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【刊行】『精神医学の哲学 3 精神医学と当事者』

2016.12.05 石原孝二, 綾屋紗月, 熊谷晋一郎

東京大学出版会より『精神医学の哲学 3 精神医学と当事者』が刊行されました。本書はUTCPの石原孝二が編著者となっています。

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東京大学出版会サイトより

精神医学の哲学3
精神医学と当事者 

石原 孝二 編, 河野 哲也 編, 向谷地 生良 編
ISBN978-4-13-014183-3, 発売日:2016年11月下旬, 判型:A5, 272頁

内容紹介
精神科医療は,病院やクリニックを超え,地域社会における治療実践とケアへと転換し,それとともに専門家と当事者,家族との関係を大きく変えつつある.日本発の「当事者研究」の動向を紹介するとともに,世界的な趨勢も踏まえながら,精神医学と当事者の関係を考察する.

主要目次
第1章 総論――精神医学と当事者(石原孝二)

第1部 精神医学と現代社会
第2章 精神医学のバイオポリティクス(美馬達哉)
第3章 精神医学と疾患喧伝(井原 裕)
第4章 学校のこころの問題――心理職の課題とあるべき姿(河野哲也)

第2部 精神科医療と地域社会・家族
第5章 リカバリーと精神科地域ケア(宮本有紀)
 コラム1 イタリアの精神保健改革(大熊一夫)
 コラム2 オープンダイアローグ(斎藤 環)
第6章 精神医療システムと家族(山田理絵)

第3部 精神医学の変革と当事者研究
第7章 当事者研究と精神医学のこれから(向谷地生良)
第8章 発達障害の当事者研究――情報保障の観点からの考察(綾屋紗月)
第9章 痛みと孤立――薬物依存症と慢性疼痛の当事者研究(熊谷晋一郎・五十公野理恵子・秋元恵一郎・上岡陽江)

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