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【刊行】郷原佳以『文学のミニマル・イメージ モーリス・ブランショ論』

2011.03.06 郷原佳以, 出版物

郷原佳以さん(関東学院大学准教授・UTCP共同研究員)のモーリス・ブランショ論が左右社から出版されました。

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パリ第七大学で受理された博士論文がオリジナルです。当時のタイトル(Il y a de l’image. Maurice Blanchot et l’image minimale de la littérature)が表紙に残っています。

——なるほど、ブランショの文学論は文学に視覚的な喚起力を強く求めるものではないだろう。しかし、「エクリチュール」をめぐる彼の思考はけっして一枚岩ではなく、それは、視覚的喚起力とは別の次元にありながら、にもかかわらず「イメージ」と呼ばれるしかないような何ものかをめぐる独特な思考に支えられているのである。本書で追究したいのはこの思考である。——本文より


目次より抜粋(節以下省略)

序論―文学にイメージは「ある」か

第一部 遺骸としてのイメージ
 第一章 イメージの不気味さ―「遺骸的類似」と「美術館病」
 第二章 イメージの「イリヤ」―サルトル・レヴィナス・ブランショ
 第三章 イメージの「イリヤ」あるいはカトリーヌ・レスコーの足

第二部 言語の不可能な形象としてのイメージ
 第一章 プロソポンとしての形象―物語とイメージ
 第二章 彼女の名、この不気味な驚異―命名行為とイメージ
 第三章 「詩的イメージ」に抗して―バシュラールとブランショ
 第四章 「言語のショート・サーキット」としての詩のイメージ
     ―ブランショにおけるマラルメ・ヴァレリー・ポーラン
 第五章 形象化のパッション―ブランショにおけるアブラハム

結論 文学にイメージが「ある」というこの「驚異」

あとがき
人名索引/註/参考文献

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