【刊行】APF Series 4 『大乗起信論』と主体性:近代東アジア哲学の形成そして論争
UTCP-Uehiro Booklet 14『APF Series 4 『大乗起信論』と主体性:近代東アジア哲学の形成そして論争』が刊行されました。
ご希望の方には、UTCPの事務室に来ていただければ、お1人につき1部お渡しすることができます。部数は限られていますので、ご了承ください。
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APF Series 4; UTCP-Uehiro Booklet 14
目次
謝辞
石井剛
1. 『大乗起信論』の現代における新たな格義:ドイツ観念論から批判理論への転回の試み
林遠沢
2. 「井上円了における西洋哲学と仏教の理解について―東京大学における『大乗起信論』の講義等をふまえて」
竹村牧男
3. 『起信論』と近代東アジアの主体性哲学――内学院と新儒家の論争を中心に
林鎮国
4. 『起信論』と京都学派―「批判仏教」の批判に答えて
廖欽彬
5. 「起信」の主語は何か―鈴木大拙英訳『大乗起信論』を通して
志野好伸
6. A Controversy over ‘Critical Buddhism’ in Republican China. Reconsidering Tang Dayuan’s defense of The Awakening of Faith
Jakub Zamorski
7.「 随順」の主体的実践:『大乗起信論』と章炳麟の「斉物哲学」
石井剛