【イメージ研究関連イベント】ワークショップ「発動する/させるイメージ」@上智大学
先日(2010年9月)、UTCP中期教育プログラム「イメージ研究の再構築」のワークショップにご参加いただいた林道郎さん(上智大学)を中心メンバーの一人とする科学研究費基盤研究「The Image-Site-Audience Project」が、来る10月初旬、以下のイベントを開催します。UTCPからは研究員の近藤学が参加します。
ワークショップ
発動する/させるイメージ
シュルレアリスム、アンフォルム、キャラクター
10月9日|土|午後3–6時(開場午後2時半)
上智大学四谷キャンパス10号館301号室[案内図⇒こちら]
主宰:The Image-Site-Audience Project
(日本学術振興会科学研究費|基盤研究[B])
入場無料|事前登録不要
- 発表
- 鈴木雅雄「キッチュを愛すること――ブルトン、ダリ、ジャコメッティ」
- 近藤学「鏡と蜘蛛の巣――クラウス/ボワ『アンフォルム』の観衆論的射程」
- 伊藤亜紗「嫌・描写――まなざしなきイメージ」
司会:林道郎
イメージ――広くオブジェや「作品」と呼ばれるものも含む――は、それを見る者、読む者、受けとる者に一体どのように働きかけるのだろうか。そのような「パフォーマティヴィティ」の視点からのアプローチは、近年のイメージ研究の潮流の一つを成してきた。このワークショップでは、三つの異なるケース・スタディを踏まえながら、あらためてそのような方法の可能性と限界について精細に論じてみたい。シュルレアリスム研究の最前線を突き進む鈴木雅雄、出版が待ち望まれる『アンフォルム』の訳者の一人である近藤学、独自のキャラクター論を展開する伊藤亜紗の3人の発表を一部とし、二部では司会と参加者を交えた自由討議を展開する。
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