【報告】第1回こまば脳カフェ
2009年4月21日、第1回こまば脳カフェを開催しました。 続きを読む |
☆ 「時代と無意識」 今学期のわたしの教育プログラム「時代と無意識」は金曜Ⅴ限に設定されている(8号館・323教室)。表象文化論の大学院の演習とも兼ねた授業。前年度はあまりにもUTCPにアクセントを置いた運営だった(修士課程の学生にはちょっとついてくるのが難しかった!)ことを反省して、今年は少し変えて複数の軸をはっきりと打ち出している。 続きを読む |
昨日4月23日、欧州連合エラスムス・ムンドゥス「ユーロ・フィロソフィー」の一環としてエティエンヌ・バンブネ氏の講演「メルロ=ポンティにおける自然と人間」がUTCPで実施された。講演の報告は後日掲載することにして、画期的なエラスムス・ムンドゥスに関する感想をさしあたり記しておく。 続きを読む |
去る4月17日(金)、アバディーン大学(スコットランド)のクリストファー・フィンスク氏を迎え、小林康夫氏の司会により、モーリス・ブランショをめぐるセミナーが行われた(講演はフランス語)。 続きを読む |
UTCP Bookletシリーズの第11冊目、Whither Japanese Philosophy? Reflections through other Eyes が出版されました。 |
UTCP事業推進担当者である三浦篤さんの欧文論文集、Histoires de peinture entre France et Japonが刊行されました。Collection UTCPシリーズの第7冊目です。 表紙の絵は、本書第2章で論じられる、エドゥアール・マネ《サラマンカの学生たち》(1860、ポーラ美術館所蔵)です。 続きを読む |
2009年4月16日、ジュンク堂書店新宿店にて、『UTCP叢書3 哲学と大学』(未來社)の刊行記念トークイベント「哲学と大学―大学において私たちは何を希望することを許されているのか」が実施され、熊野純彦(東京大学)と西山雄二(UTCP)が登壇した。 続きを読む |
☆ 贈与 先週の土曜、UTCPはスターティング・イベントを行ったが、シンポジウムの前のPD/RAの会議の席で、われわれのこのサイトの説明をしたのがPD研究員の平倉さん。その話のなかで、このサイトこそが、ある意味ではUTCPというセンターの「実体」であり、そこでは全イベントの報告、そして出版物のPDFファイルが公開されていると指摘したあとで、これは「贈与」の原則なのだ、と。 |
UTCP Bookletシリーズの第10冊目、Philosophie et Éducation II: Le droit à la philosophieが出版されました。 ご希望の方には、UTCPの事務室に来ていただければ、1人につき1部お渡しすることができます。部数は限られていますので、ご了承ください。 続きを読む |
台湾大学哲学系とUTCPの共催で実施された国際シンポジウム「東西哲学の伝統における「共生哲学」構築の試み」の第2日目の報告です。 続きを読む |
台湾大学哲学系とUTCPの共催で実施された国際シンポジウム「東西哲学の伝統における「共生哲学」構築の試み」の第1日目の報告です。 続きを読む |
UTCP Bookletシリーズの第9冊目、Transaction in Medicine & Heteronomous Modernization: Germany, Japan, Korea and Taiwanが出版されました。 ご希望の方には、UTCPの事務室に来ていただければ、1人につき1部お渡しすることができます。部数は限られていますので、ご了承ください。 続きを読む |
今年度最初のUTCPのイベントは、4月10日の夕方から開かれたワークサロン「アフターダークの5つのスポット──村上春樹を読む」で幕を開けた。このワークサロンは、小林康夫氏(UTCP)が、村上春樹論を多数発表されているフランス文学者の鈴村和成氏(横浜市立大学教授)を迎え、現時点における村上春樹の最新作である『アフターダーク』(2006年)について「時代と無意識」という角度から対話を交わすという形で行われた。 続きを読む |
