Humanities News (2008/10/27)
UTCPに届いた関連各機関のイベント情報をお届けいたします。
●●[シンポジウム]●●
メルロ=ポンティ生誕100年国際シンポジウム
【日時】2008年11月22日(土), 23日(日)
【場所】立教大学(池袋キャンパス)
【参加】入場無料・事前登録不要
【主催】科学研究費補助金「新たな身体の哲学の構築に向けた国際的研究―メルロ=ポンティ生誕100年に際して」
【プログラム】
11月22 日(土) 歴史と自然のキアスムとしての身体
10:00-13:00 シンポジウム1「自然と身体」
司会: 加賀野井秀一(中央大学)
加國尚志(立命館大学)
表象の彼方の身体─メルロ= ポンティにおける身体と絵画の理論
E・ドゥ・サントベール(フランス国立科学センター、パリ高等師範学校、フッサール文庫)
『肉は鏡の現象である』―誤解されている命題の出典と意味
劉國英(香港中文大学)
フッサールの影に対峙するメルロ= ポンティとフィンク
15:00-18:00 シンポジウム2「歴史と身体」
司会 増田一夫(東京大学)
廣瀬浩司(筑波大学)
身体の歴史的制度化
M・カルボーネ(ミラノ大学)
野生になるには多くの時間が必要だ
─メルロ= ポンティによるゴーギャン、ゴーギャンによるメルロ= ポンティ
松葉祥一(神戸市看護大学)
身体、コミュニオン、コミュニティ
J・ロゴザンスキー(ストラスブール大学)
キアスムと可逆性
11月23日(日) 知覚する身体の広がり
10:00-13:00 シンポジウム3「ケアする身体」
司会 嘉指信雄(神戸大学)
J・コール(ボーンマス大学)
変異した身体性─神経学的障害とメルロ= ポンティ
G・ワイス(ジョージ・ワシントン大学)
障害と加齢の「正常な異常性」─メルロ= ポンティとボーヴォワール
西村ユミ(大阪大学)
看護師の身体と経験の現象学
─永続的植物状態患者との相互作用を通したコミュニケーションの可能性
河野哲也(立教大学)
憑依(私における他者の身体化)と道徳性
15:00-18:00 シンポジウム4「拡張する身体」
司会 村田純一(東京大学)
S・ギャラガー(セントラルフロリダ大学、ハートフォードシャー大学)
間身体性と間主観性─メルロ=ポンティと「心の理論」説の批判
M・ツァキリス(ロンドン・ロイヤル・ホロウェイ大学)
身体性の神経現象学─行為者性と身体所有性の間の相互作用
岡田美智男(豊橋技術科学大学)
人間- ロボットの相互作用とコミュニケーションにおける身体性
長滝祥司(中京大学)
心、身体性、二人称の観点
参加無料
シンポジウム1、2 の使用言語はフランス語
シンポジウム3、4 の使用言語は英語
発表原稿(原語)もしくはレジュメの日本語訳を配布、ディスカッションは大意を通訳
【ポスター】⇒こちらからどうぞ
*************************
このHumanities Newsは随時更新を予定しています。
こちらのHumanities Newsに情報の掲載をご希望なさる方はUTCP事務局の中澤栄輔(Nakazawaeisuke@gmail.com)までご連絡くださいませ。