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【刊行】『有限性の後で 偶然性の必然性についての試論』

2016.02.08 千葉雅也, 星野太, 大橋完太郎

人文書院より、カンタン・メイヤスー著『有限性の後で 偶然性の必然性についての試論』が出版されました。本書は元UTCP特任研究員の千葉雅也さん、大橋完太郎さん、元特任助教の星野太さんが翻訳されています。

人文書院ホームページより

『有限性の後で 偶然性の必然性についての試論』

カンタン・メイヤスー 著
千葉雅也 訳 大橋完太郎 訳 星野太 訳

目次

序文(アラン・バディウ)

第一章 祖先以前性
第二章 形而上学、信仰主義、思弁
第三章 事実論性の原理
第四章 ヒュームの問題
第五章 プトレマイオスの逆襲

訳者解説
人名索引

内容説明
この世界は、まったくの偶然で、別様の世界に変化しうる。

人文学を揺るがす思弁的実在論、その最重要作、待望の邦訳。

序文:アラン・バディウ

「カンタン・メイヤスーの最初の一冊にして代表作である本書は、さほど長いものではないが、濃密に書かれた書物だ。アラン・バディウが序文で述べるように、これは一種の「証明」の試みに他ならない。何を証明するのか。ひとことで言えば、事物それ自体を思考する可能性があるということの証明である。カントの用語を使うならば、本書は、私たちを「物自体」へ向けて改めて旅立たせるものである、と紹介することもできるだろう。」(訳者解説より)

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