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【ニュース】ダニエル・シボニー特別講演@明治大学

2012.02.15 Humanities News

来たる3月13日(火)および15日(木)に、明治大学駿河台キャンパスにて、フランスの哲学者・精神分析家ダニエル・シボニー氏の講演会が開かれます。

ダニエル・シボニー特別講演

2012年3月13日(火)17:00-19:30
「他者の倫理と存在の倫理:レヴィナス批判」

2012年3月15日(木)17:00-19:30
「三つの一神教と実存的問い」

場所:明治大学駿河台校舎リバティタワー12階1123教室(両日とも)
使用言語:フランス語(通訳あり)
参加自由/予約不要
●明治大学 総合研究「模倣と創造 日本とヨーロッパにおける文化継承の現象学」

講演者プロフィール
ダニエル・シボニー(Daniel Sibony)
1942年、当時フランスの被保護国であったモロッコのマラケシュに生まれる。家庭では日常言語としてモロッコ方言のアラビア語、知的言語としては聖書ヘブライ語が用いられた。幼少期にフランス語を学び始める。1955年パリに移住。1963年パリ大学で数学の国家博士号を取得。パリ大学の数学の准教授に就任(2000年まで)。1974年ラカン派の精神分析家となる。パリ第八大学(ヴァンセンヌ校)で精神分析のセミネールを行う。1974年最初の著書『名と身体』を出版。1985年パリ大学で哲学の国家博士号を取得。論文審査にはレヴィナス、ドゥサンティ、ミシェル・ド・セルトー、アンリ・アトランが審査員を務めた。主著に、『二つ‐の‐あいだ』(Entre-deux, 1991)、『三つの一神教』(Les trois monothéismes, 1992)、『自己贈与か、それとも自己分割か?』(Don de soi ou partage de soi ?, 2000)、『精神分析とユダヤ教』(Psychanalyse et judaïsme, 2001)、『近東:ある抗争の精神分析』(Proche-Orient. Psychanalyse d'un conflit, 2003)、『同一性から実存へ』(De l’identité à l’existence, 2012)ほか多数。

【参考文献】
ダニエル・シボニー「存在の倫理 自己贈与か、それとも自己分有か?」(合田正人訳)、『現代思想』、2012年3月臨時増刊号「総特集 レヴィナス」所収

SibonyPoster.jpg
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