時の彩り(つれづれ、草) 050
2008.12.01
小林康夫
☆ ご無沙汰です
ふと気がつくと、10月30日以来、わたしのブログが更新されていない。
何人の方からは「どうしたの?」とメールが。
もちろん、この間、パリのシンポジウムに出かけたり、いろいろ雑事多忙で集中を失ったということはあるが、定期的な通信であることに意味のあるブログだから、これはわたしの怠慢。失礼いたしました。
あとから考えるその理由だが、前ブログを書いた翌日に、岡崎の生理学研究所に出かけて、盟友の永山先生の講演をきいて、それを「UP」誌上の連載の最終回として書いた。2年間続いた連載、まあ、軽いエッセイではあるのだが、いざ終了ということになると、「ひとつの旅」が終わるのだなあ、とそれなりの感慨は本人にあって虚脱感というか、ちょっと真空状態だったということはあるかもしれない。と、これは弁明。
実は、今日もこれから大学評価という、パリのシンポジウムでも取り上げられた「今日的な」ミッションのために地方に行くことになっている。駆け足の時間はまだまだ続くが、とりあえずブログに復帰宣言し、しばらくはこの一月の空白を埋めるべく、過去のノートを書きつけよう。
(で、続きは次回から)