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梶谷真司「邂逅の記録57:ハワイ大学との共同サマーセミナー(4) 鳥取編」

2013.09.30 梶谷真司, 東西哲学の対話的実践 Permalink

22日(木)の朝、私たちは鳥取で一番大きな禅寺である天徳寺に到着した。中島先生の大学院の中国哲学研究室の後輩であり、それ以来特別親しい関係にある宮川敬之禅師のお寺である。宮川家は代々永平寺で要職を務めてきたが、敬之さんは、東大で中国哲学を学んだ、ある意味異端の禅僧である。西洋哲学にも通じておられ、東西の哲学的言語によって禅を思想と実践の両面から語ることのできる稀有な人である。UTCPにとっては、永平寺での研修が「体験」であり、哲学のセミナーとしては、むしろこの天徳寺での2日間がメインであった。今年のテーマが「哲学の実践(Practicing Philosophy)」であることを考えれば、このサマーセミナーの最後を飾るには、これ以上ふさわしい場所はないだろう。

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【報告】2013年度 高校生のための哲学サマーキャンプ

2013.09.30 梶谷真司, 清水将吾, 星野太, Philosophy for Everyone Permalink

2013年7月30日から31日の2日間にかけて、「高校生のための哲学サマーキャンプ」が上廣倫理財団の主催で開催された。今年度で第2回目となる本イベントは、「日本倫理・哲学グランプリ」(国際哲学オリンピックの日本代表選考を兼ねるエッセイコンテスト)に向けた準備のためのものだが、同時により広い意味で、哲学的問題について書き、話すという体験を高校生にしてもらうことを目的としている。全国の高校から18人の高校生たちが集まり、1日目は国立オリンピック記念青少年総合センター、2日目は東京大学駒場キャンパスで行われた。講師は、北垣宗治先生(国際哲学オリンピック日本組織委員長)、林貴啓先生(国際哲学オリンピック日本組織委員)、梶谷真司先生(UTCP)、星野太先生(UTCP)、それから本イベントのために研修会を行ってきた教員および大学院生であった。

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【報告】2013年度ハワイ大学―東京大学夏季比較哲学セミナー(9)

2013.09.29 梶谷真司, 中島隆博, 星野太, 高山花子, 東西哲学の対話的実践 Permalink

いよいよ、2013年度ハワイ大学との比較哲学サマーセミナーも最後の報告になります。鳥取県・天徳寺での様子を高山さんに報告いただきました。また最後になりましたが、今回のセミナーでお世話になった方々に、UTCPより感謝の気持ちを申し上げて、報告の締めくくりとさせていただきました。

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【報告】2013年度ハワイ大学―東京大学夏季比較哲学セミナー(8)

2013.09.29 梶谷真司, 中島隆博, 東西哲学の対話的実践 Permalink

8月20日、21日は福井・永平寺での参禅体験です。サマーセミナーの後、2013年度冬学期からUTCPのRAに加わることになった佐藤さんに報告をいただきました。

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【報告】2013年度ハワイ大学―東京大学夏季比較哲学セミナー(6)

2013.09.28 梶谷真司, 中島隆博, 崎濱紗奈, 杉谷幸太, 東西哲学の対話的実践 Permalink

いよいよサマーセミナー第2週の最後の報告となります。東京での講義はここまでで、残る一週間は金沢~福井~鳥取の研修旅行へ。今回は、8月15日(木曜)の講義のようすをUTCPの杉谷が、8月16日(金曜)を崎濱さんが、それぞれお届けします。

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【報告】「思考のレトリック」第3回:文景楠「自然を論じること:マクダウェル・アリストテレス・プラグマティズム」

2013.09.27 星野太, 西堤優, 文景楠 Permalink

2013年7月23日、東京大学駒場キャンパスで文景楠(UTCP)による講演会「自然を論じること:マクダウェル・アリストテレス・プラグマティズム」が行われた。この発表は、UTCPによる若手中心の研究会〈思考のレトリック〉シリーズの第3回として開催されたものである。同じくUTCPの星野太と西堤優をそれぞれ司会とコメンテーターに迎え、約20人の参加者とともに二時間に渡って議論した。

