UTCP2008年度の活動終了―人文学にとってEvent(出来事)とは何か
本日をもってUTCPの2008年度の活動がすべて終了しました(本ブログ末尾に2009年1-3月の活動記録を掲載)。登壇して発言された方、直接会場に足を運んでくださった方から自宅でウェブ・ページを閲覧している方に至るまで、2008年度のUTCPのイベントに「参加」していただいたすべての人々に心から感謝申し上げます。 |
本日をもってUTCPの2008年度の活動がすべて終了しました(本ブログ末尾に2009年1-3月の活動記録を掲載)。登壇して発言された方、直接会場に足を運んでくださった方から自宅でウェブ・ページを閲覧している方に至るまで、2008年度のUTCPのイベントに「参加」していただいたすべての人々に心から感謝申し上げます。 |
「時代と無意識」+UTCP短期教育プログラム「歴史哲学の起源」の合同演習として、2008年12月10日、東北学院大学から石川文康教授をお迎えして、講演会「カントの歴史哲学――理念の歴史性をめぐって」を開催した。 |
☆ 林義正先生(台湾大学) 昨日、台湾大学で行われたシンポジウムから帰国。とはいえ、わたしは初日の基調講演を行って1日参加していただけで、シンポジウムは今日まだ続いている。 続きを読む |
3月20日から22日まで、アメリカ・ジョージア州アトランタにあるエモリー大学で開催された第11回社会科学の哲学円卓会議に参加してきましたので、その報告をしたいと思います。 続きを読む |
Dr. Sara Roy's interview on Gaza Strip comes on the air by NHK Radio Japan, Tue. 31st March. 続きを読む |
Junichi Kushita and Shuhei Shimamura presented at the Tokyo Colloquium of Cognitive Philosophy (TCCP). 続きを読む |
3月9~23日の約二週間、エジプトを訪問した。目的は史料調査・図書収集だが、滞在期間のうち11~17日の一週間をシナイ半島の港町を訪れるのに費やした。文献史料ではおなじみの地域だが実際に訪れるのは初めてだったので嬉しく、心躍る旅だった。これから全5回に分けて道中のあれこれをブログ報告として記したい。シナイ半島を個人でまわりたいと考えている(奇特な)人には何か資するところがあるかもしれない。なお、とにかく移動時間が長い旅だったので私はずっとiPodでSHAKIRAの『Laundry Service』+「Hips don't lie」を聴いていた。気分を出したい人は聴きながら読んで下さい。 続きを読む |
「時代と無意識」+UTCP短期教育プログラム「歴史哲学の起源」の合同演習として、12月3日、大竹弘二の発表「政治神学的敵対の終焉をめぐって――カール・シュミットとハンス・ブルーメンベルク」が行われた。 |
「エラスムスで来ているんですか?」――私がパリに留学中に何度も聞いたセリフだ。実際に、周りの多くの若者がエラスムス制度でフランスに短・中期間留学していた。 |
中期教育プログラム「脳科学と倫理」の活動をご報告します。セミナー5 「ハウザーを読む」では、Marc D. Hauser の Moral Minds を講読しています。今回はその第4回報告、第3章の前半 (pp. 111-138) を検討します。 続きを読む |
Prof. Michael F. Marra (UCLA) made his second presentation at the UCTP lecture series on Japanese intellectual history on December 2, 2008. The title was "Italian Fireflies into the Darkness of History". 続きを読む |
短期教育プログラム「哲学と大学」はこれまで5回の研究会とシンポジウムおよびワークショップを実施し、当初の予定を終了しました。その成果が『UTCP叢書3 哲学と大学』(未來社、2009年)として来週刊行されます。巻末には、「哲学と大学」に関連するコメント付きの詳細な参考文献リストを付しました。 続きを読む |
2009年2月27日、美術史家ヴィクトル・I・ストイキツァ氏による講演「カラヴァッジョの天使たち」が行われた。コメンテーターにはストイキツァ氏と共同作業を続けている、アンナ・マリア・コデルク氏を迎えた。カラヴァッジョが1592-1602年に制作した作品群における天使の表象に注目し、そこにある現実性と聖なるものが結ぶ特殊な関係を問う試みである。 |
Reflections on Sara Roy’s Talk "Learning from the Holocaust and the Palestinian-Israeli Conflict" (March 2, 2009) “It is important to understand the very real differences in volume, scale, and horror between the Holocaust and the [Israeli] occupation and to be careful about comparing the two, but it is also important to recognize parallels where they do exist.”続きを読む |
