【刊行】太田紘史編『モラル・サイコロジー 心と行動から探る倫理学』
太田紘史編『モラル・サイコロジー 心と行動から探る倫理学』が刊行されました。 続きを読む |
2015年1月24日(土)、上廣共生哲学寄付研究部門L2「共生のための障害の哲学」プロジェクト主催の研究会「アビリティ・スタディーズへの試み」が開催された。講演者は池田喬(明治大学)、稲原美苗(大阪大学)、染谷昌義(高千穂大学)、飯島和樹(玉川大学/日本学術振興会)の4名である。 続きを読む |
本ブックレットは東京大学大学院総合文化研究科・教養学部付属「共生のための国際哲学センター」(UTCP)上廣共生哲学寄付研究部門L2プロジェクト「共生のための障害の哲学」の活動の一環として編集・出版されたものです。UTCP-Uehiro Bookletの第2冊目です。 続きを読む |
予測する心。これが今回の連続講演会のテーマだった。脳はとにかくまず予測する。世界がどうなっているのかを。しかし、ただ予測するだけではなく、世界から与えられる感覚入力と予測とのずれ(誤差)を計算して、その誤差を最小化しようとする。そうやって世界の正しい表象に到達しようとするのだ。この「予測誤差最小化モデル」はじつに野心的である。それでもって心に関わるいっさいの現象を説明しようというのだ。 続きを読む |
2012年11月29日・30日に、浦河べてるの家、Necco当事者研究会、三重当事者研究会、UTCP上廣共生哲学寄付研究部門「共生のための障害の哲学」プロジェクトが集まり、当事者研究ライブ・当事者研究討論会、そして当事者研究ラウンドテーブルを行い、当事者一人ひとりが直接的に体験する知覚的・感覚的現象、生き辛さについて研究し、それを観客と共に考察していった。この討論会では、多様な当事者研究会のスタイルを実際に見学できる貴重な機会になった。 続きを読む |
2012 年 12 月 20日,コペンハーゲン大学主観性研究センターの研究員 Dr Joel Krueger は,「感情と社会認知:メビウス症候群からの教訓」と題した講演を行った. 続きを読む |
2012年月7月24日(火)、上廣共生哲学寄付研究部門L2「共生のための障害の哲学」プロジェクトの第3回研究会が開催された。発表者の飯島和樹氏は、言語の神経科学を専攻しており、前半では、脳における統語処理がいかに行われているのかについて概説した。飯島氏が注目するのは、ヒトは部品を組み合わせて言語をつくっていくという特徴であり、言語に特化してみた場合、ヒトの言語獲得においては、どのような言語であろうとも、生物学的な類似性を備えているという点である。その際、飯島氏は、言語の神経基盤の古典的なモデルの研究が障害研究とともに進んだことについて述べ、MRIやMEGを使って脳機能イメージングを行うことで言語がどのように生み出されるのかについて明らかにしようとする自身の研究について紹介した。 続きを読む |
12月22日、第6回こまば脳カフェ・クリスマス特別版「哲学×脳科学」が駒場生協食堂3階(駒場コミュニケーションプラザ3階 交流ラウンジ〕で開催された。これまでの脳カフェでは主に脳科学の若手研究者をゲストに迎えてきたが、今回は、「哲学」を専門とする河野哲也さんと戸田山和久さんのお二人がゲストとして、さらに「脳科学」を専門とする大学院生の飯島和樹さんが指定討論者として参加した。 続きを読む |
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