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梶谷真司「邂逅の記録56:ハワイ大学との共同サマーセミナー(3) 北陸編」

2013.09.26 梶谷真司, 東西哲学の対話的実践 Permalink

東京での2週間のセミナーを終え、8月17日(土)に金沢に移動した。翌日、18日(日)には、午前中に鈴木大拙館へ行き、午後には西田幾多郎記念館へ行った。いずれも非常に印象的な建築で、その場所にいることじたいが特別な思索を喚起するようなものだった。とりわけ西田記念館は、安藤忠雄による大建築の複合施設で、様々な部屋、空間から成り、西田に関する様々な資料を見ることができた。ここでは見学の後、西田哲学を専門に研究するPDの川村さんによる発表とディスカッションを行った。東京でのセミナーに続いて、この二つの記念館の訪問は、この後に行う参加する永平寺と天徳寺での研修のいい準備になった。

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梶谷真司「邂逅の記録55:ハワイ大学との共同サマーセミナー(2) 東京編」

2013.09.26 梶谷真司, 東西哲学の対話的実践 Permalink

8月5日、第2回目となるハワイ大学との共同サマーセミナーが始まった。本郷キャンパスの東洋文化研究所の大会議室に9時30分に全員が集合し、10時からスタート。最初の2週間は東京での研修となる。授業の担当は、月曜日と木曜日の午前が中島先生、午後がエイムズ先生、火曜日と金曜日の午前が石田先生、午後が私、2週間で一人4回の授業である。水曜日は駒場で最初の週、7日に小林先生、2週目の14日に高田先生に講義をしていただいた。

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【報告】2013年度ハワイ大学―東京大学夏季比較哲学セミナー(4)

2013.09.25 梶谷真司, 中島隆博, 神戸和佳子, 東西哲学の対話的実践 Permalink

2013年度ハワイ大-東大サマーセミナーの報告は、これから第2週めに入ります。まずは8月12日(月)、13日(火)の講義のようすについて、犬塚さんと、UTCPの神戸さんからご報告いただきました。

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【報告】2013年度ハワイ大学―東京大学夏季比較哲学セミナー(3)

2013.09.25 梶谷真司, 中島隆博, 東西哲学の対話的実践 Permalink

引き続いて、ハワイ大と東大の比較哲学セミナー、3回めの報告です。今回は、4日目(8月8日)の講義と能楽鑑賞について山口さんに、第1週の最終日8月9日の講義と、週末の11日(土)、12日(日)の課外活動のようすについて東家さんに、それぞれご報告いただきました。

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【報告】2013年度ハワイ大学―東京大学夏季比較哲学セミナー(2)

2013.09.19 梶谷真司, 中島隆博, 川村覚文, 小林康夫, 東西哲学の対話的実践 Permalink

引き続き、2013年8月に行われたハワイ大学と東京大学の比較哲学セミナーについての報告です。今回は、セミナー2日目(8月6日)の講義と、3日目(8月7日)に行われた小林康夫教授の授業の様子を、それぞれ新居さん、UTCPの川村さんに執筆していただきました。

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【報告】2013年度ハワイ大学―東京大学夏季比較哲学セミナー(1)

2013.09.18 梶谷真司, 中島隆博, 文景楠, 東西哲学の対話的実践 Permalink

2012年、東京大学とハワイ大学はハワイにて共同で夏季比較哲学セミナーを開催した。両大学からの参加者は、3週間に渡って毎日二人の講師の授業を2時間ずつ聴き討論するという非常に密度の高い時間を過ごすことができた。大きな成功を収めたこのハワイでのセミナーを受け、2013年は東京大学が幹事校となり、1週間の研究旅行を含めたプログラムを用意し8月5日に無事日本でのセミナーの初日を迎えることになった。UTCPブログでは今後このセミナーの様子を順次伝えていく予定である。今回は、初日の様子について元RAの文が報告する。なお、去年と同じく今年も上廣倫理財団から格別のご支援を賜ったことを記しておく。

