UTCPブックレット5 『中国伝統文化が現代中国で果たす役割』
UTCP Bookletシリーズの第5冊目、『中国伝統文化が現代中国で果たす役割 The Revival of Traditional Culture and Confucianism in Contemporary China』が出版されました。
本ブックレットは、2008年3月6~7日に東京大学(駒場)で行われたワークショップ「中国伝統文化が現代中国で果たす役割」をもとにした共同研究の成果です。
ご希望の方には、UTCPの事務室に来ていただければ、1人につき1部お渡しすることができます。部数は限られていますので、ご了承ください。
序文 中島隆博
二一世紀初頭中国大陸における「儒学運動」の理論構想およびその評価
干春松(翻訳=小野泰教)
「教化」・教育プロジェクトとしての儒教復興
セバスティアン・ビリユ&ジョエル・トラヴァール(翻訳=小野寺史郎)
現代における儒学復興・安身立命、もしくは儒学における宗教的要素
セバスティアン・ビリユ&ジョエル・トラヴァール(翻訳=田中有紀)
以楽設教・児童の国楽啓蒙から大学生の修身へ
汲喆(翻訳=田中有紀)
近代中国における国楽と伝統音楽・王光祈と比較音楽学
田中有紀
「儒学復興」の起点?・梁啓超と梁漱溟の儒教評価について
高柳信夫
中国における企業文化の現状と考察・北京大学が関わる企業研修をケースとした分析
王守常(翻訳=石井剛)
企業倫理・『孫子兵法』の見直し
王守常(翻訳=石井剛)
神聖生活における儒家思想・潮汕東湖村を例として
陳壁生(翻訳=森川裕貫)
「中華文化の復興」としての孔子廟改革・一九六八・七〇年の台北孔子廟を焦点として
水口拓寿
戦前日本と現代中国の儒学復興に関する横断的研究
中島隆博