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【報告】華東師範大学思勉人文高等研究院譚帆院長らが来訪

2017.05.25 石井剛

 2017年5月23日に、華東師範大学思勉人文高等研究院の譚帆院長、方媛副院長、于明静事務室長、肖連奇大学院教育担当秘書の4名がUTCPに来訪されました。「思勉」は中国の多くの大学で設置されている人文系の高等研究院の中でも最も古いものだそうで、今年、設立10周年を迎えるとのことです。最も古いだけではなく、その活動の充実ぶりもおそらくは他の追随を許さないだろうと思われ、国内外から常に人が集まり、人文研究のアクチュアルな力、まさにここにありという勢いです。

 華東師範大学の研究者とUTCPメンバーとの交流の歴史も長く、許紀霖氏、羅崗氏をはじめとして、多くの学者がUTCPを幾度となく訪れていますし、こちらからも何度も訪問していることはこれまでにもブログで報告してきたとおりです。
 今回の訪問は、このようなご縁をきっかけに総合文化研究科との間で結ばれた研究交流協定・学生交流覚書にもとづく交換留学の現状と今後について話し合うためでした。4年目に入った学生交流では、毎年駒場に1年の交換留学生が派遣され、UTCPのみならず、関連する分野の先生方に力強いご協力を仰ぎながら、充実した交換プログラムが行われてきました。いま学生を受け入れてくださっている村田雄二郎教授(地域文化研究専攻)もご同席くださり、旧交を温めつつ未来を語る、楽しい一時になりました。

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文責:石井剛(UTCP)

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