【報告】こまば当事者カレッジ2018年度夏期コース「認知症を考える」 第4回「介護現場からの問い」
2018年7月21日(土)に、こまば当事者カレッジ2018年度夏期コース「認知症を考える」の、第4回が開催されました。第4回は「介護現場からの問い」と題して、堀田聡子さん(慶應義塾大学)と金山峰之さん(ユアハウス弥生)を講師にお招きし、レクチャー&ワークが実施されました。
今回は内容の構成上、初めから5名ずつのグループに分かれてご着席いただき、レクチャー&ワークを交互に織り交ぜながらの、あっという間の4時間でした。
はじめに、堀田さんが「自己紹介と認知症に対するイメージ」と題したアイスブレイクを行い、その後「認知症の人が働くこと」についてレクチャーをしてくださいました。続いて、金山さんからは、「認知症の方の歴史」についてのお話をいただき、その後「自由で安心できる環境作り」がモットーのユアハウス弥生の「日常生活」についてのご紹介をいただきました。
最後に、お二人からのレクチャーを踏まえ、リフレクションが行われました。受講者からは「働かなくても、ただいるだけで社会に役立っているのではダメなのか」や「現代の社会政策上、働ける人は働くしかないのか」などの意見がありました。このようにみんなで考えて話し合う場所が必要だと改めて感じる機会となりました。(報告:澤田)
こまば当事者カレッジ:https://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/projects/uehiro/2017/komaba-tojisha-college/