3月5日から7日にかけての3日間、哲学者と認知科学者との共同討議を目的とした知覚哲学に関するワークショップが開かれました。以下この時の様子を簡単に報告しておきます。 続きを読む |
3月3日、アドミニストレーション棟学際交流ホールにおいて、東京大学大学院総合文化研究科教授でUTCP事業推進担当者でもある大貫隆先生の最終講義が行われた。天候の悪いなか――夜には雪になるという予報であった――、およそ200人の聴衆が集まり、たちまちのうちに学際交流ホールは満席となった。 続きを読む |
去る1月14日、精神分析家/精神科医の十川幸司氏をお招きし、「来るべき精神分析のプログラム」と題する講演を行っていただいた。脳科学や医療技術が飛躍的に発達し、精神分析の治療的効果がますます問題視される現在において、精神分析はどうあるべきなのか、また、精神分析は今後どのような方向に進むべきなのか。 続きを読む |
3月1日、東京外国語大学にて国際ワークショップ“The Formation of Perso-Islamic Culture: The Mongol Period and Beyond”が行なわれ、発表者として参加させていただいた。 続きを読む |
On March 2 in 2009, IDO Misato, SAKAGUCHI Sayaka and KAWAMURA Aya participated in the course “Print and Popular Culture” offered by the department of Art History and Communication Studies of McGill University in Montreal, Canada. 続きを読む |
中期教育プログラム「脳科学と倫理」の活動をご報告します。セミナー5 「ハウザーを読む」では、Marc D. Hauser の Moral Minds を講読しています。今回はその第4回報告、第2章の後半 (pp. 85-110) を検討します。 続きを読む |
☆ 春の光Ⅱ(サラ・ロイさん) 前回の続き。大貫先生の最終講義を挟んで、月曜にサラ・ロイさんの講演会、そして水曜に彼女と徐京植さんとの対話の会が開かれた。 続きを読む |
☆ 春の光Ⅰ(ストイキツァさんと大貫先生) 2月は煉獄の季節で年度末のさまざまな業務に忙殺されているあいだブログを書かなかったことにいま、ようやく気づいた、という次第。週末をはさんでだが、4日連続のイベントも終わって、わたしとしても一息ついて、見上げると空は春の光で満ちている。 続きを読む |
UTCP Bookletシリーズの第6冊目、『世俗化とライシテ』が出版されました。 UTCPでは2008年11月23日から12月2日までフランスにおけるライシテ研究の第一人者であるジャン・ボベロ氏をお招きし、2つの講演会と、シンポジウム「21世紀世界ライシテ宣言とアジア諸地域の世俗化」を開催しました。本書はその成果をまとめたものです。 ご希望の方には、UTCPの事務室に来ていただければ、1人につき1部お渡しすることができます。部数は限られていますので、ご了承ください。 |
The conference ‘Image as History’ was held on February 27th in University of Ottawa. Three members from Ways of Image, one of the 短期教育プログラム(Short-Term Educational Programs) at UTCP, IDO Misato, SAKAGUCHI Sayaka and KAWAMURA Aya, presented their papers in a panel session, along with Professor Eric Allina-Pisano, who teaches African History at the University of Ottawa. This conference was organized by Viren Murthy (Department of History, University of Ottawa), who visited UTCP last summer for his research, in cooperation with Kouky Fianu from the University of Ottawa’s program of Medieval and Renaissance Studies. 続きを読む |
UTCPでは現在,4つの中期教育プログラム「脳科学と倫理」「時代と無意識」「哲学としての現代中国」「世俗化・宗教・国家」が同時に進行しています.2009年2月18日,この4つの中期教育プログラム合同で中間報告会を開催しました.タイトルは「多層・多様・多元」に向けて,です. 続きを読む |
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