【報告】2024年度キックオフシンポジウム「共生の揺らぎ Polyphony of Lives」(第2部)
2024年度キックオフシンポジウム「共生の揺らぎPolyphony of Lives」第三部は、第一部登壇者の古戸勉氏(シブヤフォント・ラボ)と第二部登壇者の吉永明弘氏(法政大学人間環境学部)にディスカッションをしていただく形で始まった。 |
2024年度キックオフシンポジウム「共生の揺らぎPolyphony of Lives」第三部は、第一部登壇者の古戸勉氏(シブヤフォント・ラボ)と第二部登壇者の吉永明弘氏(法政大学人間環境学部)にディスカッションをしていただく形で始まった。 |
刑務所アート x 哲学対話「かべの手ざわり」開催報告 2024年3月29日(金)@BUoY北千住 去年から開催されている「刑務所アート展」 。UTCPでは2024年3月29日(金)に第2回刑務所アート展を主宰している PAC (Prison Arts Connections)と共催イベント 刑務所アートx哲学対話『かべの手ざわり』を開催しました。展覧会では初となるUTCPの取り組みを紹介します。 続きを読む |
2024年度キックオフシンポジウム「共生の揺らぎPolyphony of Lives」の第2部では、法政大学人間環境学部教授の吉永明弘氏にご講演いただいた。「倫理学は環境問題にどのように応答しうるか――都市の緑をめぐって」というタイトルで、吉永氏が専門とされる環境倫理学とはそもそもどういう分野なのかという紹介から始まり、目下議論を呼んでいる明治神宮外苑の再開発計画についてもその立場から論評する内容である。講演の全体が「現実の問題に対して哲学・倫理学は何ができるのか」という問いに貫かれており、そのことは哲学を専門とする報告者(宮田)にとって非常に共感する点であった。そのうえおそらく研究を仕事にしていない人にとっても、この問いのおかげで、いったい環境倫理学とは何なのか、哲学や倫理学は何の役に立つのかという疑問に答えるようなお話になっていただろうと思う。ごく大づかみにはなるが、ご講演の内容を紹介したい。 続きを読む |
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