【ニュース】第二回学際科学科記念シンポジウム「筋肉とアメーバ」
2012.09.12
Humanities News
UTCPに届いた関連各機関のイベント情報をお届けいたします。
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第二回学際科学科記念シンポジウム「筋肉とアメーバ」
概要
新しい後期課程である、学際科学科の特徴は、サイエンスとアートを結ぶ自由な学際性にあり、哲学、生態進化、物理、化学、情報科学、人文地理、などが集まってできています。 2回目のシンポジウムとして、(1回目は、2012年6月2日に開催されました)アメリカ在住のアーティスト、笹本晃さんを駒場に招いて、 レクチャーとパフォーマンスを行います。 タイトルは
筋肉とアメーバ
このシンポジウムの趣旨は、心とはなにか、それを議論することにあります。 心は、脳だけで理解されるのではなく、身体性と社会性から理解されると考えています。特に、昨今の構成論的な認知科学からみる「拡張された心の研究」は、哲学、人工生命、ロボット工学、生態心理学など、いろいろな分野からアプローチされています。そこで持ち出される問題意識のうち、ここでは「開かれた(オープン)ダイナミクス」に焦点を当て、いかにして身体性を、思考を、力学系を、論理系を開くか、ということを、議論をしてみたいと思っています。
日時: 2012年9月13日(木)16:00-18:00
場所: 東京大学駒場キャンパス 理想の教育棟(KOMCEE) 101 Open Stadium
出演者:笹本晃(アーティスト)、池上高志(東京大学教養学部学際科学科教授)