UTCPブックレット6 『世俗化とライシテ』
UTCP Bookletシリーズの第6冊目、『世俗化とライシテ』が出版されました。
UTCPでは2008年11月23日から12月2日までフランスにおけるライシテ研究の第一人者であるジャン・ボベロ氏をお招きし、2つの講演会と、シンポジウム「21世紀世界ライシテ宣言とアジア諸地域の世俗化」を開催しました。本書はその成果をまとめたものです。
ご希望の方には、UTCPの事務室に来ていただければ、1人につき1部お渡しすることができます。部数は限られていますので、ご了承ください。
はじめに 羽田正
第1部 ジャン・ボベロ氏講演
講演1 世俗化と脱宗教化 ジャン・ボベロ(翻訳=伊達聖伸)
講演2 フランスにおけるライシテ――歴史と今日の課題 ジャン・ボベロ(翻訳=伊達聖伸)
第2部 シンポジウム「21世紀世界ライシテ宣言とアジア諸地域の世俗化」
21世紀世界ライシテ宣言について ジャン・ボベロ(翻訳=羽田正)
ライシテと国民統合――「21世紀世界ライシテ宣言」をめぐる若干の考察 増田一夫
日本の世俗化と宗教概念 島薗進
中国における宗教と世俗化――批判儒教のために 中島隆博
インドのセキュラリズムの行方――インド憲法、ガンディー、ヒンドゥー・ナショナリズム 近藤光博
参考資料
21世紀世界ライシテ宣言 (翻訳=伊達聖伸)