロジェクトの第8回研究会「フェミニスト現象学と障害」が開催された。齋藤瞳氏(日本大学 通信教育部 非常勤講師)、筒井晴香氏(立教大学/日本学術振興会 特別研究員 PD)、宮原優氏(いわき明星大学 非常勤講師)を講演者として迎えた。

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【報告】L2プロジェクト第4回研究会「グレーゾーンの子供/大人たち:発達障害とひきこもり」

2012.09.13 石原孝二, 稲原美苗, 共生のための障害の哲学 Permalink

 2012年9月6日(木)、上廣共生哲学寄付研究部門L2「共生のための障害の哲学」プロジェクトの第4回研究会「グレーゾーンの子供/大人たち:発達障害とひきこもり」が開催された。講演者に大塚類氏(青山学院大学教育人間科学部准教授)と堀口佐知子氏(テンプル大学日本校准教授)を迎え、それぞれの講演者の発表の後、本プロジェクトのコーディネーターである石原孝二が「DSM-5ドラフトの自閉症スペクトラム概念について」と題したコメントを述べた。

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【報告】L2プロジェクト「共生のための障害の哲学」第2回研究会

2012.07.13 石原孝二, 稲原美苗, 岩川ありさ, 共生のための障害の哲学 Permalink

2012年7月10日、上廣共生哲学寄付研究部門L2「共生のための障害の哲学」プロジェクトの第2回研究会が開催された。発表者の岩川ありさ氏は大江健三郎の小説『臈たしアナベルリイ総毛立ちつ身まかりつ』の中に描かれている主人公サクラのトラウマに関する考察から始めた。この小説では、サクラが幼い頃の性暴力によって受けた精神的外傷とどのように向き合っているのかが描かれている。岩川氏が注目したのは、擬声語や擬態語によって表現されたサクラの「叫び声」だった。そして、その「叫び声」はトラウマを表現する。岩川氏の専門は日本文学、トラウマ研究、クィア批評であるが、この発表はその三つの研究分野が融合し、障害とその当事者研究の分野への新たな方向性を見せた。

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【報告】L2プロジェクト「共生のための障害の哲学」第1回研究会

2012.07.02 石原孝二, 稲原美苗, 岩川ありさ, 共生のための障害の哲学 Permalink

2012年6月26日、上廣共生哲学寄付研究部門L2「共生のための障害の哲学」プロジェクトの第1回研究会が開催された。発表者の稲原美苗氏は、オーストラリアでの大学時代、担当教員から、「どうして障害について研究をしたくないのか」と問われる経験をしたという。障害について研究することに反発する自分自身の経験をもとにして、稲原氏は、「では、障害とは何か」と考えはじめる。そして、今回の発表タイトルでもあり、稲原氏の博士論文のテーマともなった「障害とアブジェクシオン」という独自の考察へとたどり着く。

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