時の彩り（ラスト・ラン） 170-1
2014.10.31
小林康夫
★前回、「9月、秋の気配が立ち初めています」と書いてから、すでに2ヶ月近くブログがとまっています。その理由はただひとつ、ラスト・ランいよいよ激しく、に尽きます。なにしろ9月の後半は、IHSのプログラムで学生10名弱とスタッフ、先生方とともにパリ、リヨン、オートリーヴ、ラ・トゥーレットをめぐる研修旅行。素晴らしい旅であっただけに、その全貌を書くのがブログの枠を大きく超える。ここでストップしたまま、新学期がはじまり、そうすると今度はIHSの冬学期の授業で、ダンサーの山田せつ子さんとタッグを組んで「身体技法・表現」という、いままで一度もやったことのない授業を展開。その間にも、一方では、大澤真幸さんとの対談集『「知の技法」入門』（河出書房新社）が刊行され、他方では、学外では建築家の内藤廣さんと公開対談、学内でも森山明子さんを招いて中川幸夫さんについての講演会と忙しない日々、ついブログの更新を怠っていました。で、もはや以上の事項について文章では追っかける余裕がないので、これから3回くらいの連続で、アルバム集にして、数枚の写真を掲げることで、テクストに換えさせていただきます。
★で、最初は、9月のフランス研修旅行のスナップをいくつかご覧いただきます。