(去年のセミナーについては、リンクを参照されたい。)

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【報告】2013年『開放時代』東京会議ワークショップ「中国の〈いま〉と人文学―『開放時代』との対話を通じて」

2013.09.18 石井剛, 杉谷幸太, 東西哲学の対話的実践 Permalink

2013年6月15日、「中国の〈いま〉と人文学―『開放時代』との対話を通じて」と題するワークショップが、東京大学・駒場で開催された。このワークショップは、科研費プロジェクト「現代中国思想史構築のための中国知識界言説研究」が中心になって、広州の『開放時代』雑誌、UTCPと共催したもので、『開放時代』からゲストスピーカー3名、コメンテーターに池上善彦氏(元『現代思想』編集長)、羽根次郎氏(愛知大学)を招き、東京大学の村田雄二郎教授の司会で進められた。

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梶谷真司「邂逅の記録54:ハワイ大学との共同サマーセミナー(1)」

2013.09.17 梶谷真司, 東西哲学の対話的実践 Permalink

昨年に続けて、今年もハワイ大学との共同でサマーセミナーが行われた。昨年はこちらがハワイへ行ったが、今年はハワイの人たちが日本に来た。期間は8月5日から24日までの3週間の開催となった。講師は前回同様、ハワイ大学のロジャー・エイムズ先生と石田正人先生、東大の中島隆博先生と私が務め、学生はハワイ大学から8人とアメリカ本土から教員を含めて3人、東大から学生が9人(うち学部生1人)、UTCPのスタッフが5人、全部で合わせて25人が参加した。今年のセミナー全体のテーマは、Practicing Philosophy(哲学の実践)である。最初の2週間は東京で、最後の1週間は金沢の鈴木大拙館、西田幾多郎記念館を訪問し、そのあと福井の永平寺で一泊研修、さらに鳥取の禅寺・天徳寺で2日間の研修を行った。

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【報告】コミュニティ・イベント「おしゃべり読書のススメ」

2013.09.16 梶谷真司, 清水将吾, Philosophy for Everyone Permalink

2013年7月21日、東京都武蔵野市のマンション、桜堤庭園テラスの共用スペースにて、哲学対話のイベント「おしゃべり読書のススメ~東大〈てつがく〉プロジェクト~」が行われた。幼稚園から小学校6年までの9人の子どもたちと、お父さんとお母さん5人で、1つの輪になり、梶谷先生と私(清水)の進行で哲学対話を行った。

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【報告】“The Internal/Intimate Relations and the External/Integral Relations: A Comparative View on Cultural Differences”

2013.09.14 梶谷真司, 中島隆博, 川村覚文, 小林康夫, 高田康成, 星野太 Permalink

去る2013年8月14日、東京大学駒場キャンパス101号館2階研修室でハワイ大学教授のロジャー・エイムズ氏による講演、“The Internal/Intimate Relations and the External/Integral Relations: A Comparative View on Cultural Differences”が開催された。

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【刊行】パトリシア・チャーチランド『脳がつくる倫理――科学と哲学から道徳の起源にせまる』(信原幸弘ほか訳) 

2013.09.09 信原幸弘, 植原亮, 出版物 Permalink

UTCPの信原幸弘(広域科学専攻)らの訳による、パトリシア・チャーチランド『脳がつくる倫理――科学と哲学から道徳の起源にせまる』が刊行されました。

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【報告】首都師範大学「トラウマ記憶と文学表象‐文学はいかに歴史を書くか」国際学術会議

2013.09.09 杉谷幸太, 東西哲学の対話的実践 Permalink

2013年5月27日、28日の2日間、北京で「トラウマ記憶と文化表象――文学は如何に歴史を書くか」をテーマにかかげた国際学術会議が開かれた。主催は北京・首都師範大学で、UTCPからは杉谷が参加し、発表を行った。

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