中島隆博 『哲学』
岩波書店の新シリーズ「ヒューマニティーズ」の刊行が開始され、その第一回配本として中島隆博『哲学』が公刊されました。
「ヒューマニティーズ」 全11巻 B6判・並製カバー・平均120頁
現在の人文学的知は,グローバル化のもとでの制度的な変動とも結びつきながら,新たな局面をむかえつつある.学問の断片化,細分化,実用主義へのシフトなど,人文学をとりまく危機的状況のなかで,新たなグランド・セオリーをどのように立ち上げるのか.その学問のエッセンスと可能性を,気鋭の著者陣が平易に語る
中島隆博 『哲学』
哲学が異質なものと向かいあうその境界に,哲学のフロントはある.そして哲学ともっとも鋭く対立するものは,一見すると哲学にみえる準‐哲学である.準‐哲学としてのアジア思想の側から,哲学と,そのアクチュアリティを問い直す.