時の彩り(つれづれ、草) 131
2011.03.24
小林康夫
☆小林康夫です
みなさん、いかがお過ごしでしょう。なんともひどい事態。言葉を失います。まだ事態は収束していません。今後もすべての人が非常の努力を継続しなければならないと思います。
UTCPは今週に入って、ほぼ正常にオフィスを運営しはじめています。この間、この事態に応じて、招聘・出張のキャンセルが相次ぎました。イベントも多くが中止になりました。突然の中止などもありましたが、どうぞご了解くださいますようにお願いいたします。
わたし個人は、11日の夜にヨーロッパに出発予定でしたが、その日の出発は不可能になり、結局、翌日、12日の飛行機でパリに向け飛びました。14日に予定されていたレンヌ大学での「歴史の終わり」をめぐるシンポジウムには原和之さんとともども出席して発表。そこで帰国することも考えたのですが、諸般の事情を勘案して、結局、予定通りに16日にローマへ。18日にローマ大学で「他人の国」についての講義、さらに20日にはローマ時代の遺構の「ARA PACIS」で、ローマ市と伊日協会主催の日本の震災への義援金を募る集会に参加してスピーチをしました。ローマ市長、駐伊日本大使ともお話しをすることができました。その後、帰国。23日より平常職務に復帰しています。この間の出来事はいずれご報告させていただきます。
とりあえず、今回は、UTCPの再開宣言というつもりです。
みなさん、どうぞよろしくお願いいたします。