【刊行】汪暉『世界史のなかの中国』(石井剛+羽根次郎訳)
事業推進担当者の石井剛さんの訳になる汪暉『世界史のなかの中国』が青土社より刊行されました。
書誌情報
汪暉『世界史のなかの中国――文革・琉球・チベット』(訳/石井剛+羽根次郎、青土社、2011年)
目次
序
第一章 中国における一九六〇年代の消失
――脱政治化の政治をめぐって
第二章 琉球――戦争の記憶、社会運動、そして歴史解釈について
第三章 東西間の「チベット問題」
――オリエンタリズム、民族区域自治、そして尊厳ある政治
訳者あとがき
著者・訳者紹介(本書帯ウラより抜粋)
汪暉(Wang Hui)
1959年江蘇省揚州市生まれ。揚州師範学院中文系卒業、南京大学中文系修士課程修了、中国社会科学院研究生院博士課程修了、文学博士。現在、清華大学人文社会科学学院教授。邦訳著作に『思想空間としての現代中国』(岩波書店、2006)。
石井 剛
1968年東京生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科アジア文化研究専攻博士課程修了、博士(文学)。現在、東京大学大学院総合文化研究科准教授。
羽根次郎
1974年横浜市生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科博士後期課程修了、学術博士。現在、中国社会科学院近代史研究所ポストドクター研究員(博士後研究員)。