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時の彩り(ラスト・ラン) 165

2014.07.07 小林康夫

★先週といえば、個人的には、大学とは関係のない友人たちと、絶品と言うべき天竜川の天然鮎を食べたことが最大の事件!であったのですが、そんなことを書いていたら石がとんできそうですね。でも、金曜には、こちらは文句なくUTCP関係と言うべきでしょう、来日中のNYUの張旭東さんとルーサーさんを囲んで、高田さん、中島さん、梶谷さんらと懇親の夕食会を催しました。だから強いて名づければ、「友情の週」であったかな。ほかにも1日の火曜は、NYの伊藤澄子さん(フレンズ・オブ・東大)がオフィスを訪ねてきてくれたし、その夜は、「《終わりなきパリ》、そしてポエジー」展に貴重な作品(矢内原伊作撮影のジャコメッティ作・矢内原伊作像写真)を貸し出してくれた森山明子さん(武蔵野美術大学教授)に、作品をお届けしながら、お礼の会食もしたし。しかし、学期末に差しかかっていることもあって、授業の結着にもエネルギーを注がなくてはならない時期。とりわけ金曜Ⅴ限の表象文化論の講義(総合科目)、ようやく20世紀に到達したのに、マチス・ピカソからアンディ・ウォーホルまでを4回くらいでまとめなければならないという難題に頭を抱える週でもありました。加えて、2日は語り下ろしでつくる本のパフォーマンスがあり、5日はNHKの「クールジャパン」の収録(今回は「石」がテーマ)があり、というわけで手帖を見たら、23日から4日まで12日間毎日、大学に行ってました。6日の日曜も表象文化論学会があったので、やはり駒場へ(最近は学会のためになにもしていないのですが、会員の選挙で続けて「理事」に選ばれてしまったので)。もちろん、「動きすぎてはいけない」のですが、なかなか止まらないなあ。
今週は、水曜が振替の「金曜」となって、土曜にはIHSの授業もあるから週4日、ざっと計12コマ分の授業。その合間に「未來」」の連載原稿も書かなくては・・・と嘆きの週になりましょうか。ああ!

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