【新規中期教育プログラム】イメージ研究の再構築
2009.01.21
イメージ研究の再構築
2009年度冬学期(2009年9月)より新しい中期教育プログラム「イメージ研究の再構築」(担当: 三浦篤)がスタートします。
このプログラムでは、従来美術史の対象とされてきた絵画を始めとするイメージ群を、「メタ・イメージ」、「パレルゴン」、「イメージとエクリチュール」「ジェネティック」という4つの視点から新たに捉え直します。すなわち、画中画や描かれた芸術家像などメタ・レベルのイメージの機能、イメージを枠づける付随的な要素の役割、イメージ(画像)とエクリチュール(文字)の多様な相関関係、イメージの生成から受容にまでいたる成立過程です。関心を共有する海外の研究者と連携しながら、正統的な美術史学に拘束されてきたイメージ群を異なる角度から照射し、その意味と機能を解明することを、本プログラムの大きな目標とします。
2009年度夏学期(2009年4月)よりプレセミナー(UTCP特設科目名「共生のための国際哲学演習 I」)を開始し、本格的には2009年度冬学期(2009年9月)からプログラムがスタートいたします。
プログラムの暫定的な予定にかんしてはこちらからどうぞ (PDF, 81KB)。