3月17日、ワークショップ「海域東アジアの近代エクリチュール」が開催された。セミナーは、関詩珮氏(シンガポール南洋理工大学)、呉燕氏(中国曁南大学)、吉川雅之氏(東京大学)、斎藤希史氏(東京大学)をお招きして、発表がおこなわれた。 |
若手研究員の中尾麻伊香さんが、「よみがえる京大サイクロトロン」(企画 林衛、制作 中尾麻伊香)で、第50回科学技術映像祭ポピュラーサイエンス部門の優秀賞を受賞されました。おめでとうございます。 続きを読む |
UTCP事業推進担当者である橋本毅彦さんの英語論文集、Historical Essays on Japanese Technology が刊行されました。Collection UTCPシリーズの第6冊目です。 表紙の写真は、本書第2章で論じられる、田中久重が江戸時代に製作した「万年自鳴鐘」の内部構造です。 続きを読む |
UTCP Bookletシリーズの第8冊目、『エンハンスメント・社会・人間性』が出版されました。 ご希望の方には、UTCPの事務室に来ていただければ、1人につき1部お渡しすることができます。部数は限られていますので、ご了承ください。 続きを読む |
三月末に、UTCPがそれぞれ台湾大学哲学部と台湾中央研究院と共催する「東洋と西洋の哲学伝統における共生哲学シンポジウム」と「共生と文化テリトリー―東洋におけるフランス哲学」の二つのイベントに参加するために、わがUTCPミッション及び今中国留学中の東文研の院生三名が一緒に台湾に出張した。沢山の新しい出会いがあり、楽しい議論も戦わされ、大変充実した学術交流であった。 続きを読む |
「どこの大学から来たんですか?」「学部はフランスのポワティエ大学で、大学院に入ってからはプラハのカレル大学、ベルギーのルーヴァン大学、今月は日本の法政大学で、最後はフランスのトゥールーズ大学で修士論文を提出する予定です」──欧州連合エラスムス・ムンドゥスに参加する学生の答えだ。 続きを読む |
3月16日、第8回イスラーム理解講座が開かれた。今回は東京外国語大学中東イスラーム研究教育プロジェクトとの共催で、著書の邦訳の出版に合わせて来日したレザー・アスランReza Aslan氏(カリフォルニア大学リバーサイド校創作学科助教授)による、“No god but God: the Origins, Evolution, and Future of Islam”と題した講演が行なわれた。 続きを読む |
市野川容孝・小森陽一編『思考のフロンティア 壊れゆく世界と時代の課題』(岩波書店)が刊行されました。事業推進担当者の高橋哲哉さんも討論に参加しています。 続きを読む |
グローバル化、あるいは哲学的には「歴史の終焉」とも名指される90年代以降の動向のなかで、世界各国はますます一つの同じ状況を共有するようになりつつある。とすると、現在の日本の状況に応答しようと試みる政治的思考は、いまや日本の特殊な文脈にとどまらない普遍化可能性をも持ちうるはずである。 続きを読む |
事業推進担当者の羽田正さんによる編著、Asian Port Cities 1600-1800: Local and Foreign Cultural Interactions, Singapore: NUS Press, 2009 が刊行されました。目次は以下のとおりです。 続きを読む |
人にはそれぞれ思考の原風景とでも言うべきものがあると思う。「満足いくものが書けたとき、そこには風景が見える。自分の書いたものの中に風景が見えるか、見えるとすればそれはどんな風景なのだろうか」――「哲学と教育」の第3回フォーラムに参加すべく乗り込んだパリ行きの飛行機の中で、西山雄二さんと長時間話した中で一番心に残っている言葉だ。彼の答えは、「誰かに手を差し出している風景かな。『握手をしよう』って」というものだった。これはとても彼らしい答えだ。以来何となく考えてみた。「私は?」 続きを読む |
UTCPブックレット第7巻、Sécularizations et Laïcitésが出版されました。 ご希望の方には、UTCPの事務室に来ていただければ、1人につき1部お渡しすることができます。部数は限られていますので、ご了承ください。 続きを読む |
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