【UTCPラジオ】問いの手触りを取り戻す――宮田晃碩さんインタビュー
2025.11.10
ハイデガー研究を経て、「問うとは何か」という根本的な問題に向き合ってきた宮田晃碩さんをお迎えしました。
2022年4月から二年半UTCPに所属し、現在は出身研究室の助教として活動している彼は、今もUTCPと関わりながら多彩な企画に参加しています。
ハイデガーを通じて、言語をめぐる哲学的な問題に取り組みながら、人が自分の病をどのように語るかを考察し、近年は石牟礼道子『苦海浄土』など水俣病をめぐる作品にも研究を広げています。
その実践のひとつとして、11月9日にはドキュメンタリー映画『水俣曼荼羅』の上映イベントを企画し、現場の空気とともに語られる言葉に向き合います。
“もやもやを抱える哲学”――宮田さんの静かな問いの実践をたどります。






