[刊行]UTCP Booklet 22-25刊行
UTCPの刊行物、UTCP Bookletの22, 23, 24, 25が刊行されました。
UTCP Booklet 22「旅 テクストへ/テクストから──文学・哲学・歴史をめぐる現代イタリア・地中海からの発信」
はじめに
村松真理子
I 旅の文学
文学における海の旅──アデーレ・デイ(村松真理子 = 訳)
小説という旅──紀行からフィクションへ
リータ・グエリッキオ(宮坂真紀 = 訳)
ルネサンスの「ふきっさらし人間」──三人の旅人について
宮下志朗
II ことばの根源と哲学
物のアニマ──哲学パフォーマンス
フランチェスカ・リゴッテイ(村松真理子 = 訳)
哲学と日常生活
フランチェスカ・リゴッテイ(村松真理子 = 訳)
III テクストが生まれる場
クリスティーヌ・ド・ピザン──最初の女性知識人
マリア・ジュゼッピーナ・ムッツアレッリ(村松真理子 = 訳)
二〇世紀詩のアトラス
アデーレ・デイ(村松真理子 = 訳)
二〇世紀散文の系譜
リータ・グエリッキオ(村松真理子 = 訳)
Place and Space in Japanese Cinema: From Inside to Outside the Frame
Edited by M. Downing Roberts
Zoom/Tilt/Pan: Disorienting Distance in Tanaka Noboru’s Confidential Report: Sex Market
Phil KAFFEN
Dissolving Patterns: The Wasteland Films of Abe, Teshigahara and Takemitsu
ARAKAWA Toru
Daydreams
Alexander ZAHLTEN
The Art Theatre Shinjuku Bunka and the bunka of Shinjuku
Roland DOMENIG
Eros and the Space of the Body in Masumura Yasuzō’s Manji
M. Downing ROBERTS
Working Children in “Stateless” Japan: Orphans’ Places in Postwar Cinema
Mitsuyo WADA-MARCIANO
UTCP Booklet 24 「近代日本の国学と漢学──東京大学古典講習科をめぐって」
序文
齋藤希史
国学と国文学──東京大学文学部付属古典講習科の歴史的性格
品田悦一
漢学の岐路──古典講習科漢書課の位置
齋藤希史
関連資料集
UTCP Booklet 25 「〈時代〉の閾──戦後日本の文学と真理」
緒言
小林康夫
I 戦後日本の文学と真理
三島由紀夫と私と詩
高橋睦郎+中島隆博+小林康夫
戦後日本における生と真理
丹生谷貴志+小林康夫
小説をめぐる対話 l
2011年1月27日駒場の授業から
松浦寿輝+小林康夫
II 女の哲学へ向かって──北川東子の声
追想・北川東子の声
小林康夫
北川東子──與に權るところまで到達した希な女性哲学者
金泰昌
北川東子さんと『女の哲学』
西谷能英
北川東子先生と哲学
森田團
被害の分断から公共の世界へ向けて
北川東子
女性における自己と他者
北川東子 高榮蘭 金恵淑 朴昭炫 アン・ギャリー 陳昭如 ギブソン松井佳子[通訳]
イマジナリーな連帯を求めて──女性が聞く公共世界
北川東子
III
UTCP へのメッセージ
アンヌ・チャン(岩崎正太 = 訳)
フクシマを抱きしめて──共生の哲学の方位
中島隆博
*ご希望の方には、UTCPの事務室に来ていただければ、1人につき1部お渡しすることができます。部数は限られていますので、ご了承ください。