【刊行】ジョン・サリス著、西山達也訳『翻訳について』
UTCPの元PD研究員で、現在西南学院大学国際文化学部准教授の西山達也さんが翻訳された、ジョン・サリス著『翻訳について』が刊行されました。また、UTCPの元PD研究員で現在明治大学専任講師の池田喬さんによる同書の書評が『週間読書人』2014年2月21日号に掲載されました。
月曜社サイトより
プラトンによって提起され、ニーチェによる転覆へと至る翻訳の形而上学——その奔流は西洋における思想と文芸の歴史を貫き、今なお私たちの知を揺るがしつづける。無翻訳の夢から翻訳の(不)可能性へ、古代より現代まで、錯綜する問いの千の相貌へと迫る哲学者の旅程。本邦初訳。【叢書・エクリチュールの冒険、第6回配本】
目次
日本語版への序文
緒言
第一章 無翻訳という夢
第二章 広義における翻訳の様々な舞台
第三章 翻訳と言葉の力
第四章 翻訳不可能性のヴァリエーション
訳者解説 翻訳、この錯綜するもの——ジョン・サリス『翻訳について』を読む