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【報告】木場悠人 国際哲学オリンピック後記

2020.06.26 梶谷真司, 林 貴啓, 榊原健太郎 Permalink

国際哲学オリンピック後記


こんにちは。2020年IPOリスボン大会日本代表に選出された木場悠人です。リスボンはコメルシオ広場から、高台から吹き下ろすイベリア半島の乾いた風を背中に浴び、真東に向かって10000km程向かえば、そこは私が今年のe-IPOに参加した会場こと我が家です。現在の執筆時から数年後にこの文章が読まれることを予測して記しますが、本年度はコロナウイルスの世界的流行により、オンラインでの大会となりました。

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梶谷真司 邂逅の記録111 コロナの中の日常~誰もが思考の当事者になる

2020.06.22 梶谷真司 Permalink

2020年5月9日、オンラインイベントとして第1回の公開哲学セミナーを行った。この機会にコロナウィルス関連のテーマで、ユヴァル・ノア・ハラリがFinantial Timesに寄稿した記事を素材に「コロナ危機と来るべき世界」について考えた。その時は、世界や社会という“大きな”レベルの“危機”がテーマであった。

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オンラインワークショップ 遠隔教室──大学におけるオンライン授業の課題を検討する

2020.06.06 Permalink

2020年4月26日(日)20時〜21時開催
報告

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため多くの大学がオンラインでの授業開催に踏み切っている。だが、緊急の対応が迫られていたこともあり、オンライン授業がいかなる問題や課題を抱えているのかについて十分な議論が尽くされたとはとても言えないのが現状である。ならば明快な解決策がすぐに得られずとも、まずはそれら問題や課題を俎上に載せ、多くの人々と共有することが必要ではなかろうか。そのような問題意識のもとで緊急開催したのが、このオンラインワークショップ「遠隔教室」である。

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【報告】公開哲学シンポジウム「現代フランス哲学から見る〈共生と責任〉の問題」

2020.06.03 Permalink

2020年5月30日、東京大学のUTCPにてオンライン・イベント「現代フランス哲学から見る〈共生と責任〉の問題」が開催された。この企画は、とりわけ難解であると言われる「現代フランス哲学」を、〈一般の人々に分かりやすい言葉〉で伝えるという趣旨のもと構想された。それだけでなく、本企画は、哲学に興味を持っている一般の人々と、哲学の研究者を繋げるための〈場〉を構築したいという意図も込められていた。そのため、本シンポジウムにおいては、「講演」の部と同じくらいの時間をかけた「質問」の部を設けることに決め、とりわけ一般の参加者の方々との双方向的なやり取りを行うことを重視した。

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梶谷真司 邂逅の記録110 オンライン国際哲学オリンピックという快挙! 

2020.06.02 梶谷真司 Permalink

今年の第27回国際哲学オリンピックは、当初5月21日(木)~24日(日)にポルトガルのリスボンで行われる予定だった。今年の2月の段階では、大会事務局も順調に準備を進め、出場登録を始めたところだった。日本チームの代表も木場悠人君(筑波大付属駒場高校卒・現在東京大学1年)と猪倉彼方君(筑波大付属駒場高校2年)に決まっていた。
ところが3月に入り、コロナウィルスの影響で各国が渡航を制限・禁止するに至って、理事会で1年延期が決定された。それで今年はただ中止して何もしないのか、オンラインで何かするのか、参加国の代表教員たちで話し合った。投票の結果3月末に、オンラインでeIPOとして開催することになった。

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