【イメージ研究関連イベント】イメージに憑かれて:観衆論的視座に立った美術史の新しいパースペクティブ
2011.11.14
└イメージ研究関連イベント
来る11月25日、見る者との関連に注目しつつイメージの多様な様態を検討するシンポジウムが、国内外から気鋭の研究者四名を集めて上智大学で開催されます。
シンポジウム
イメージに憑かれて
観衆論的視座に立った美術史の新しいパースペクティブ
2011年11月25日|金|午後3時―午後6時45分
上智大学四谷キャンパス|中央図書館|921号室[案内図(15番の建物)]
入場無料|事前登録不要
使用言語:日本語・英語(逐次通訳あり)
イメージとそれを観る者(たち)のダイナミックな――心理的、行動的、社会的など、様々な次元における――相互関係。そこに視座を置いて美術史・視覚文化研究を見なおすと、いったいどのような方法論的可能性と課題が見えてくるのだろうか。比較美術史的な視点からその問題を考察するのが本シンポジウムの目的である。『Pictures and Tears』[2001]『The Object Stares Back』[1997]などの著書がある世界的に高名な美術史家ジェームズ・エルキンス教授(シカゴ美術研究所)、気鋭の日本美術史研究者ミリアム・ワトルス教授(カリフォルニア大学サンタ・バーバラ校)、近・現代美術史の広い分野にわたる研究およびキュレーション活動を続けている田中正之教授(武蔵野美術大学)の三名をお招きし、林道郎(美術史・美術批評、上智大学)を交えて議論を深める。
14:30 開場
15:00 開会の辞|林道郎
15:10 基調発表|ジェームズ・エルキンス
16:30 休憩
16:35 発表|ミリアム・ワトルス
17:00 発表|田中正之
17:30 休憩
17:40 全体討議
18:15 質疑応答
18:45 閉会
お問い合わせ(上智大学林研究室):
michio-h[atmark]sophia.ac.jp
|03-3238-4039
企画者・発表者の林道郎さん、田中正之さんには、過去にUTCP中期教育プログラム「イメージ研究の再構築」イベントにご協力いただきました。また当日は同プログラム研究員の近藤学が通訳として参加します。