【報告】トマス・カスリス教授講演会
去る2016年7月21日、東京大学駒場キャンパス18号館コラボレーションルーム2において、トマス・カスリス『インティマシーあるいはインテグリティー』(法政大学出版局)の出版記念イベントが開かれた。 続きを読む |
去る2016年7月21日、東京大学駒場キャンパス18号館コラボレーションルーム2において、トマス・カスリス『インティマシーあるいはインテグリティー』(法政大学出版局)の出版記念イベントが開かれた。 続きを読む |
オハイオ州立大学のトマース・カスリス教授の講演は12月15日に予定通り実施された。カスリス教授はUTCPの教員と旧知の仲ということもあり、非常に和やかな雰囲気の中、講演とそのあとの質疑応答が進んでいったと記憶している。 |
2013年12月4日、宗教哲学者のJames Heisig氏の講演会が駒場101号館で開かれた。Heisig氏は京都学派の研究、また南山宗教文化研究所で1991年から2001年まで所長職にあったりと、日本との関係も深い。今回のUTCPでの講演は、近著Nothingness and Desire: An East-West Philosophical Antiphony (Univ. of Hawaii Pr, 2013)における氏の新たな展開が紹介された。 続きを読む |
去る2013年8月14日、東京大学駒場キャンパス101号館2階研修室でハワイ大学教授のロジャー・エイムズ氏による講演、“The Internal/Intimate Relations and the External/Integral Relations: A Comparative View on Cultural Differences”が開催された。 続きを読む |
2013年7月1日、東京大学駒場キャンパスにて、藤原帰一氏(東京大学大学院法学政治学研究科教授)による講演会"The Noble Savage: Japan and the Orient in American Film"が高田康成氏(UTCP)の司会のもと開催された。藤原氏は国際政治を専門とする研究者だが、映画に関しても造詣が深いことで知られている。今回の講演会では、戦前から近年にいたるまでのアメリカ映画における日本と東洋のイメージというテーマで議論して頂いた。 続きを読む |
2013年5月31日、エディンバラ大学の古典学教授、ダグラス・ケアンズ氏による講演が開催された。講演の題目は、「名誉と恥辱-近代における論争と古代における価値」であった。 続きを読む |
UTCPでは現在幾つもの研究プロジェクトが同時に進行しているが、そのうちの一つがS1「徳とVirtueの比較構造論的研究」である(詳細はプロジェクトの紹介ページを参照)。オックスフォード大学と交流を進めるなど、去年度から着実に準備されてきたプロジェクトだが、UTCPの講演会としては2013年5月30日に開かれた「徳をめぐる二つの冒険」が初回となる。講師には、岩田靖夫先生(文化功労者・東北大学名誉教授)と、韓国からAhn Jaewon先生(ソウル大学校人文学研究院HK研究教授)をお招きした。 続きを読む |
2012年10月4日、東京大学駒場キャンパスにて、ロバート・ベラー博士(カリフォルニア大学バークレー校名誉教授)の講演会「比較ファシズムにおける丸山眞男」(“Maruyama on Comparative Fascism”)が開催された。同講演会は、日本聖公会ウィリアムズ主教記念基金・立教大学社会学部の招聘により来日されたベラー博士による連続講演の一環をなすものである。 続きを読む |
2012年9月1日と2日、台北の台湾大学人文社会高等研究院で、「東アジアの視座からの日本哲学」をテーマとするシンポジウムが開催された。同高等研究院の黄俊傑院長をはじめとし、台湾、韓国、香港、日本から総勢22名が参加した。東京大学からはUTCPの高田康成氏と中島隆博氏、それにわたしのほか、林永強氏、朴祥美氏(いずれもPEAK特任准教授)、そして大学院生の井出健太郎氏(表象文化論博士課程)が出席した。黄俊傑院長以下、高等研究院の暖かく且つ周到なホスピタリティーのおかげで、わたしたちは会期中の滞在生活をきわめて快適に過ごすことができた。この報告のはじめに、まず黄院長および台大人文社会高等研究院の関係者各位に心からの感謝の気持ちを表したいと思う。また、東大からの参加となった林氏は、張政遠氏(香港中文大学)と共に、このシンポジウムの実質的なオーガナイザーであり、彼の強力かつ適切な会議構想とアレンジメントによって、これから報告するように、会議自体が実り多きものになった。併せて感謝したい。 続きを読む |
2011年2月21日、東京大学駒場キャンパスにて、シェイクスピアとバロックをめぐる国際シンポジウムが、UTCPと京都大学、日本シェイクスピア協会との共催で行われた。 続きを読む |
2010年11月5日,ボローニャ大学のMaria Giuseppina Muzzarelli(マリア・ジュゼッピーナ・ムッツァレッリ)さんの講演会「Christine de Pizan, Prima donna laica intellettuale di professione: tre temi」(クリスティーヌ・ド・ピザン―最初の女性知識人)を行いました. 続きを読む |
declinationes philologiaeと題された表象文化論研究室主催(UTCP共催)の国際シンポジウムが、事業推進担当者でもある高田康成教授の司会のもと、去る3月17日に開催された。フランス語とドイツ語を主要言語として用いた会だったが、多くの聴衆を迎え、発表後の質疑応答と議論も極めて活発であった。 続きを読む |
東京大学非常勤講師、ウィリアム・シャング(安田震一)先生を迎え、6月10日「過去から現代へ――記録画が伝えるイメージの異質性」(“Images from the Past: Imagination and Reality seen in Visual Records”)と題した講演会がUTCPのアカデミックイングリッシュの一環として催された。 |
イェール大学比較文学教授・東アジア研究機構長Haun Saussy氏を迎え、5月25日 “Two Perspectives on the ‘Thing’ in Poetry: Where Fenollosa and Pound Diverge”と 題した講演会がUTCPと東大—イェールイニシアティブにより催された。 続きを読む |
2008年12月8日、フランスの古典学の泰斗フランソワ・アルトーグ氏(社会科学高等研究院教授)による講演「私たちとギリシア人」がおこなわれた(司会:高田康成)。 続きを読む |
2008年3月、レバノンで開催されたシンポジウム“Popular Memory and the Formation of Identities”のプログラムを報告資料として掲載しておきます。 続きを読む |
アレクサンドル・コジェーヴといえば、1933年から39年までの6年間、パリの高等研究院において、後にフランス思想を代表することになる錚々たる面々――アロン、バタイユ、クロソウスキー、ラカン、メルロ=ポンティ、イポリット、ブルトン等々――が集っていた伝説的な『精神現象学』講義(出席者のひとりでコジェーヴの友人だった作家レイモン・クノーが『ヘーゲル読解講義』として編集刊行)を行ったことで知られるロシア人哲学者である。 続きを読む |
UTCP Bookletシリーズの第2冊目『いま、〈古典〉とはなにか クラシカル・ターンを問う』(中島隆博・小林康夫編)が出版されました。 続きを読む |
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