【刊行】道徳を基礎づける 孟子vs. カント、ルソー、ニーチェ
講談社学術文庫より『道徳を基礎づける 孟子vs. カント、ルソー、ニーチェ』が刊行されました。明治大学准教授の志野好伸先生と共に、東京大学東洋文化研究所教授・UTCP特任教授の中島隆博が本書を翻訳しております。
『道徳を基礎づける 孟子vs. カント、ルソー、ニーチェ』
内容紹介
孟子とカント、ルソー、ニーチェ。中国哲学と西洋哲学を往還しながら、人間の道徳の根拠を問う、現代フランス思想の旗手のよるスリリングな著作が、ついに文庫化! 東浩紀氏も絶賛する注目の書。
西洋哲学、東洋思想という枠を軽々と乗り越え、普遍に迫ろうとする知の力を堪能してください。
目次
1. 憐れみをめぐる問題
2. 性と生について
3. 他者への責任
4. 意志と自由
5. 幸福と道徳の関係
訳者解題――存在と道徳への問い直し
【初出】本書の原本は、2002年、講談社より現代新書として刊行されました。