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【刊行】渡邊祥子訳、ギー・ペルヴィエ『アルジェリア戦争−−フランスの植民地支配と民族の解放』

2012.03.09 渡邊祥子, 出版物

UTCP共同研究員で、現在は日本学術振興会特別研究員(東京大学東洋文化研究所)の渡邊祥子さんが翻訳したギー・ペルヴィエ著『アルジェリア戦争−−フランスの植民地支配と民族の解放』が白水社より刊行されました。

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【書誌情報】
Guy Pervillé, La guerre d'Algérie (Collection QUE SAIS-JE? Nº3765), Presses Universitaires de France, Paris, 2007, 2012
翻訳、『アルジェリア戦争−−フランスの植民地支配と民族の解放』ギー・ペルヴィエ著、渡邊祥子訳、文庫クセジュ、白水社、2012年
ISBN978-4-560-50966-1

【目次】
日本語版への序文
  まえがき
 第一章 植民地時代のアルジェリア
  Ⅰ 剣と犁──植民地の叙事詩
  Ⅱ 入植の失敗
  Ⅲ 同化政策の全体的な失敗
 第二章 アルジェリアのナショナリズム
  Ⅰ アルジェリア・ナショナリズムの起源
  Ⅱ アルジェリア・ナショナリズムの社会学
  Ⅲ 武装闘争の選択
 第三章 秒読み(一九三九〜五四年)
  Ⅰ 第二次世界大戦におけるアルジェリア
  Ⅱ 第二次世界大戦がアルジェリア人に与えた影響
  Ⅲ 一九四五年五月八日の事件
  Ⅳ 十年間の平和?
 第四章 反逆事件から戦争へ
  Ⅰ ピエール・マンデス=フランスの反応
  Ⅱ 平定の失敗
  Ⅲ 統合政策の撤回
 第五章 戦争を遂行する第四共和制
  Ⅰ 一九五六年──共和戦線の失敗
  Ⅱ 一九五七年──軍事的成功と政治的不安
  Ⅲ 一九五八年──アルジェリア問題の国際化から体制危機まで
 第六章 戦争に取り組むド=ゴール(一九五八〜五九年)
  Ⅰ 約束の夏(一九五八年六月〜九月)
  Ⅱ 国民投票の余波(一九五八年十月〜十二月)
  Ⅲ アルジェリアにおける状況の進展(一九五九年一月〜九月)
 第七章 民族自決の時(一九五九年九月十六日〜六一年一月八日)
  Ⅰ 自決についての演説から「バリケードの一週間」まで(一九五九年九月〜六〇年一月)
  Ⅱ 「最もフランス的な解決」から「アルジェリア人のアルジェリア」へ
  Ⅲ 「アルジェリア人のアルジェリア」からアルジェリア共和国へ
 第八章 交渉期(一九六一年一月九日〜六二年三月十八日)
  Ⅰ 国民投票から将校たちの軍事クーデターまで
  Ⅱ 最初の交渉とその行詰まり
  Ⅲ 交渉の再開と成功
 第九章 戦争から平和へ?
  Ⅰ 停戦から独立まで
  Ⅱ 戦争の被害状況
  Ⅲ 戦争は終わったのだろうか
  解説──アルジェリア戦争の研究とペルヴィエ氏(私市正年)
  訳者あとがき
  略称一覧
  参考文献


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