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【報告】Ethical Issues in Psychiatry Workshop

2013.02.01 石原孝二, 佐藤亮司, 共生のための障害の哲学

去る1月31日、国際ワークショップ"Ethical Issues in Psychiatry Workshop"が開催された。この分野の学際性を象徴して、6つの講演のうち、3つは哲学者あるいは倫理学者によるものであり、3つは精神科医によるものであった。

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ワークショップでは様々な議題(ニューロフィードバックや脳深部刺激法(Deep Brain Stimulation)のような近年精神医学における応用が試みられている神経科学的な技術に関する倫理的課題、自閉症児にたいするオキシトシンの使用、アルコールが関わる犯罪における責任の問題、児童に対する向精神薬の使用の現状、統合失調症の早期介入)が議論されたが、特に児童や青年に対する精神医学に関係する話題が中心的に扱われた。

それゆえにディスカッションでは、インフォームドコンセントや、児童の人格の問題、あるいは理解能力の不足や社会的あるいは家族における立場の弱さ、といった児童に特有の問題が頻繁に議論された。

(報告:佐藤亮司)

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