時の彩り(つれづれ、草) 042
2008.09.11
小林康夫
☆ みなさま、お久しぶりです。
夏のあいだにもブログを書くつもりでいて、そのタイトルも「夏のNota bene」(実は、これは20歳前後の頃に書いていたノオトのタイトルなのでしたが)と決めていたのに、8月になって、去年もほとんど夏休みという感覚がなかった、今年こそは、少し「ひきこもり」をして休むと同時に未消化だった多くのことをきちんと消化しなければ・・・
と自分に言い聞かせた途端に、多くの人はそう思わないでしょうけど、本来的には「ひとみしり」で「ひとりぼんやり型」であるわたしは、その本来性をしっかり取り戻してしまったようで、もちろんいくつか仕事(キーワード的には、小謡、肖像画、階層構造の科学、台所、資本[ポストーン先生のレクチャーへのコメント]、花の美学(仏語)、佛教と脱構築、魔笛、脳の可塑性、「学ぶことの根拠」等々)をしていなかったわけではないのでほんとうの「休暇」というニュアンスではなかったけれど、久しぶりに少しだけゆっくりしました。
しかし今日も最後の蝉はないているけれど、あたりは一面秋の気配。UTCPも今週からは通常モードというわけで、わたし自身も復帰します。みなさま、またどうぞよろしく。