UTCPブックレット3 『〈時代〉の通路 ヴァルター・ベンヤミンの「いま」』
UTCP Bookletシリーズの第3冊目『〈時代〉の通路 ヴァルター・ベンヤミンの「いま」』(小林康夫編)が出版されました。
2008年2月の川俣正「通路」展でのUTCPワークサロンでの対話や発表をもとに、2007年6月の上海・華東師範大学における夏季セミナー「大都市と文化理論」での発表、2008年2月に招聘したフランシスコ・ナイシュタット氏の講演を収録した論集です。
また、ご希望の方は、UTCPの事務所に来ていただければ、1人につき1部、お渡しすることができます。部数は限られていますので、ご了承ください。
〈時代〉の通路 ヴァルター・ベンヤミンの「いま」
目次
救済と通路 ・・・ 川俣正+小林康夫
歩く思考 ・・・ 川俣正
迷うことの諸相―パサージュにおける経験についての考察 ・・・ 森田團
パサージュ―遊歩と移行のトポス ・・・ 竹峰義和
歴史認識理論における精神分析の痕跡―ヴァルター・ベンヤミンの『パサージュ論』における運命と解放
・・・ フランシスコ・ナイシュタット (西山雄二・訳)
都市の言語と大都市の言語 ・・・ 中島隆博
雷鳴のように―時代と無意識―あとがきにかえて ・・・ 小林康夫